“ズボラ漫画家”川村ナヲコがラクラク掃除術を実践しました!
掃除のプロが教えてくれる様々な工夫術は、一見簡単そうに見えますが「それができるのは結局マメな人だけでしょ?」とつい穿った目で見てしまいます。本当にズボラな人でも、簡単にできる掃除のワザなんてあるんでしょうか?
そこで"ズボラ漫画家"川村ナヲコが、キッチン・リビングをラクに掃除できるという5つのワザを実際に試してみました!
油汚れはすぐ拭けば落ちる?ちょっと擦っただけでピカピカに!
最初に試したのは、コンロのそばにキッチンペーパーを常備しておいて、汚れたら即ふき取るというワザ。
放っておくとギトギトになるやっかいな油汚れでも、固まる前にサッと拭いてしまえば簡単にキレイになるらしいのですが、本当に洗剤なしでキレイになるのでしょうか?
コンロ反対側にキッチンペーパーを置いて「汚れたら即拭く」を実践。調理中でも、後ろを向けば手間なく片手でペーパーが取れます。
慣れないと調理と並行しながら汚れの拭き取りもするのは、ちょっと難しい…。けれど、すごくキレイになって、効果はバツグンでした! これから続けていけば、もっと簡単にできるようになれそうです。
肝心の汚れ落ち具合はというと、ご覧の通り。布巾がボロボロになるほど擦っても落ちなかった油汚れが、ちょっと擦るだけでピッカピカになりました!
同じ泡で食器もシンクも洗ってOK?1度の流れで済むからラク
続いては、食器を洗ったスポンジの泡でシンクも洗うというラクワザ。1つの流れで食器洗いからシンク掃除も済んでしまう、というのですが、肝心のシンクはキレイにできるんでしょうか?
掃除をサボって汚れが溜まっていたシンクを洗ったスポンジをまた食器洗いに使うのは抵抗があったので、2回目からは新しいスポンジに替えて洗いました。
食器洗いからそのままシンクも洗えるのはとってもラク! 一度シンクを清潔に洗ってしまえば、その後も問題なく続けられそうです。
シンクを泡だらけにしたら、すぐ流すと効き目が弱そうだったので少し放置してから流しました。その結果、驚くほどピッカピカになって感動!
洗剤もスポンジも食器用と同じでOK。新しくシンク用の特別なものを用意しなくていいというのが嬉しいです。
ハンディ各所置きでホコリなし?座ったままでもラクラクキレイに!
3つ目からは場所を変えて、リビングの掃除術です。
掃除の天敵であるホコリ取りは、数ヵ所にハンディモップを置き、気が付いたときにサッとひと撫ですると良いそう。
そうは言っても、ズボラな人は、そんなにハンディモップがあっても使わないのでは…?
これまでは、ハンディモップを持って家中をウロウロと歩き回って掃除していましたが、手の届く所にあれば、座りながらでも掃除できちゃうんですね!
特に便利だったのが、伸びるタイプのクイックルワイパー。高い所の掃除も脚立を出さずにラクラクできちゃいます。
気にはなっていたけれど、数年間見て見ぬふりをし続けていたエアコン上には、こんなにホコリがビッシリ!
コードをまとめて掃除がラクに?思った以上にストレスが減った!
スマホや携帯電話を充電したあとのコードは、だら~んと床に落ちてしまいますよね。コンセント近くにフックを付けてコードをまとめると、掃除のときにどかす手間が省けるそう。
コードなんて大して邪魔じゃないような気がしますが、フックを付けただけでそんなに変わるんでしょうか?
長年、充電コードが床にゴチャゴチャしているのは当たり前のものだと思っていました。が、コードをフックにかけるだけで、こんなに掃除がラクになるなんて!
掃除していないときの見た目もスッキリして、フックの効果は予想以上でした。
床にゴチャゴチャと散らばるコード。以前はこのまま無理矢理コードを押しのけて掃除していましたが…
フックにかけただけで見た目もスッキリ! ちょっとした工夫で、掃除のストレスがかなり軽減されました。
玄関掃除はゴミの日だけ?自立するから砂も入れやすい
玄関掃除って、小さな袋にゴミや砂を入れようとすると周りこぼれてしまうから、つい面倒になってサボリがちです。
玄関掃除はゴミの日だけにして、直接大きな袋に入れればラクらしいのですが、大きい袋って扱いが難しそうだし、却って面倒なのでは…?
大きな袋にゴミを入れるのは、思っていたよりとってもラクでした! 週2回、燃えるゴミの日だけ掃除をするという頻度もちょうど良いです。
家の中のゴミをまとめて玄関に出しておけば、袋がしっかり立って玄関のゴミも入れやすいし、そのまま収集所に持っていけます。
どのワザも、本当に簡単にできるものばかりでした! 家をキレイに保つためには、ズボラこそ面倒を減らす工夫が大事ですね。みなさんもぜひ、試してみてください!