このトラックボール3製品の玉 実は同じ規格で交換できるんです
使い慣れると手放せないほど便利な「トラックボール」。定番といえば、ロジクール「M570」(型番複数ありますが基本的には同じもの)がロングセラー製品です。2017年9月には7年ぶりにスピード調整機能のある新型トラックボール「MX ERGO」も発売されました。
同じようにエレコムからも「M‐XT3DRBK」というトラックボールが販売されていますが、実はこの3機種のトラックボールの玉は34mmと同じ規格で互換性があるって知ってました?
ロジクール
ワイヤレストラックボール SW-M570
実勢価格:4980円
ロジクール
ワイヤレストラックボール MX ERGO
実勢価格:1万1386円
エレコム
ワイヤレスマウス トラックボール
M-XT3DRBK
実勢価格:3030円
中でもエレコムトラックボールの純正品は玉が若干軽く、玉の引っ掛かりが指摘されています。操作性があまりよくないことをよく指摘されているため、気になる場合は交換を推奨します。
エレコム
M-XT3DRBK 標準ボール
タイプ:スピード型
重量:24.8g
滑り:★★★☆☆
操作性:★★☆☆☆
デザイン:★★☆☆☆
玉を交換し操作を改善! 人気製品をテスト
ロジクールのM570、同じくロジクールのMX ERGO、そしてエレコムのM-XT3DRBK。この3製品は本体を替えずとも同じ34mm規格の玉に交換するだけで操作性を改善できます。交換するならどういったタイプの玉がいいかを検証しました。評価項目はこちらです。
[ポイント①:滑り]
ボールが滑らに動くかをチェックします。
[ポイント②:操作性]
カーソルがボールの動きにきちんと追従するかをチェックします。ボールの模様とセンサーとの相性が関係します。
[ポイント③:デザイン]
色・艶などのデザインも使い心地に重要です。
操作性はもちろん、好きなカラーで選ぶのもよし。
抜群の滑りやすさで 広い大きめディスプレイに最適
光沢があるワインカラーで色味がいいのがぺリックスの光沢仕上げ 艶出し加工。他の玉に比べて抜群の滑りやすさを誇るため、操作範囲の広いデュアルディスプレイでの作業に最適な一玉です。
物によってはぬめりが強く、レビューなどでは洗浄が推奨されています。スピード調整機能のある「MX ERGO」を使っている場合は相性が良いでしょう。
ぺリックス
光沢仕上げ 艶出し加工(ワインレッド)
実勢価格:999円
タイプ:スピード型
重量:25.5g
滑り:★★★★☆
操作性:★★★☆☆
デザイン:★★★★★
緑色も用意されています
ぺリックス
光沢仕上げ 艶出し加工(常磐色)
実勢価格:999円
タイプ:スピード型
重量:25.5g
操作しやすいため細かい作業向き 初心者でも忠実に動きます
玉の摩擦が強く、くるくると無駄に回転しないのがぺリックスのマット仕上げ 艶消し加工 。コントロールしやすいので安物のトラックボールでも相性がよかったりします。
かなり滑らかに動かすことができるため、細かい動きをするのに最適。玉にかかる摩擦が大きいため、指に忠実に動いてくれて、トラックボール初心者が感覚をつかむのにもおすすめです。
実用的ではあるものの色味はややくすんでいて、同じペリックスの光沢仕上げ 艶出し加工のようなかっこよさがないのが玉にキズ……。
ぺリックス
マット仕上げ 艶消し加工
実勢価格:999円
タイプ:コントロール型
重量:25.8g
滑り:★☆☆☆☆
操作性:★★★★★
デザイン:★★☆☆☆
最近操作性が悪いな…と思ったら、ボールの交換を試すと使いやすさがさらにアップするかもしれません。価格もお値頃で定番のぺリックスから選ぶといいでしょう。
以上、ランキングでした。
エレコムから純正の 交換用ボールも登場
エレコム
トラックボール用交換ボール 34mm レッド M-B1RD
実勢価格:1286円
2019年、エレコムから純正で交換用のボールも発売されました。
エレコム
ワイヤレストラックボール(親指操作タイプ) M-XT3DRBK
トラックボール用交換ボール M-B1RD セット
実勢価格:4316円
Amazonでは本体と交換用セットの商品も販売されています。