パソコントラックボールマウスにはどんなメリットがあるの?

トラックボールマウスにはどんなメリットがあるの? トラックボールマウスおすすめ イメージ

マウス本体は動かさず、ボールを回すことでカーソルを操作するのがトラックボールマウスです。存在は知っているものの、通常のマウスとは大きく形状が異なるので、使ってこなかったという人も多いかもしれません。

このトラックボールマウスは、パソコンの使用時間が長い人を中心に愛用者が多いことも事実です。一度慣れてしまえば手放せなくなる、とも言われる、トラックボールマウスのメリットをご紹介しましょう。

手首や腕の負担が軽減でき、腱鞘炎や肩こり対策に

手首や腕の負担が軽減でき、腱鞘炎や肩こり対策に トラックボールマウスおすすめ イメージ

トラックボールマウスは、本体側面、上面などについているボールを指で回してカーソルを操作します。マウス本体を動かす必要はありません。そのため、手首や腕の負担が軽減され、疲れにくくなります。腱鞘炎や肩こりに悩んでいる人にもおすすめです。

好みの操作を登録できるボタンが付いている製品も多く、ショートカットとして活用すれば作業の効率化にも役立ちます。

狭いスペースでも有効活用できる

トラックボールマウスは本体を動かさずに使うものなので、一般的なマウスのように上下左右のスペースは不要です。トラックボールマウスを設置できる場所さえあれば利用できます。そのため、机の上の限られたスペースをより有効に使うことができます。

パソコントラックボールマウスの種類や特徴は?

トラックボールマウスは、通常のマウスに比べて形状が多様です。ここでは、大きく分けてふたつあるタイプと、選び方のポイントなどについてご紹介します。

「親指タイプ」と「人差し指タイプ」の違い

「親指タイプ」と「人差し指タイプ」の違い トラックボールマウスおすすめ イメージ

トラックボールマウスには、親指でボールを操作するタイプ(左)と、人差し指(または中指)で操作するタイプ(右)があります。親指タイプは、通常のマウスと持ち方が比較的似ているため、初めて使う人でも慣れやすいのが特徴です。人差し指タイプは、大きめのボールが搭載されている製品が多く、精密な作業をする場合に向いています。

パソコンとの接続方式は大きく分けて3種類

トラックボールマウスの接続方法は、大きく分けて3種類あります。それぞれにメリットがあります。

Bluetooth接続

レシーバーやUSBケーブルが不要なので手軽に接続でき、消費電力も少なめです。利用はBluetooth機能の搭載機種に限られます。

2.4GHz接続

付属している専用のレシーバーを、パソコン側のUSB端子に挿して接続します。USB端子さえあれば利用可能なので、幅広い機種で利用できます。

有線接続

マウスとパソコンをUSBケーブルで接続して利用します。設置場所に制限がありますが、電波干渉や電池切れの心配がありません。

形状やホイール、設定ソフトも重要です

形状やホイール、設定ソフトも重要です トラックボールマウスおすすめ イメージ

製品ごとに細部の形状がかなり異なるため、できれば実際に手を置いて試してから選ぶのがベター。ホイールも、画面のスクロールなどで意外に多用するので、使い心地をチェックしておきたい部分です。

形状やホイール、設定ソフトも重要です トラックボールマウスおすすめ イメージ2

また、ボタンの役割を変える際に使用する設定ソフトの有無、使いやすさも重要です。

パソコントラックボールの比較方法は?

今回はAmazon、楽天市場、ヨドバシ.com、ビックカメラ.comで販売されている人気商品、売れ筋商品から11つの製品を厳選し、実際に使用してチェックしました。

検証項目

設定は簡単か?

  • 接続方式:接続方法の多様さで評価しました。ひとつしかない場合は、無線接続が可能なものを高評価としました
  • ボタン設定のしやすさ:任意が設定が可能で、設定が容易なものほど高評価としました
  • dpi設定の有無:マウスを動かした際にポインタが動く距離(dpi)が設定変更でき、さらに段階が多いものほど高評価としました

使い勝手はどうか?

  • ホイール機能:ボールやホイールの位置と回しやすさ、チルト機能の有無などを試して評価しました
  • ホールド感:本体の形状やフィット感、ホールドのしやすさで評価しました
  • 手への負担:使用時に手首や指、腕にかかる負担が軽いものほど高評価としました
  • ボタン数:総ボタン数と、カスタマイズ可能な数が多いものほど高評価としました

パソコン調査してわかった! おすすめトラックボールマウスはこちら

親指タイプなら機能性抜群のProtoArc「トラックボールマウスEM04 ‎(JP)」

親指タイプなら機能性抜群のProtoArc「トラックボールマウスEM04 ‎(JP)」 トラックボールマウスおすすめ イメージ

ProtoArc
トラックボールマウス ‎(JP)EM04
実税価格:4,280円

「トラックボールマウスEM04‎(JP)」は、ボールを親指で操作する、スタンダードなタイプのトラックボールマウスです。手のひらや指にぴったり沿うような形状で、長時間使っても疲れません。高さもちょうどよく、手首に負担がかかりにくい点が高評価でした。

dpiは、上部のボタンを押すたびに5段階で切り替わります。マウスの使用中でも簡単に切り替えができるので、作業内容に応じてカーソルの速度調整をしたいときに便利です。

親指タイプなら機能性抜群のProtoArc「トラックボールマウスEM04 ‎(JP)」 トラックボールマウスおすすめ イメージ2

dpi切り替え用のボタンは、押しやすい位置にあります。ホイールはゴム製で凹凸があり、滑りにくい形状になっています。

親指タイプなら機能性抜群のProtoArc「トラックボールマウスEM04 ‎(JP)」 トラックボールマウスおすすめ イメージ3

Bluetooth搭載で、専用のレシーバーとUSBケーブルも付属しています。そのためBluetooth、2.4GHz、有線ケーブルから好みの方法を選んで接続できるのも利点です。

人差し指タイプならELECOM「無線 トラックボール(人差し指操作タイプ)M-DT2DRBK」

人差し指タイプならELECOM「無線 トラックボール(人差し指操作タイプ)M-DT2DRBK」 トラックボールマウスおすすめ イメージ

ELECOM
無線 トラックボール(人差し指操作タイプ)M-DT2DRBK
実税価格:6,000円

人差し指で操作するタイプは、ELECOMの「M-DT2DRBK」がおすすめです。

トラックボールマウスとしてはやや小さめの製品で、軽く握っただけですべてのボタンに指が届きます。そのため、手が小さい人でも使いやすい形状です。

人差し指タイプならELECOM「無線 トラックボール(人差し指操作タイプ)M-DT2DRBK」 トラックボールマウスおすすめ イメージ2

ホイールは側面にあり、小さめですが回しやすい形状です。ホイールクリック、チルト機能もあります。

パソコン【親指タイプ】トラックボールマウスのおすすめは?

【親指タイプ】トラックボールマウスのおすすめ比較表

プロと一緒に実際に使ってみた、トラックボールのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。

ランキングは項目名で並び替えられます
商品
A評価
ProtoArcトラックボールマウス ‎(JP)EM04
トラックボールマウスおすすめ ProtoArc トラックボールマウス ‎(JP)EM04 イメージ
3.71
4.00 1.00 5.00 3.50 4.50 5.00 3.00
A評価
ロジクールMX ERGO S アドバンス ワイヤレス トラックボール
トラックボールマウスおすすめ ロジクール MX ERGO S アドバンス ワイヤレス トラックボール イメージ
3.64
4.00 3.00 3.50 4.00 3.50 4.50 3.00
A評価
エレコムワイヤレスマウス トラックボール M-XT3DRBK
トラックボールマウスおすすめ エレコム ワイヤレスマウス トラックボール M-XT3DRBK イメージ
3.57
2.00 3.00 3.00 4.00 5.00 4.00 4.00
B評価
ケンジントンPro Fit Ergo TB450 トラックボール K72194JP
トラックボールマウスおすすめ ケンジントン Pro Fit Ergo TB450 トラックボール K72194JP イメージ
3.29
3.00 3.00 5.00 3.00 3.00 3.00 3.00
C評価
ロジクールERGO M575Sワイヤレス トラックボール
トラックボールマウスおすすめ ロジクール ERGO M575Sワイヤレス トラックボール イメージ
2.93
3.00 1.00 1.00 3.00 4.50 5.00 3.00
C評価
エレコム2.4GHz無線トラックボール”IST”5ボタン ベアリングモデル
トラックボールマウスおすすめ エレコム 2.4GHz無線トラックボール”IST”5ボタン ベアリングモデル イメージ
2.79
2.00 1.00 1.00 3.50 4.50 4.50 3.00
C評価
ナカバヤシ小型Bluetooth静音5ボタンレーザー式親指トラックボール/ブラック MUS-TBLF225BK
トラックボールマウスおすすめ ナカバヤシ 小型Bluetooth静音5ボタンレーザー式親指トラックボール/ブラック MUS-TBLF225BK イメージ
2.43
2.00 3.00 2.00 3.00 2.00 2.00 3.00

A評価【1位】ProtoArc「トラックボールマウスEM04‎(JP)」

  • ProtoArcトラックボールマウス ‎(JP)EM04
  • 実勢価格: ¥3,380

総合評価: 3.71

 
接続方式
 4.00
ボタン設定
 1.00
dpiの設定
 5.00
ホイール機能
 3.50
ホールド感
 4.50
手への負担
 5.00
ボタン数
 3.00

機能性が総じて高く価格も安め

トラックボールマウスのおすすめ1位は、ProtoArc「トラックボールマウスEM04‎(JP)」。手のひらになじむ形状で、dpi切り替え可能、3タイプから選べる接続方法と、機能性に優れています。

価格も約4,000円(検証時価格)で、ほかの製品と比較してもお手頃。はじめてトラックボールマウスを使う、という人にもぴったりです。

おすすめポイント
  1. 手によくなじんで疲れにくい
  2. 価格が手頃でトラックボールマウス初心者にもおすすめ
  3. 好みの接続方法を選べる
がっかりポイント
  1. ボタン設定ができない
100.5mm
奥行
136.8mm
高さ
52.3mm
重量
119g
ボタン数
6
接続方式
Bluetooth、USB無線(レシーバー付属)
電源
充電式
感度
200/400/800/1200/1600dpi(切り替え可能)
型番
‎‎(JP)EM04

※接続方式:Bluetooth、2.4GHz、有線 ボタン数:5ボタン

フィット感がよくクリックも快適

フィット感がよくクリックも快適 トラックボールマウスおすすめ イメージ

人間工学に基づいた、手になじむ形状。左、右ボタンは静音性が高く、クリック音が気にならないため作業に集中できます。

A評価【2位】logicool「MX ERGO S アドバンス ワイヤレス トラックボール」

  • ロジクールMX ERGO S アドバンス ワイヤレス トラックボール
  • 実勢価格: ¥17,800

総合評価: 3.64

 
接続方式
 4.00
ボタン設定
 3.00
dpiの設定
 3.50
ホイール機能
 4.00
ホールド感
 3.50
手への負担
 4.50
ボタン数
 3.00

価格に見合った性能で安心して使える

トラックボールマウスのおすすめ2位は、Logicool「MX ERGO S アドバンス ワイヤレス トラックボール」。設定可能なボタンやdpi、ホイールをはじめとした使用感など、全体的に点数が高かった優秀な製品です。

価格は約17,000円で、他製品の1.5倍から3倍となっています。この価格が性能にもしっかり反映された、安心して購入できる製品といえます。

おすすめポイント
  1. 全体的に評価が高い
  2. 底面の角度を変えて傾き調整が可能
  3. ストレスなく使えるホイール
99.8mm
奥行
51.4mm
高さ
132.5mm
重量
164g~259g(プレートあり)
ボタン数
8(左/右-クリック、戻る/進む、スクロールホイール + 右/左ティルトとミドルクリック、プレシジョンモード、Easy-Switch)
接続方式
無線
電源
充電式(USB-C)
感度
512~2048 dpi(最大〜最小)
型番
MXTB2

※接続方式:Bluetooth、2.4GHz、有線 ボタン数:8ボタン

底面の角度を変更して使いやすい状態に

底面の角度を変更して使いやすい状態に トラックボールマウスおすすめ イメージ

底面は角度を変更できる形状となっており、自分が使いやすい角度に合わせることで、手にかかる負担をさらに軽減できます。小指があたる部分には窪みがついているので、安定してホールドできます。

A評価【3位】ELECOM「無線 トラックボール(親指操作タイプ)M-XT3DRBK-G」

  • エレコムワイヤレスマウス トラックボール M-XT3DRBK
  • 実勢価格: ¥3,499

総合評価: 3.57

 
接続方式
 2.00
ボタン設定
 3.00
dpiの設定
 3.00
ホイール機能
 4.00
ホールド感
 5.00
手への負担
 4.00
ボタン数
 4.00

コスパの高いトラックボールマウス

トラックボールマウスのおすすめ3位はELECOM「無線 トラックボール(親指操作タイプ)M-XT3DRBK-G」。小ぶりな製品で、ボールサイズも25mmと小さめですが、反応がよく操作性も高評価です。購入しやすい価格も魅力です。

おすすめポイント
  1. 手にぴったりと合うホールド感
  2. ホイールが大きめで回しやすい
がっかりポイント
  1. クリック音がやや大きい
  2. 接続はUSBレシーバのみに対応
94.7mm
奥行
124.4mm
高さ
47.9mm
重量
128g(約、電池含まず)
ボタン数
6(ホイールボタン含む)
電源
単三乾電池×1
感度
750/1500 (切り替え可能)
型番
M-XT3DRBK

※接続方式:2.4GHz ボタン数:6ボタン

小さくても使い心地は抜群

小さくても使い心地は抜群 トラックボールマウスおすすめ イメージ

サイズが小さいので、包み込むように握って使うことになりますが、クリックもスクロールも快適。手首の設置面積が大きいので、安定感があります。

B評価【4位】Kensington「Pro Fit Ergo TB450 トラックボール K72194JP」

  • ケンジントンPro Fit Ergo TB450 トラックボール K72194JP
  • 実勢価格: ¥8,182

総合評価: 3.29

 
接続方式
 3.00
ボタン設定
 3.00
dpiの設定
 5.00
ホイール機能
 3.00
ホールド感
 3.00
手への負担
 3.00
ボタン数
 3.00

ポインタ速度の切り替えが容易

トラックボールマウスのおすすめ4位は、Kensington「Pro Fit Ergo TB450 トラックボール K72194JP」です。すべての評価項目が平均以上で、側面のボタンを押すごとにdpiの設定が切り替えられるのが便利。ポインタ速度をいつでも簡単に変更できます。ドライバ側でも、スピードを調整できます。

おすすめポイント
  1. dpi設定の変更をいつでも行なえる
  2. フィット感の高い独特な形状
がっかりポイント
  1. クリック音がやや大きめ
  2. 手が小さいと使いづらい
138.16mm
奥行
93.44mm
高さ
50.1mm
重量
130g
ボタン数
6(ホイール含む)
接続方式
無線
感度
400DPI、800DPI、1200DPI、1600DPI
型番
K72194JP

※接続方式:Bluetooth、2.4GHz ボタン数:5ボタン

独特な形状で製品サイズが大きめ

独特な形状で製品サイズが大きめ トラックボールマウスおすすめ イメージ

他ではあまり見ない、楕円のようなフォルムが手によくなじみます。ただ、かなり大きめのサイズなので、手が小さい方には使いづらいかもしれません。

C評価【5位】logicool「ロジクール ワイヤレスマウス トラックボール 無線 M575S」

  • ロジクールERGO M575Sワイヤレス トラックボール
  • 実勢価格: ¥5,590

総合評価: 2.93

 
接続方式
 3.00
ボタン設定
 1.00
dpiの設定
 1.00
ホイール機能
 3.00
ホールド感
 4.50
手への負担
 5.00
ボタン数
 3.00

長年愛用している人も多い代表的な製品

トラックボールマウスのおすすめ5位は、logicool「ワイヤレスマウス トラックボール 無線 M575S」。拡張性は低いですが、トラックボールマウスとしての利点はじゅうぶん活かすことができ、同型のモデルを使用する愛好家も多い製品です。

おすすめポイント
  1. もっともスタンダードな形状
  2. 手への負担がかかりにくい
  3. すべてのボタンが静かで押しやすい
がっかりポイント
  1. ボタン設定ができない
100mm(約)
奥行
48mm(約)
高さ
134mm(約)
重量
145g(約)
接続方式
Unifying、Bluetooth
ボタンの数
5
バッテリー持ち
単三電池1本で最長24カ月(Unifyingレシーバー使用時)
保証期間
1年間無償保証
感度
2000
型番
M575S

※接続方式:Bluetooth、2.4GHz ボタン数:5ボタン

よくフィットする形状と押しやすいボタン

よくフィットする形状と押しやすいボタン トラックボールマウスおすすめ イメージ

1位の製品と形状はほぼ同じで、ほどよい大きさとフィット感。ホイールには傾斜角度がついていて、指を自然な位置にして使用ができます。すべてのボタンが静音設計で、押しやすいのも特長です。

C評価【6位】ELECOM「2.4GHz無線トラックボール”IST”5ボタン ベアリングモデル」

  • エレコム2.4GHz無線トラックボール”IST”5ボタン ベアリングモデル
  • 実勢価格: ¥5,200

総合評価: 2.79

 
接続方式
 2.00
ボタン設定
 1.00
dpiの設定
 1.00
ホイール機能
 3.50
ホールド感
 4.50
手への負担
 4.50
ボタン数
 3.00

握りやすくラクな姿勢を維持しやすい

トラックボールマウスのおすすめ6位は、ELECOM「2.4GHz無線トラックボール”IST”5ボタン ベアリングモデル」。本体を握るだけで自然に指がボタンの上に配置され、使いやすさは良好です。

おすすめポイント
  1. 軽快に回せるボール
  2. しっかりとしたクリック感のあるボタン
がっかりポイント
  1. ボタン設定ができない
  2. ベアリング回転音が気になる
96mm
奥行
126mm
高さ
52mm
重量
148g(約、電池含まず)
ボタン数
5(ホイールボタン含む)
接続方式
無線
電源
単三乾電池×1
感度
500DPI
型番
M-IT11DRWH

※接続方式:2.4GHz ボタン数:5ボタン

ベアリング搭載で回しやすいボール

ベアリング搭載で回しやすいボール トラックボールマウスおすすめ イメージ

ボールが接触する部分にベアリングを搭載しており、滑らかに回すことができます。ただ、ベアリングの回転音は少し大きめです。

C評価【7位】ナカバヤシ「小型Bluetooth静音5ボタンレーザー式親指トラックボール/ブラック MUS-TBLF225BK」

  • ナカバヤシ小型Bluetooth静音5ボタンレーザー式親指トラックボール/ブラック MUS-TBLF225BK
  • 実勢価格: ¥5,700

総合評価: 2.43

 
接続方式
 2.00
ボタン設定
 3.00
dpiの設定
 2.00
ホイール機能
 3.00
ホールド感
 2.00
手への負担
 2.00
ボタン数
 3.00

小型でカラーバリエーションあり

トラックボールマウスのおすすめ7位は、ナカバヤシ「小型Bluetooth静音5ボタンレーザー式親指トラックボール/ブラック MUS-TBLF225BK」です。今回検証したなかでは本体が小さめで、重さも最軽量。さらにカラーバリエーションが4色あります。

おすすめポイント
  1. ホイールを含むすべてのボタンが静音設計
  2. 好みのカラーを選べる
がっかりポイント
  1. 小さめの製品なのでフィット感は低い
88mm
奥行
95mm
高さ
47mm
重量
106g(約、電池含まず)
ボタン数
5(4ボタン+ホイールボタン)
接続方式
無線
電源
単四電池×2
感度
600dpi(固定)/450-1200(自動) 切替式
型番
MUS-TBLF225BK

※接続方式:Bluetooth ボタン数:5ボタン

手の大きさによって使いやすさが異なる

手の大きさによって使いやすさが異なる トラックボールマウスおすすめ イメージ

本体は小さめですが、ボールサイズは大半の製品と同じ34mmなので、回しやすさに問題はありません。手で包み込むような握り方になり、手のひらの下部から手首にかけて接地します。手が大きいと、小さい本体に対してやや負担を感じるかもしれません。

パソコン【人差し指タイプ】トラックボールマウスのおすすめは?

親指タイプのトラックボールマウスに続いて、人差し指で操作するタイプのランキングも紹介します。

A評価【1位】ELECOM「無線 トラックボール(人差し指操作タイプ)M-DT2DRBK」

  • エレコム無線 トラックボール(人差し指操作タイプ)M-DT2DRBK
  • 実勢価格: ¥6,108

総合評価: 3.86

 
接続方式
 3.00
ボタン設定
 3.00
dpiの設定
 3.00
ホイール機能
 4.00
ホールド感
 5.00
手への負担
 4.00
ボタン数
 5.00

小型サイズだが人差し指なら扱いやすい

人差し指タイプのトラックボールマウスおすすめ1位は、ELECOM「無線 トラックボール(人差し指操作タイプ)M-DT2DRBK」。サイズは小さいのですが、手のひらや手首の接地面積が増えることから、安定して使用できます。各ボタンに指が届きやすく、回しやすいのもメリットです。

おすすめポイント
  1. ボタンの数が多くボタン設定も可能
  2. 小さめだが回しやすいホイール
  3. 使用時は安定感がある
94.7mm
奥行
124.4mm
高さ
47.9mm
重量
112g(約、電池含まず)
ボタン数
8(ホイールボタン含む)
接続方式
無線
電源
単三乾電池×1
感度
750/1500(切り替え可能)

※接続方式:Bluetooth、2.4GHz ボタン数:8ボタン

豊富なボタンを自由にカスタマイズ可能

豊富なボタンを自由にカスタマイズ可能 トラックボールマウスおすすめ イメージ

側面に3つ、上面に4つのボタンがあり、専用のソフトでボタン設定が行えます。

B評価【2位】Kensington「SlimBlade Pro トラックボール K72081JP」

  • ケンジントンSlimBlade Pro トラックボール K72081JP
  • 実勢価格: ¥15,273

総合評価: 3.43

 
接続方式
 5.00
ボタン設定
 3.50
dpiの設定
 5.00
ホイール機能
 2.00
ホールド感
 2.00
手への負担
 3.00
ボタン数
 3.50

自由なポジションで扱える

人差し指タイプのトラックボールマウスおすすめ2位は、Kensington「SlimBlade Pro トラックボール K72081JP」です。ボールサイズは最大クラスの55mmで、4つあるボタンもかなり大きいため、手や指を置くポジションの自由度が高いのが特長。中指でも問題なく利用でき、左利きの方にもおすすめです。

3タイプの接続方式、dpiの設定変更、ボタン同時押しによるコンボボタンなど、機能も豊富です。

おすすめポイント
  1. 接続方法が豊富
  2. すべてのボタンの設定変更が可能
  3. dpiの変更も簡単にできる
がっかりポイント
  1. コンボボタンの反応が鈍い
133mm
奥行
153mm
高さ
56mm
重量
285g
ボタン数
4
接続方式
無線
電源
充電式(USB-C)
感度
1600dpi
型番
K72081JP

※接続方式:Bluetooth、2.4GHz、有線 ボタン数:4ボタン

コンボボタンは便利だが反応がイマイチ

コンボボタンは便利だが反応がイマイチ トラックボールマウスおすすめ イメージ

専用ドライバで、4つあるボタンに任意の動作の設定が可能です。コンボボタン機能でさらに4つの動作を追加できますが、こちらは強めに押しても反応しづらく、使い勝手はあまり良くありません。

C評価【3位】Kensington「Expert Mouse Wireless Trackball  K72359JP」  

  • ケンジントンExpert Mouse Wireless Trackball エキスパートマウス ワイヤレストラックボール K72359JP
  • 実勢価格: ¥12,705

総合評価: 2.93

 
接続方式
 3.00
ボタン設定
 3.00
dpiの設定
 1.00
ホイール機能
 2.50
ホールド感
 4.00
手への負担
 4.00
ボタン数
 3.00

押しやすいボタンとホイール

人差し指タイプのトラックボールマウスおすすめ3位は、Kensington「Expert Mouse Wireless Trackball K72359JP」です。ボールを包み込むように手を置くので、四方にあるボタンが押しやすいのが特長。

55mmの大きなボールの周りにはホイールがあり、軽い力でもよく回ります。

おすすめポイント
  1. 長時間使っても疲れにくいボタンとボール
  2. 大きめで軽快に回せるホイール
  3. レストパーツで手首の負担が軽減
がっかりポイント
  1. クリック音はやや大きめ
130mm
奥行
157mm
高さ
65mm
重量
345g
ボタン数
4
接続方式
無線
電源
単三乾電池×2
感度
500dpi
型番
K72359JP

※接続方式:Bluetooth、2.4GHz ボタン数:4ボタン

着脱可能なレストパーツが付属

着脱可能なレストパーツが付属 トラックボールマウスおすすめ イメージ

手首用としてやわらかい素材のレストパーツが付属していて、接地する手首の負荷を和らげてくれます。サイズはかなり大きいので、全てのボタンを押すには意識して指を開く必要があります。

D評価【4位】Kensington「Orbit Track ball with Scroll Ring  K72500JP」

  • ケンジントンOrbit Track ball with Scroll Ring オービットトラックボールウィズスクロールリング K72500JP
  • 実勢価格: ¥5,579

総合評価: 1.36

 
接続方式
 1.00
ボタン設定
 1.00
dpiの設定
 1.00
ホイール機能
 2.00
ホールド感
 1.50
手への負担
 2.00
ボタン数
 1.00

手を置いた際の高さがやや気になる

人差し指タイプのトラックボールマウスおすすめ4位は、Kensington「Orbit Track ball with Scroll Ring K72500JP」です。こちらもボールの周りに大きなホイールがあり、中指などで簡単に回せます。

ただ、ボールの位置がかなり高いため、長時間使用すると違和感を感じました。

おすすめポイント
  1. 大きく回しやすいホイール
  2. 左利きでも使いやすい
がっかりポイント
  1. ボールの位置が高すぎてフィット感は低め
105mm
奥行
130mm
高さ
48mm
重量
168g
ボタン数
2
接続方式
有線USB
型番
K72500JP

※接続方式:有線 ボタン数:2ボタン

独特な形状で使いこなすには慣れが必要

独特な形状で使いこなすには慣れが必要 トラックボールマウスおすすめ イメージ

ボタンはふたつのみで、設定変更はできません。この製品もレストパーツが付属していますが、外れやすいのが難点です。

パソコントラックボールおすすめ まとめ

以上、トラックボールのおすすめ11選でした。

総合評価でトップを獲得したのは、ProtoArc「トラックボールマウスEM04 ‎(JP)」。次点はELECOMの「無線 トラックボール(人差し指操作タイプ)M-DT2DRBK」でした。いずれも価格は4000〜6000円程度で、そこまで高額なものを選ばなくてもトラックボールマウスの利点は十分に活かせます。

テスト中にも、製品によって本体の大きさはもちろん、ボールサイズ、ボタン数、手を置いた際のポジションなどが細かく異なることを実感しました。使用者の手の大きさによっても、使い勝手は変わってくるでしょう。自分に合ったものを使うことがもっとも重要です。

通常のマウスとはまったく違う操作方法ができる、トラックボールマウス。興味が出てきたら、この記事を参考にぜひ試してみてください。

パソコントラックボールマウスの売れ筋ランキングもチェック!

トラックボールのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。