一大ブームを起こしたヘルシオが再び「スゴい」と話題に…!?
2004年に発売されたシャープのウォーターオーブン「ヘルシオ」。過熱水蒸気で加熱することで減塩・減油調理が可能になるというヘルシー志向の機能が受け、一大ブームを巻き起こしました。
以降、ヘルシオは何度かバージョンアップを重ねていますが、初代のインパクトを超えるところまではいきませんでした。
でも「AX-XW500(2018年6月発売)」の登場により、やや状況に変化が……。
シャープ
ヘルシオ AX-XW500
実勢価格:8万8673円
外形寸法:W490×D430×H420mm
庫内有効寸法:W395×D305×H240mm
総庫内容量:30L(2段調理)
重量:約25kg
定格消費電力:レンジ 1460W、オーブン 1410W、グリル 1410W
レンジ出力:1000W、600W、500W、200W 相当
コチラがヘルシオ「AX-XW500」。ネットのレビューでは「スマートスピーカーに話しかけると献立の相談ができる!」「あぶり豊潤焼き機能でステーキがマジ美味しい」と絶賛の嵐。
食や家電のプロも「以前のモデルより使いやすくなっている」と評価しているようです。
……でもいくらネット上で絶賛されていても、ヘルシオって気軽に購入するような製品ではないですよね。
そこで編集部では「AX-XW500は何がそんなにスゴイのか?」「9万円ほど出して買う価値があるのか?」徹底的に検証。
その結果を全5回の連載でお送りします!
早速、検証結果を……と言いたいところですが、連載第1回ではヘルシオの主な特徴をご紹介したいと思います。
そもそもヘルシオってどんな製品なの…?
冒頭でもご紹介しましたが、シャープの「ヘルシオ」は過熱水蒸気を使って調理するウォーターオーブンです。シャープではこれを「水で焼く」と表現しています。
[蒸気で調理するメリット]
・余計な油、塩分が落ちる
・栄養素をしっかりキープ
・ふっくらジューシーに仕上がる
ヘルシオの由来は「ヘルシー」と「減る塩」らしいです。
300度以上に加熱された水蒸気によてって食材表面の余計な油分と塩分を流され、料理がヘルシーに仕上がるんだとか。
ちなみに、水蒸気調理だと「揚げ物とかベタつくんじゃ?」と思われるかもしれませんが、食材の表面温度は100度以上になるので、水分が蒸発してベタつくことはありません。
[クラウドサービスが充実]
2016年以降に発売されたモデル(AX-XW300、AX-AW400、AX-XW400、AX-AW500、AX-XW500)は無線LAN対応で「COCORO KITCHEN」というクラウドサービスが利用できます。
「COCORO KITCHEN」のスマホアプリを使えば、いつでもどこでもレシピの検索が可能。気に入ったレシピがあったら外出先からでもヘルシオに送信でき、加熱設定などが簡単にできます。
また、アプリ上でお買い物リストの作成もできるので、買い物から調理までトータルに活躍します。
Sharp Corporation
おすすめ料理レシピが毎日届く!
COCORO KITCHEN
価格:無料
対応OS:iOS、Android
[おはなし機能搭載]
上記のモデルには「おはなし」機能も搭載。音声操作で加熱時間の設定ができます。
AI(人工知能)が搭載されているので、搭載操作方法やメニュー選びに迷ったとき、ヘルシオに話しかけると適切なアドバイスが返ってきます。
ちなみにAIが調理履歴や家族の好みなどを分析・学習して、使うほどにピッタリのメニューを提案してくれるようになります。
[複数メニューを同時温め]
「まかせて調理」を使えば、メインと付け合わせなど違う種類の料理を同時に調理できます。食材の量や調理に適切な温度が違っていても、加熱水蒸気でそれぞれに合わせた加熱をしてくれるんです。
お弁当用のおかずを角皿に全部並べてメニューの中から「お弁当用おかず」を選択するだけで、それぞれの食材を一気に温めてくれます。
食材ごとに何度も調理をせずに済み、サッとお弁当の支度ができるのはうれしいですね!
食材ごとに何度も調理をせずに済み、サッとご飯やお弁当の支度ができるのはうれしいですね!
ヘルシオは"買い"なのか?次回から検証結果をご紹介!
以上、「ヘルシオの真実」連載1回目は主な特徴のご紹介でした。次回からいよいよ、編集部が徹底的に検証した「AX-XW500」のリアルな使い勝手や実力の発表に移りたいと思います。お楽しみに!