AV機器家電批評が検証テストした最高のアナログ機器の選び方を紹介!

家電批評が検証テストした最高のアナログ機器の選び方を紹介! レコードセットおすすめ イメージ

『家電批評』特別編集のムック『アナログオーディオがまるごとわかる本』は、これまで雑誌『家電批評』でオーディオのプロとともに検証テストしたアナログオーディオ機器の中から、実際に試してわかった、本当におすすめできる商品だけを紹介しています。

AV機器レコードを極上の音で聴く最高に贅沢な趣味の時間

かつて聴いていた「レコード世代」の人はもちろん、若い世代の人にも人気のアナログレコード。

しかし、レコードを持っていてもプレーヤーがない人や、昔のものをメンテナンスせずにそのまま使い続けていたり、再生するのがやっとの簡易的なものしかないという人も多いのではないでしょうか。

レコードプレーヤーにアンプやスピーカーとあまりにも広い選択肢があり、どれを選びどう組み合わせるのが正解なのかわからないのがアナログオーディオの難しさであり、楽しさであるともいえます。

そこで今回は、オーディオのプロがおすすめしたいアイテムを予算別にセットで紹介する「予算約40万円でプロが提案するおすすめのレコードセット」を取り上げます!

レコードを極上の音で聴く最高に贅沢な趣味の時間 レコードセットおすすめ イメージ

AV機器プロが提案するおすすめのレコードセット【予算約40万円編】

高性能アンプとスピーカーでアナログの表現力を最大限に引き出す!

高性能アンプとスピーカーでアナログの表現力を最大限に引き出す! レコードセットおすすめ イメージ

レコードプレーヤー:オーディオテクニカ「AT-LP7」
 

  • オーディオテクニカAT-LP7
  • 実勢価格: ¥74,322

総合評価: 3.81

 
低音
 4.50
中音
 4.00
高音
 4.00
S/N感
 3.50
ステレオ感
 4.00
音像感
 4.00
情報量
 3.50
操作性
 3.00

10万円以下でも音質は最高級! コスパ最強レコードプレーヤー

プロが提案する予算約40万円セットのおすすめレコードプレーヤーは、オーディオテクニカ(Audio-Technica)「AT-LP7」です。

最初から付属しているレコード針が楕円針という高品質なもので、レコード盤をトレースする能力が高く、高域のヌケ感もいいです。

ハイレゾクラスといえるほどの音質で再生し、レコード音源の魅力を最大限に引き出してくれます。

トーンアームがJ字型でレコード針の交換も簡単。好みの針に交換してみるのもいいでしょう。

背面にはMM型とMC型の切り替えスイッチを搭載しており、両方のカートリッジに対応できるのもうれしいポイントです。

450mm
奥行
352mm
高さ
157mm
重量
8.3kg(ダストカバーを除く)
駆動方式
ベルトドライブ
回転数
33-1/3、45回転/分
型番
AT-LP7

プリメインアンプ:マランツ「MODEL 50」

  • マランツMODEL 50
  • 実勢価格: ¥313,830

総合評価: 4.61

 
低域
 4.50
中域
 4.75
高域
 4.75
音色
 4.50
解像度
 4.75
音場
 4.50
レコードとの相性
 4.50

楽曲ジャンルを問わず高品位なサウンドで再現する

プロが提案する予算約40万円セットのおすすめプリメインアンプは、マランツ(Marantz)「MODEL 50」です。

デジタル入力を持たないピュアアナログのプリメインアンプ。入力端子はもちろん出力端子も豊富に備え、スピーカー出力✕4、アナログ出力✕1、サブウーファー出力✕1を装備しています。

フロントパネルにはヘッドホン出力も搭載しており、音を出しづらい場合でも気軽に音楽を楽しむことができます。

音質もずば抜けており、ボーカルやオーケストラなどジャンルを問わず高音質で再生します。

217mm
奥行
239mm
高さ
84mm
重量
2.2kg
入力端子
アンバランス✕5、PHONO(MM)、POWER AMP IN✕1
出力端子
2.1chプリアウト✕1、RECアウト✕1、ヘッドフォン✕1
型番
MODEL50/FB

スピーカー:Q Acoustics「3050i」

レコードセットおすすめ Q Acoustics 3050i イメージ1
レコードセットおすすめ Q Acoustics 3050i イメージ2
レコードセットおすすめ Q Acoustics 3050i イメージ3
レコードセットおすすめ Q Acoustics 3050i イメージ1
レコードセットおすすめ Q Acoustics 3050i イメージ2
レコードセットおすすめ Q Acoustics 3050i イメージ3
  • Q Acoustics3050i
  • 検証時価格: ¥108,900

総合評価: 4.61

 
低域
 4.75
中域
 4.50
高域
 4.50
音色
 4.50
解像度
 4.75
音場
 4.75
レコードとの相性
 4.50

音のバランスに優れどんな楽曲も美しく聴こえる

プロが提案する予算約40万円セットのおすすめスピーカーは、Q Acoustics(キューアコースティックス)「3050i」です。

大型のエンクロージャーを採用したトールボーイスピーカー。ダブルウーハーの中央にツイーターを配置したバーチカルツインにより音像定位がバッチリ。

低域から高域までのバランスがよく、明瞭度の高いサウンドが魅力です。解像度が高く音場も立体的で、ボーカルが目の前に浮かび上がるほど。

設置スペースが必要ですが、迫力のあるサウンドをしっかり体で感じられます。

310mm
奥行
310mm
高さ
1020mm
重量
17.8kg
ツイーター
22mm
ウーハー
165mm✕2
周波数特性
44~30,000Hz
エンクロージャー
バスレフ

音のプロが激押しする最高のレコードセット

今回紹介したレコードセットは、レコードプレーヤー、プリメインアンプ、スピーカーのベストバイを集めた音質最強のセットです。

レコードプレーヤーの価格を抑えることで、アンプやスピーカーに予算を割くセットになっていますが、オーディオテクニカ「AT-LP7」はただ安いだけではなく音質も最高クラスです。

15万円以下のレコードプレーヤーを比較するテストでは、10万円超えの高級機を押さえベストバイを獲得しています。

そしてアンプにはマランツのプレミアムモデル「MODEL 50」を採用しました。

6系統ものアナログ入力を備え、多彩なソースやコンポーネントと組み合わせられます。

音質も「音の厚みと解像度を両立し、豊かな響きと立体的な空間を再現しています。」(川野さん)とプロを唸らせるレベルです。

スピーカーはQ ACOUSTICS「3050i」を採用しました。低域から高域まで全域でバランスの取れた迫力のあるサウンドを楽しめます。

ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

「3050i」で聴くなら広いスペースを確保することが重要。狭い部屋だと性能を生かしきれません。

AV機器予算約40万円でプロが提案するおすすめレコードセット まとめ

以上、『家電批評』特別編集のムック『アナログオーディオがまるごとわかる本』から、「予算約40万円でプロが提案するおすすめのレコードセット」の紹介でした。

実勢価格で、オーディオテクニカ「AT-LP7」(レコードプレーヤー) 8万9799円マランツ「MODEL 50」(プリメインアンプ) 19万917円Q ACOUSTICS「3050i」(スピーカー) 10万8900円合計38万9616円と40万円以内で収まりました。音質を追求するならこのセットが間違いないでしょう!

今回紹介したレコードセット以外にも、他のレコードプレイヤーやアンプ・スピーカーと色々なオーディオシステムの組み合わせを探るのもカスタマイズの醍醐味でしょう。

気になる方は、チェックしてみてください。

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