パソコン【いきなり結論】タイプ別キーボードのベストバイまとめ

「とにかくキーボードのおすすめを知りたい!」という人のために、いきなりベストバイを紹介します。

一般的なキーボードはもちろん、「ロープロファイルのメカニカルキーボード」は、本格的なキーボード初心者向け。「ゲーミングキーボード」は、本気でPCゲームをやりたいという人向け。また、より本格的な製品が欲しい人に向けた「高級キーボード」も紹介します。

A+評価【一般的なキーボード】東プレ「REALFORCE R3」

※スペーサー使用で3/2.2/1.5/0.8mmに変更可能

379mm
奥行
39mm
高さ
163mm
重量
1.3kg
キーサイズ
12mm(上部)18mm(底部)
キーピッチ
19mm
キーストローク
4mm
キー配列
日本語91キー
仕様
静電容量無接点
接続
Bluetooth/USB有線
型番
R3HC11

A+評価【メカニカルキーボード】Lofree「Flow Lite 84」

316.8mm
重量
550g
キー配列
US
軸種
Specter Low-profile POM
接続
有線ケーブル、USBレシーバー 、Bluetooth
マルチペアリング
最大3台
型番
OE921

A+評価【ゲーミングキーボード】SteelSeries「Apex 3 TKL」

364mm
奥行
150mm
高さ
40mm
重量
655g(実測値)
軸種
独自軸
キー配列
日本語
型番
APEX 3 TKL JP WHITE

A評価【高級キーボード】PFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」

294mm
奥行
120mm
高さ
40mm(キートップ上面まで)
重量
550g(電池含まず)
配列
JIS(USあり)
キー数
60%
キースイッチ
静電容量無接点
-
押下圧
45g
ストローク
3.8mm
キーピッチ
19.05mm
キー形状
シリンドリカルステップスカルプチャー
キースイッチ交換
-
キー印刷
昇華
型番
PD-KB820WS

A+評価【磁気式スイッチキーボード】VXE「ATK68(L版)」

313mm(実測値)
奥行
103mm(実測値)
高さ
37mm(実測値)
重量
897g(実測値)

パソコンキーボードの選び方

キーボードを選ぶ際は、「①使用用途」「②スイッチの種類」「③サイズと配列」「④機能」の4点を基準に考えましょう。特に打鍵感を左右する「スイッチ」は最も重要なポイントです。これらを一つずつ詳しく見ていきましょう。

選び方1:「使用用途」

選び方1:「使用用途」 キーボードおすすめ イメージ

そもそもキーボードは、使用用途によって選ぶべきジャンルは大きく変わります。

「仕事や普段使い」で使うなら、長時間使用でも疲れにくい快適性と、早打ちしても気にならない静音性を兼ね揃えた「メンブレン」方式や、軽い力で打てるメカニカルの「赤軸」「茶軸」がおすすめ。静電容量無接点方式も、疲れにくさから非常に人気があります。

「PCゲーム」で使うなら、勝利に直結する反応速度と、激しい操作に耐える高耐久性が求められます。反応速度の早いメカニカルキーボードの「赤軸」や最新の「磁気式スイッチ」(ラピッドトリガー機能付き)が最適。

「プログラミングや執筆」で選ぶなら指への負担が少なく、正確にタイピングし続けられる「柔らかな打鍵感」を重視しましょう。

長時間使用しても疲れにくい「静電容量無接点方式」が定番です。

選び方2:「スイッチの種類」

選び方2:「スイッチの種類」 キーボードおすすめ イメージ

そもそも「スイッチ」とは、キーの真下にある部品のこと。キーを押したときの感触(打鍵感)や音は、このスイッチの仕組みによって決まります。この種類は、主に4種類から分類されます。

  • メカニカル
    特徴:一つ一つのキーが独立したスイッチ(軸)になっており、カチカチとした確かな打鍵感が特徴的。この「軸」の種類によって、押し心地や音が大きく変わります。
    「青軸」はクリック感が特に強く、タイプ音が大きめ。「赤軸」は底まで抵抗なく推せる滑らかな感触が特徴。軽い押し心地で、静音性も高いです。「茶軸」は青軸と赤軸の中間で、ちょうどいいクリック感と静温性を両立します。
  • 静電容量無接点方式
    特徴: 物理的な接点がなく、静電気の変化で入力を検知する方式。極めて高い耐久性と、スコスコと表現される滑らかで心地よい打鍵感が魅力です。HHKBやRealforceといった高級キーボードに採用されています。プログラマーやライターなど、長時間タイピングをする人におすすめ。
  • メンブレン
    特徴: 多くの安価なキーボードに採用されている、シート状のスイッチ。ラバーカップによる静かでソフトな打鍵感が特徴で、オフィスでの使用にも向いています。
  • 磁気式スイッチ
    特徴: 磁力の変化でキーの押し込み量を検知する最新技術です。キーが反応する深さ(アクチュエーションポイント)を自由に設定したり、キーを少しでも離した瞬時に入力がオフになる「ラピッドトリガー」機能が搭載されていたりするのが強み。迅速な反応速度を求めるゲーマーの方におすすめです。

選び方3:「サイズ」と「配列」

選び方3:「サイズ」と「配列」 キーボードおすすめ イメージ

キーボードの「サイズ」と「配列」は作業効率に直結します。それぞれ紹介しましょう。

①サイズ

  • フルサイズ:右側に数字入力に便利なテンキーが付いた最も標準的なサイズ。経理など数字を扱う作業に最適です。
  • テンキーレス (TKL): フルサイズからテンキー部分をなくしたサイズ。省スペースでマウスを動かす範囲を広く取れるため、ゲーマーや一般ユーザーに人気です。
  • コンパクト(60%など):ファンクションキーや矢印キーなども省略し、極限まで小型化したサイズ。携帯性やデザイン性を重視する方に。

②配列

  • 日本語配列(JIS):「半角/全角」キーや「変換」キーがあり、Enterキーが大きいのが特徴。特にこだわりがなければこちらがおすすめ。
  • 英語配列(US):キー数が少なく記号の配置が合理的。見た目がスッキリしており、プログラマーに好まれる傾向があります。

選び方4:「便利機能」

選び方4:「便利機能」 キーボードおすすめ イメージ
  • Nキーロールオーバー
    機能: 複数のキーを同時に押しても、押されたキーすべてを正確に認識する機能。多くのキーを同時に使うゲームでは必須の機能です。
  • 静音性
    機能: スイッチ内部の構造や静音リングにより、タイピング音を抑えたモデル。オフィスや家族がいるリビングでの使用に重宝します。
  • バックライト
    機能: 暗い部屋でもキーを視認しやすくするライト。白く光るものから、色や光り方を自由に設定できるRGBライトまで様々です。
  • マルチペアリング
    機能:複数のデバイスを登録し、ボタン一つで接続先をスムーズに切り替えられる機能。PCとタブレットなど、複数の機器でキーボードを共有したい場合に非常に便利です。

ここからは、雑誌『家電批評』と『MONOQLO』が、ガジェットのプロとともに人気モデルを実際に集めてテストし、選び抜いたおすすめキーボードをタイプ別に紹介します。

自分に合ったキーボードのランキングをチェックしてみてください!

パソコン一般的なキーボードのおすすめモデル

まずは一般的なキーボードのおすすめランキングから。仕事や普段使いで選ぶ人は要チェックです。

A評価【コスパ1位】「ロジクール K270」

コスパと性能のバランスを高水準で両立

コスパを特に重視する人におすすめなのが、過去のテストでベストバイを獲得したこちら。

クセがないので誰でも安心して使えるおすすめの一台です。価格が安いと耐久性が心配ですが、耐水性と3年の保証があることから、K270は安かろう悪かろうの製品ではないことがわかります。

450mm
高さ
18mm
奥行
155mm
重量
470g
キースイッチ
メンブレン
キーレイアウト
日本語108
キーピッチ
19mm
キーストローク
3.2mm
対応OS
Windows、Chrome OS
接続形式
無線USB
電源
単四電地×2
型番
K270
型番
K270

A評価【1位】東プレ「REALFORCE R3」

※スペーサー使用で3/2.2/1.5/0.8mmに変更可能

打鍵感とキー配列が美点

キーボードのおすすめランキングでA+評価を獲得したのは東プレ「REALFORCE R3 R3HC11」です。本製品はハイエンドモデルのキーボートのベストバイに選ばれました。

打鍵感とキー配列で頭ひとつ抜けていたキーボードです。静電容量無接点方式で軽い打鍵感にハマります。

379mm
奥行
39mm
高さ
163mm
重量
1.3kg
キーサイズ
12mm(上部)18mm(底部)
キーピッチ
19mm
キーストローク
4mm
キー配列
日本語91キー
仕様
静電容量無接点
接続
Bluetooth/USB有線
型番
R3HC11

A+評価【1位】マイクロソフト「Designer Compact keyboard」

※Amazon・楽天のリンク先のカラーはマットブラックです。

軽くて使いやすいモデル

キーボードのおすすめランキングでA+評価したマイクロソフト(Microsoft)「Designer Compact Keyboard」。本製品はスタンダードモデルのキーボートのベストバイに選ばれました。

小さく、軽くて使い勝手は抜群。クセになるナチュラルな打鍵感がおすすめのキーボードです。

284.07mm
奥行
110.77mm
高さ
9.05mm
重量
288g(電池含む)
キーサイズ
16mm
キーピッチ
19mm
キーストローク
1.35mm
キー配列
日本語83キー
仕様
パンタグラフ
接続
Bluetooth(3台)
型番
21Y-00019

A評価【3位】PFU「Happy Hacking Keyboard Professional HYBRID Type-S」

人を選ぶがタイピング重視のすぐれた配列に感動

ベストの東プレ「REALFORCE R3 R3HC11」と同じく静電容量無接点方式で、心地よい打鍵感を体感できます。

評価を分けたのは、キー配列。ホットキーの入力しやすさを重視して[Control]を[A]の左に、[Fn]を右の[Shift]のさらに右に配置するなど独特です。

すべてのキートップが中央方向を向いて段差がついている「シリンドリカルステップスカルプチャ」型なのも好みが分かれます。

294mm
奥行
120mm
高さ
40mm(キートップ上面まで)
重量
550g(電池含まず)
キー配列
日本語69キー
配列
JIS(USあり)
キー数
60%
-
押下圧
45g
ストローク
3.8mm
キーピッチ
19.05mm
キー形状
シリンドリカルステップ スカルプチャー
キースイッチ交換
-
キー印刷
昇華
仕様
静電容量無接点
接続
Bluetooth(4台)/USB有線
型番
PD-KB820WS

以上、一般的なキーボードのおすすめモデルでした。詳細は下記の記事をご覧ください。

パソコンメカニカルキーボードのおすすめモデル

次はメカニカルキーボードのおすすめモデルを紹介。反応速度にこだわりたいゲーマーの方に特におすすめです。

A+評価【1位】Lofree「Flow Lite 84」

出先でも使いやすい静音性! すべての項目で高評価

ロープロファイルのメカニカルキーボードのおすすめランキングで1位となり、ベストバイに輝いたのはA+評価のLofree「Flow Lite 84」でした!

第一に静音性に優れる点が魅力。「トコトコ」という独特な打鍵音は静かなうえに心地よさも感じられ、オフィスや出先でも使いやすいです。

打鍵感はかなり軽く、反発力は弱め。テスター10名に実際に使ってもらったところ、好みははっきり別れましたが、いつも薄型のキーボードを使っているテスターは好印象を持つ傾向にありました。

その他の便利機能も揃っており、完成度が高いといえます。

ちなみに、同シリーズの日本語配列バージョンが、発売予定なのでそちらを選ぶのもありです!

キー配列:US

316.8mm
重量
550g
キー配列
US
軸種
Specter Low-profile POM
接続
有線ケーブル、USBレシーバー 、Bluetooth
マルチペアリング
最大3台
型番
OE921

A評価【2位】Keychron「Keychron K3 Max(K3M-A1)」

ロープロファイルのメカニカルキーボードのおすすめランキング2位は、A評価のKeychron(キークロン)「Keychron K3 Max(K3M-A1)」でした。

10名のテスターに最も人気だったのが本製品。押し心地や反発感が高評価でした。幅は比較した5製品中、最も短いです。厚みも22mmと薄く、持ち運びにもピッタリ。

キー配列:JIS(日本語)

306mm
重量
525g
キー配列
JIS(日本語)
軸種
赤軸
接続
有線ケーブル、USBレシーバー 、Bluetooth
マルチペアリング
最大3台

B評価【3位】Nuphy「Kick75(Low Profile/NuPhyIO/Red Nano Switch)」

  • NuphyKick75(Low Profile/NuPhyIO/Red Nano Switch)
  • 最安価格: ¥20,160

バランスに優れた打鍵感

ロープロファイルのメカニカルキーボードのおすすめランキング3位は、B評価のNuphy(ニューフィ)「Kick75(Low Profile/NuPhyIO/Red Nano Switch)」でした。

打鍵感は、押し心地の軽さと反発感のバランスがよく、テスターからは高評価でした。幅広で厚みがあり、重さは800g超え。どちらかというと据え置き向きといえます。

ホットスワップ対応かつ、一般的な高さのキーに変更もできる特殊構造です。

キー配列:US

330mm
重量
877g
キー配列
US
軸種
赤軸
接続
有線ケーブル、USBレシーバー 、Bluetooth
マルチペアリング
最大4台
型番
KICK75 LOW-PROFILE RED NANO

以上、メカニカルキーボードのおすすめモデルでした。詳細は下記の記事をご覧ください。

パソコンゲーミングキーボードのおすすめモデル

次はガチのゲーマー向けのゲーミングキーボードおすすめモデルを紹介。快適なタイピングを楽しめるので、タイピング速度が早くて手が痛む……という人にもおすすめできます。

A+評価【1位】SteelSeries「Apex 3 TKL」

音は静かで指はブレない。勝ちに近付くならコレ

ゲーミングキーボードのおすすめランキング第1位、ベストバイに選ばれたのは、A+評価のSteelSeries(スティールシリーズ)「Apex 3 TKL」。1万円を切るコスパ最強(検証時)のキーボードです。

打鍵感は、静音性に優れた独自軸を採用しており、滑らかでやわらかいキー入力が特長です。
さらに、キートップの視認性も高く、快適なタイピングをサポートします。

一方で、バックライトの変更には専用アプリを使用しますが、設定項目が細かく、慣れるまでにやや時間がかかるかもしれません。

それでも、使い勝手に大きな弱点はなく、初めての1台としてぴったりの製品です。

364mm
奥行
150mm
高さ
40mm
重量
655g(実測値)
軸種
独自軸
キー配列
日本語
型番
APEX 3 TKL JP WHITE

A評価【2位】Razer「Black Widow V3 Tenkeyless」

応答が早く誤入力しにくい。ゲーミング入門機に最適

ゲーミングキーボードのおすすめランキング第2位は、A評価のRazer(レイザー)「BlackWidow V3 Tenkeyless」です。

黄軸を採用し、1.2mmと短めのアクチュエーションポイントにより、素早い入力が可能なキーボードです。

やや大きめの80%サイズですが、自然なキー配列で使いやすく、方向キーが独立していて操作性にも優れています。

専用アプリでは、プロ仕様の高度なキー設定や、キー単位でのライティング調整など、多彩なカスタマイズが可能です。

ベーシックな構成ながら、初心者でも扱いやすい一台です。

362mm
奥行
155mm
高さ
41mm
重量
864g(実測値)
軸種
緑/黄
キー配列
日本語/US
型番
RZ03-03491400-R3J1-N

A評価【3位】エレコム「V custom VK300S」

キートップのアレンジに思わず目を奪われる

ゲーミングキーボードのおすすめランキング第3位は、A評価のエレコム(ELECOM)「V custom VK300S」です。

「ネオクラッチキーキャップ」と名付けられた独自のキートップは、列ごとに形状が異なるというこだわりの設計。

これにより、指がキーにしっかりフィットし、誤入力を防いでくれます。

テスト機に採用されていた銀軸はスピードリニアタイプ。アクチュエーションポイントは1.4mmで、浅すぎず、カチッとしたシャープな打鍵感が魅力です。

テストしたガジェットライターの武者良太さんも「高級なゲーミングキーボードを買うなら、選択肢に入れたいです」と好評価でした。

322.4mm
奥行
124.7mm
高さ
36.2mm
重量
694g(実測値)
軸種
銀/青/茶
キー配列
日本語
型番
TK-VK300SBK

以上、ゲーミングキーボードのおすすめモデルでした。詳細は下記の記事をご覧ください。

パソコン磁気式スイッチキーボードのおすすめモデル

次は、ゲーミングにピッタリな磁気式スイッチキーボードのおすすめモデルを紹介します。

A+評価【1位】VXE「ATK68(L版)」

繊細な操作ができて価格以上の使いやすさ

磁気式スイッチのゲーミングキーボードのおすすめランキング1位でベストバイは、A+評価のVXE「ATK68(L版)」。打鍵感のよさで他製品と差をつけ、見事ベストバイを獲得しました。

キースイッチの押下圧が28gと比較的軽めですが、キーを押し込んだときの反発が強めで少し重く感じるのが特徴です。

反応は優秀で、ラピッドトリガーとアクチュエーションポイントを設定した状態でプレイすると、細かい操作がより快適になります。

キーの押し込みを離すと指についてくるようにキーが戻るので、ゲーム中はキーから指が離れず、入力のオン・オフを素早くできました。

打鍵音はコトコトと軽めで甲高い音ではなく、少しこもった落ち着いた音で嫌悪感はありません。これは、フレームがアルミニウム製で、音の響きが他製品に比べて少ないからだと考えられます。

また、重量も897gと重めでゲーム中に本体がズレず安定感があり、誤操作することもありません!

2万円を切った価格(検証時)でこの使いやすさ。実はコスパの高い製品といえます。

313mm(実測値)
奥行
103mm(実測値)
高さ
37mm(実測値)
重量
897g(実測値)

A評価【2位】Wooting「Wooting 60HE」

すべらないキーキャップで的確にキーを押し込める!

磁気式スイッチのゲーミングキーボードのおすすめランキング2位は、A評価のWooting(ウーティング)「Wooting 60HE」。元祖磁気式キーボードです。

「操作実感」の評価が1位のVXE「ATK68(L版)」と同点と高く、総合2位を獲得しました。

少し粘り気のある沈み込むような押し心地が良好で、キーキャップもすべりづらく操作しやすいです。押し込みを離してもしっかり指についてきます。

一方で、キースイッチはぐらつき、連続で押していると指がズレてしまうことも……。また、打鍵音は低めで少しこもったように聞こえます。

とはいえ、重量感ある押し心地で細かい操作もでき、元祖磁気式キーボードは人気どおりの実力でした!

302mm
奥行
116mm
高さ
38mm
重量
627g
型番
Wooting

A評価【3位】DrunkDeer「DrunkDeer A75」

深く押し込む人におすすめできる

磁気式スイッチのゲーミングキーボードのおすすめランキング3位は、A評価のDrunkDeer(ドランクディア)「DrunkDeer A75」

打鍵音はこもらず高い音が鳴ります。キースイッチは少しぐらつくものの、気にならない程度。押し始めは少し重ためですが、少し押し込めばその後はなめらかに沈んでいきます。

残念なのは、アクチュエーションポイントの設定幅が0.2mmまでということです。

型番
A75

以上、磁気式スイッチキーボードのおすすめモデルでした。詳細はこちらの記事をご覧ください。

パソコン高級キーボードのおすすめモデル

最後に高級キーボードのおすすめモデルを紹介。妥協なきキーボード選びを実現するには、こちらから選びましょう。

A評価【1位】PFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」

浅めのストロークでかる~く入力。考えられたキー配置も使えば納得

高級キーボードのおすすめランキングで1位となり、ベストバイを獲得したのはA評価のPFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」でした。

日常的に高級キーボードを使っているユーザーだけでなく、薄型キーボード派からも打鍵感の評価が高かったPFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」

電極のない静電容量無接点のため、キーを軽く打っても深く打っても打ちやすいのが、理由のひとつでしょう。思いのままにタイピングができるため、疲れにくいといった声が多めです。

角度調整も3段階あり好みのポジションを取りやすいものの、60%のコンパクトサイズのため、手の大きい人はやや窮屈かもしれません。

特に、キーの配列はミニマルかつ個性的で慣れは必要ですが、ContorolやFnを多用する人にはハマります。

なお、PFUは国内メーカーのため、JIS配列・US配列ともに選べます。

294mm
奥行
120mm
高さ
40mm(キートップ上面まで)
重量
550g(電池含まず)
配列
JIS(USあり)
キー数
60%
キースイッチ
静電容量無接点
-
押下圧
45g
ストローク
3.8mm
キーピッチ
19.05mm
キー形状
シリンドリカルステップスカルプチャー
キースイッチ交換
-
キー印刷
昇華
型番
PD-KB820WS

A評価【2位】PFU「HHKB Studio」

※リンク先は英字配列のものとなります。

この打鍵感は唯一無二!静かさと疲れにくさで高評価

高級キーボードのおすすめランキング2位は、A評価のPFU「HHKB Studio」

第2位もPFUの「HHKB」です。PFU「HHKB Studio」はリニアタイプのメカニカルスイッチを採用し、しっとりとした打鍵感。

押下圧は1位のPFU「HHKB Professional HYBRID Type-S」と変わらず、疲れにくさの評価も高めです。

キーピッチや配置も同様ですが、PFU「HHKB Studio」はマウス代わりのスティックとジェスチャーパッドを備えており、よりコンパクトに操作を完結できます。

308mm
奥行
132mm
高さ
41mm(キートップ上面まで)
重量
830g(日本語配列・電池含まず)
配列
JIS(USあり)
キー数
60%
キースイッチ
メカニカル
リニア
押下圧
45g
ストローク
3.6mm
キーピッチ
19.05mm
キー形状
シリンドリカルステップスカルプチャー
キースイッチ交換
ホットスワップ対応
キー印刷
昇華

A評価【3位】Keychron「Q1 Max QMK」

小気味いいコトコト音に自然と指がノってくる

高級キーボードのおすすめランキング3位は、A評価のKeychron(キークロン)「Q1 Max QMK」

重いボディと軽いキー、短いストロークの組み合わせがコトコトと気持ちいい打鍵音とも相まって軽快なタイピングを演出します。

本体に厚みがあるため手は疲れやすいです。

327.5mm
奥行
145mm
重量
1724g
配列
US
キー数
75%
キースイッチ
メカニカル
茶軸(赤軸あり)
押下圧
45g(赤軸)
ストローク
2.0mm
キーピッチ
19.5mm(実測)
キー形状
ステップスカルプチャー
キースイッチ交換
ホットスワップ対応
キー印刷
非公表
型番
Q1M-P3

詳細は下記の高級キーボードのランキングをご覧ください。

パソコンコラム:キーボードの疑問を解決!

ここまで紹介してきましたが「キーボードをあえて買ったことがないから不安」という方も多いのでは。最後に、キーボードに関する疑問を解決します!

Q. メカニカルキーボードの「軸」の違いがよく分かりません。

A.主に「打鍵感(押し心地)」「音」が異なります。代表的な3種類の特徴は以下の通りです。

  • 青軸(クリッキー): 反発が強く、カチカチという打鍵音が大きめ。タイピングしている感覚をしっかり味わいたい方におすすめです。

  • 茶軸(タクタイル): コクッとした適度なクリック感がありながら、音は青軸より控えめ。仕事にもゲームにも使えるバランスの取れた万能タイプです。メカニカルらしいクリック感が楽しめます。

  • 赤軸(リニア): クリック感がなく、スッと滑らかにキーが下りていきます。キーが軽く静かなため、力を入れずに高速でタイピングしたい方やゲーマーに人気です。打鍵音が小さめなので、ビジネス用途にも向いています。

もし可能であれば、家電量販店などで実際に触れてみて、ご自身の好みを探してみてください。

Q.日本語配列(JIS)と英語配列(US)、どちらを選ぶべきですか?

どちらが絶対的に良いということはなく、用途や好みによって最適な配列は異なります。

  • 日本語配列(JIS): 「半角/全角」キーや「変換」キーがあり、日本語入力がしやすい点が最大のメリット。Enterキーも大きく、ほとんどの方が慣れ親しんでいるため、特別なこだわりがなければ日本語配列が安心です。

  • 英語配列(US): キーの数が少なく、記号の配置が合理的なため、見た目がスッキリしています。特にプログラミングをする方は、英語配列の方が作業効率が上がると言われています。ただし、日本語入力の切り替え操作などに慣れが必要です。

Q. 話題の「ラピッドトリガー」って、どんな機能ですか?

A. 主に最新の「磁気式スイッチ」キーボードに搭載されている、ゲームに特化した機能です。

通常のキーボードは、キーをある程度深く押し込むと「ON」になり、一定以上離すと「OFF」になります。一方、ラピッドトリガーはキーを押し始めた瞬間に「ON」になり、キーを離し始めた瞬間に「OFF」になります

これにより、キーの高速なオン/オフの繰り返しが可能になり、特にキャラクターの細かい動き(ストッピングなど)が重要なFPSゲームなどで絶大な効果を発揮します。

Q.iPadでもキーボードを使いたいんですが……

A.iPadの持ち運びと文字入力などの操作を容易にするカバー付キーボード(キーボード付きカバー)がおすすめです!

下記の記事でおすすめをまとめているので、ぜひご覧ください。

パソコンキーボードの売れ筋ランキングもチェック!

キーボードのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。