PCゲームを手軽に始めるならゲーミングノートがおすすめ
一からデスクトップでPCゲームを始めようとすると、パソコン本体だけでなくゲームに適した液晶ディスプレイやキーボードなども必要となり、コストがかかってしまいます。
手軽に一式揃えるなら、すべてがまとまったゲーミングノートPCがおすすめ。プレイ画面が大きい方がいい場合は、HDMI端子などからテレビなどに接続することも可能です。
とはいえゲーミングノートでも、高性能CPUに最新ビデオカード搭載で…というように絞り込んでいくと、すぐに20万円を超えてしまいます。そんななかで、PCゲーム入門に特にお買い得といえるのが「ROG STRIX GL503GE SCAR Edition」です。
CPUのベンチマーク結果がかなり優秀
ASUS
ROG STRIX GL503GE SCAR Edition
実勢価格:16万4780円
OS:Windows 10 Home
サイズ:W384×H24×D262mm
重量:約2.6kg
バッテリー駆動時間:約4.5時間
無線LAN:IEEE802.11a/b/g/n/ac
タッチパネル:非搭載
光学ドライブ:非搭載
Core i7-8750Hを搭載しており、処理能力に妥協なし。GeForce GTX 1050 Tiはゲーム用ビデオカードしては入門クラスです。一方、SSDは128GBと控えめで、その分を補うため1TBのHDDを搭載しています。
総合的に優秀な性能。ベンチマークソフト「CrystalMark」では448498のハイスコアをマークしました。
以下では細かいデザインをみていきます。
キーボードは英語配列ですが完成度は高い!
フルサイズキーボードなので入力しやすく、滑らかなキートップで柔らかいタッチが印象的。長時間利用でも手が疲れにくいのはゲーミングPCとしては好ポイントです。ただし、キーが英語配列なので慣れるまで多少時間が必要になります。
カラフルに光るLEDイルミネートキーボードを採用。4つのゾーンに分けて色設定できるのが特徴です。ストロークもしっかりあり、キーの手応えが弱めで長時間使用でも疲れにくいです。
キーボード上部には4つの特殊キーが配置されています。左から順に音量(大・小)、マイクミュート、オーバークロック機能などを制御する「ROG Gaming Center」となっており、ゲームプレイ中に誤押しないよう配慮されています。
ディスプレイとスピーカーは十分使えます
15.6型ディスプレイで解像度は1920×1080と一般的な性能。輝度は高くて正面から見る分には十分綺麗です。また、ディスプレイの下には1.5W×2のステレオスピーカーが配置されており、内蔵スピーカーながら広がりのある音を楽しめます。
ディスプレイの輝度が高く、発色は良好。視野角は狭いのでディスプレイの傾け方には注意が必要です。
スピーカーはディスプレイ下部にあります。スマートアンプテクノロジーを搭載し、音量は最大200%まで、重低音は3倍まで引き上げ可能で、迫力あるサウンドが楽しめます。
バッテリーはもちませんが拡張ポートはたくさんあります
バッテリー駆動時間は4時間未満で、本体も2.6kgとずっしり重いので持ち運んで使うのには向いていません。一方、拡張ポートは豊富。フルサイズUSBが4つあるうえ、便利なUSB Type-Cも装備しています。Mini DisplayPortで映像出力できるほか、SDカードスロットやHDMI映像出力端子もあり、据え置き用マシンとして十分通用します。
映像出力ポートはMini DisplayPortとHDMIの2つを搭載。USBポートは2.0が1つ、3.0が3つ、3.1 Type-Cが1つで拡張性に不足は感じません。
バッテリーはフル充電しても4時間もちませんでした。
天板やキーボード面のカーボンデザインなど、細かいこだわりも見られました。MiniDisplayPortやUSB Type-Cを搭載するなど拡張性も高く、据え置きパソコンとしても十分に使えます。ゲームをしない場合でも、動画編集など重い作業を行う場合におすすめです。
ハイスペックなのに16万円台という価格は入門用ゲーミングPCとして最適と言えるでしょう。