レコードの楽しさとは?
レコード世代の人のなかには、「なぜ今さらレコード?」と疑問に持つ人もいるのではないでしょうか。それもそのはず。レコード生産のピークは1980年で、もう40年以上も前の話。
そこからCDやデジタル配信などの新興メディアの登場で、2010年ごろまでずっと下火でした。しかし、そこから徐々に人気が再燃。レコードブームといわれるまで盛り上がっているんです!
この再流行に便乗し、新譜のアルバムをCDだけでなく、レコードやカセットテープで同時に発売するアーティストも増加。さらに昔の名盤アルバムをリマスター版としてレコードで再販する流れもあります。
このように、レコードに触れたことのない若い世代を中心に人気が拡大し、もはやブームではなく音楽の新しい楽しみ方として世代を超えてレコードは再定着しているんです!
レコードの魅力って何?
レコードのほうがCDやデジタルと比べて音がいい、味があるとよくいわれています。
しかしプロいわく、当時スクラッチノイズのうるささを軽減するためにCDに移行した世代からすると、レコードの音のよさは神話でしかないとのこと。
音の特徴は、高音と低音はそこまで響かず、中音域が得意。そのため、最近のデジタルの音のように低音がズンズンきたり、高音のキーンとする音がないので、耳あたりがいい音といえるでしょう。
どこでも音楽を聴ける今、自宅でゆっくり腰を下ろして音楽鑑賞するのに、レコードの音は最適なんです。
レコードを聴くには何が必要?
レコードを聴くためには、アンプやスピーカー、レコードなどが必要です。自分の聴きたい音に合わせてAV機器を揃えましょう。
アンプ・スピーカー
レコードプレーヤーには1万円から数十万円の高級クラスまでありますが、周辺機器との組み合わせで、音はかなり変化します。
自分がスピーカーとヘッドホンどちらで聴きたいかで、アンプの選択肢も変わってきますよ。
スピーカー
定番はステレオ再生用の据え置きスピーカー。置き方で音が変化します。
ヘッドホン
大きい音が出せない人はヘッドホンがおすすめです。
アンプ
レコードから届いた音信号を増幅し、音質や音量を調整するための機器。
フォノイコライザーとは?
レコードの音を再生するには、フォノイコライザーが必要。フォノイコライザーとは、レコードに記録された音を本来の音に復元するための機械です。アンプかレコードのどちらかに内蔵されています。
レコードの音は小出力だけに小さな歪みも音質に影響しやすい!
レコード
レコードはタワーレコードやHMVレコードなどのチェーン店でも取り扱われています。
個人経営のショップは店員の趣味のジャンルで品ぞろえが変わってくるので、お気に入りのお店を見つけるのも面白いですよ!
もちろん通販でも購入できます。お店で購入する際はジャケ買いしたくなりますし、ネットでじっくり選ぶのも楽しいです。
気軽にレコードを楽しむには?
レコードの人気の理由から、周辺機器の説明といった基礎知識はここまで。「手間」こそがレコードを楽しむポイントと散々述べてきましたが、とはいえ、もっと気軽にレコードを楽しみたい人もいますよね。
そんな人におすすめなのが、Bluetooth搭載のレコードプレーヤー。
なかでもオーディオテクニカの製品は全世界で累計100万台の販売台数を叩き出し、発売と同時に即完。入荷待ち状態が続きました。
レコードプレーヤーの検証方法は?
有線とBluetoothそれぞれでつないで検証。
有線はゴンさんオススメのアンプ、スピーカーにつなぎS/N感(ノイズの少なさ)、ステレオ感、音像感、情報量の4つの項目で確認。
Bluetoothは手軽さを考慮し、左右一体型のスピーカーにつないでS/N感、低音、中音、高音、情報量の5つの項目でチェックしました。
それに操作性を加えすべて5段階で評価しています。
Bluetoothレコードプレーヤーのおすすめは?
【1位】ティアック「TN-400BT-SE/WA」
- ティアックTN-400BT-SE/WA
- 実勢価格: ¥100,000〜検証時価格: ¥59,800〜
- S/N感(有線)
- ステレオ感(有線)
- 音像感(有線)
- 情報量(有線)
- 操作性
- S/N感(Bluetooth)
- 低音(Bluetooth)
- 中音(Bluetooth)
- 高音(Bluetooth)
- 情報量(Bluetooth)
これで満足できなくなれば立派なオーディオマニア
BluetoothレコードプレーヤーのおすすめランキングでA評価となり、ベストバイに輝いたのはティアック「TN-400BT-SE/WA」でした!
有線は、スッキリしたメリハリのある音でクセのない印象。S/N感も高く、音楽をきちんと聴かせてくれます。
Bluetoothでは、有線に比べて情報量が減るものの、アナログのイメージどおりの中音域に厚みがあり、高音域はウォームでなめらか。最もレコードらしい音でした。
音質を深く求めている人におすすめです。
- おすすめポイント
-
- 有線はクセのない音質
- Bluetoothはレコードらしい音
- がっかりポイント
-
- 価格が高い
- 幅
- 356mm
- 奥行
- 420mm
- 高さ
- 117mm
- 重量
- 4.9kg
- コーデック
- Qualcomm aptX audio、AAC、SBC
- 型式
- ベルトドライブ
- 回転数
- 33-1/3、45、78回転/分
- 型番
- TN-400BT-SE/WA
- 型番
- TN-400BT-SE/WA
このクラスはカートリッジを交換すれば音がかなり変化します。
高級プレーヤーに近い品のあるデザイン
6万円ほどの金額で、今回比べたなかでは最も高いです。
しかし高いだけあって、基盤の土台はしっかりしており、素材の感触も群を抜いた高級感がありました。
備え付きのカートリッジは、決していいものではないので、別のものを購入することをおすすめします。
【2位】オーディオテクニカ「AT-LP120XBT-USB」
- オーディオテクニカAT-LP120XBT-USB
- 検証時価格: ¥46,200〜
- S/N感(有線)
- ステレオ感(有線)
- 音像感(有線)
- 情報量(有線)
- 操作性
- S/N感(Bluetooth)
- 低音(Bluetooth)
- 中音(Bluetooth)
- 高音(Bluetooth)
- 情報量(Bluetooth)
コスパも考慮するとティアックに引けを取りません
A評価となったオーディオテクニカ「AT-LP120XBT-USB」は、BluetoothレコードプレーヤーのおすすめランキングでコスパBESTとなりました!
人気の本製品も高評価で、有線で聴いた際の音の広がりはティアックを上回ります。
Bluetoothの音はなめらかでボーカルの心地がいいものの、高音質というより上質なFMラジオのようでレンジは狭く、歯切れは悪いです。
有線で聴くことをおすすめします。
- おすすめポイント
-
- 5万円以下とは思えない高品質モデル
- 音の広がりがいい
- コスパがいい
- がっかりポイント
-
- Bluetoothのレンジが狭い
- 幅
- 452mm
- 奥行
- 352mm
- 高さ
- 141.6mm
- 重量
- 8kg
- コーデック
- Qualcomm aptX™ Adaptive audio、Qualcomm aptX audio、SBC
- 型式
- ダイレクトドライブ
- 回転数
- 33-1/3、45、78回転/分
- 型番
- AT-LP120XBT-USB
- 型番
- AT-LP120XBT-USB
安定のダイレクトドライブ
ダイレクトドライブ方式で回転は非常に安定しており、実売価格の割に高性能製品です。また、スクラッチも可能です。
5万円以下でも針が高級なものに交換できます
安いモデルだと、カートリッジをそこまで高級なものに交換できないことが多いですが、こちらの製品はシェルごと交換可能。
しかも、付属カートリッジが非常に優秀で、最初のセットで十分楽しむことができます。
キャビネットも剛性感があり、しっかりしています。この値段で、カートリッジにもこだわれます。
【3位】ソニー「PS-LX310BT」
- ソニーPS-LX310BT
- 実勢価格: ¥28,282〜検証時価格: ¥39,600〜
- S/N感(有線)
- ステレオ感(有線)
- 音像感(有線)
- 情報量(有線)
- 操作性
- S/N感(Bluetooth)
- 低音(Bluetooth)
- 中音(Bluetooth)
- 高音(Bluetooth)
- 情報量(Bluetooth)
超入門向けの全自動レコードプレーヤー
ソニーの「PS-LX310BT」は、BluetoothレコードプレーヤーのおすすめランキングでB評価でした。
有線では音全体が丸い印象で、レコードで音楽を聴いたことのない人でも想像つくであろう“軽い音”という印象。
Bluetoothでもその印象は変わらず、情報量も少なく、中低音域でもうすめです。低音域はやや出ており、マーリーより好印象でした。
- おすすめポイント
-
- 初心者におすすめ
- アームが自動で動く手軽さ
- がっかりポイント
-
- 拭いきれない軽い音の印象
- 幅
- 367mm
- 奥行
- 430mm
- 高さ
- 108mm
- 重量
- 3.5kg
- コーデック
- SBC、aptX
- 型式
- ベルトドライブ
- 回転数
- 33-1/3、45回転
- 型番
- PS-LX310BT
- 型番
- PS-LX310BT
針圧を調整する手間もない手軽さが初心者におすすめ
本来、高音質を求めるならある程度の手間は必要ですが、本製品はそんな手間を全て省いた、いわゆる入門向けの製品。
再生もスタートボタンを押せば、アームが自動で動き勝手に再生されます。
【4位】マーリー「EM STIR IT UP WIRELESS SB」
- マーリーEM STIR IT UP WIRELESS SB
- 実勢価格: ¥19,800〜検証時価格: ¥26,518〜
- S/N感(有線)
- ステレオ感(有線)
- 音像感(有線)
- 情報量(有線)
- 操作性
- S/N感(Bluetooth)
- 低音(Bluetooth)
- 中音(Bluetooth)
- 高音(Bluetooth)
- 情報量(Bluetooth)
デザイン重視の変わり種プレーヤー
マーリー「EM STIR IT UP WIRELESS SB」はBluetoothレコードプレーヤーのおすすめランキングでB評価となりました。
有線では音の広がりがなく、ソニー同様全体的に音が丸いです。
他製品のBluetoothは有線と比べて音質で劣っていましたが、本製品は、唯一Bluetooth接続のほうが高音質。
低音域は少ないですが、高音域の抜けはよく、全体的にシャキシャキした歯切れのいい音に様変わりします。
デザイン重視の変わり種プレイヤーのため、人とは違うレコードプレーヤーが欲しい人におすすめです。
- 幅
- 345mm
- 奥行
- 420mm
- 高さ
- 115mm
- 重量
- 3.6kg
- Bluetooth規格
- 4.2
- 型式
- ベルトドライブ
- 回転数
- 33-1/3、45回転
- 型番
- EM STIR IT UP WIRELESS SB
Bluetooth接続のみで音楽を聴く人にはおすすめ!
本来レコードは、最終的に有線でつないで楽しんでもらいたい側面もあります。
Bluetoothで気軽に楽しみたいが全自動ほどの手軽さはいらない人は、マーリーを見た目で選んでもいいかもしれません。
定番レコードプレーヤーの実力は?
人気シリーズの50周年限定モデルもチェックしてみましょう。定番ゆえの細かいこだわりを見ていきます。
テクニクス「SL-1200M7L」
- テクニクスSL-1200M7L
- 検証時価格: ¥123,000〜
プロもさすがと唸った! 定番ゆえの細かいこだわり
レコードプレーヤーを調べると必ず見かけるのが、テクニクスのSL-1200シリーズ。
安定した回転に、故障の少なさでDJ用で不動の地位を築いた本機ですが、50周年限定モデルを発売。ゴールドのトーンアームに7種類のカラバリは高級感があり、男心をくすぐります。
デザインはもちろんですが、性能もピカイチ。安定したピッチでレコードを回せるダイレクトドライブ方式は、レコードの歪みを気にする必要なく、最良の音質を実現してくれます。
あくまでDJ用の定番モデルでしたが、音楽鑑賞用でもプロが「ここまでいいと思わなかった」と唸るほど。少し金額は高めですが、買って損なしの定番モデルです。
アナログでDJプレイをしてみたい人、またオーディオマニアの世界に足を踏み入れたい人におすすめです。
- 幅
- 453mm
- 奥行
- 353mm
- 高さ
- 169mm
- 重量
- 9.5kg
- 型式
- ダイレクトドライブ
- 回転数
- 331/3、45回転(78回転:切替スイッチで設定)
- 型番
- SL-1200M7L
- 型番
- SL-1200M7L
デザイン最高!アナログDJも挑戦したくなります。
DJ用の認識でしたが音楽鑑賞用にも優秀です。
安定感あるトーンアーム
トーンアームは針圧を調整するのに重要な部品。針圧とは、レコード針がレコードを下方向に押さえつける重さのことです。
アームの平行を調整するウェイトとレコードの針が外側に飛んでいかないようにするアンチスケーティングだけでなく、トーンアーム自体の高さを最大6㎜まで変えられ、高精度で音を調整可能です。
50周年限定のカラバリ
7色と豊富なカラーバリエーションで、自分の好みの色を選べます。「50th Anniversary」とシリアルナンバーが刻まれたプレートもカッコいい!
暗いところでも針先が見える
細かい配慮もSL-1200シリーズが人気になった理由の一つ! 小さいライトで部屋が暗くてもレコードの溝と針先が見えます。
EPアダプターが取り出しやすい
シングルレコードを再生する際に使用するEPアダプターは、そもそも小さくてなくしがちです。
しかし本製品はしまうための穴があり、溝に段差があるため取り出しやすくなっています。
ピッチ確認の赤いストロボは見た目もおしゃれ!
DJ用ターンテーブルには音の速さを調整するピッチコントローラーが付いており、光でピッチが合っているかチェックできます。
土台がしっかり 音も安定
土台が軽すぎたり、水平を保てないとレコードが回りながら歪み、音もその影響で悪くなります。
本製品は、土台がしっかりしており、安定して良音を楽しめます。
レコードプレーヤーの仕組みは?
かつては積層合板をくり抜いてモーター(ターンテーブル)を埋め込み、好みのトーンアームを取り付けてレコードを回す「自作派」も多数いました。現在もアームレスプレーヤーは多いので、チャレンジしてみるのも楽しいかと思います。
ここでは、レコードプレーヤーの仕組みを知るべく、主要パーツの役割を理解しましょう。
ターンテーブル
ターンテーブルの回転方式は、ベルトドライブ方式と日本で発明されたダイレクトドライブ方式に大別されます。
ベルトドライブ方式
ベルトを介してモーターの回転力を伝達する方式。振動は少なく、音質に影響を与えづらいですが、安いものはスイッチ入れた直後の立ち上がりが悪く、回転ムラが大きいです。
ダイレクトドライブ方式
モーターを低速で回転させ、レコードを回す方式。故障が少ないのがメリットですが、低速でスムーズに回転させるには、特別なモーターが必要なため、精度が高いものはコストがかかります。
トーンアーム
水平バランスを取ってウエイト位置で相対的にレコード針に圧力をかけるスタティック型と、軸受けにばねを内蔵したダイナミック型に大別できます。
アームリフター
針先をレコード盤面へソフトランディングさせることを目的に、名門SMEをはじめ多くのトーンアームに手動のアームリフターが付いています。
回転数切り替え
回転数は33 1/3(LP)、45(EP)、78(SP)が基本。回転ムラを目視するためのストロボを持つプレーヤーも多く、DJ用途に回転数を調整する機構を持つプレーヤーもあります。また、回転数の違いも把握しましょう。
カートリッジ
カートリッジは2種類あり、レコード針交換が可能で出力が大きいMM型と、セパレーションに優れ繊細に切れこむ音質のMC型が存在します。
カートリッジを取り付ける部分をヘッドシェルと呼び、脱着可能なタイプとトーンアーム一体型があります。
レコード再生の手順は?
ここでは、レコードを再生するために抑えておきたい簡単4ステップを紹介します。
1:針圧の調整
レコードプレーヤーごとに適切な針圧があります。針圧で音も変化します。
2:レコード掃除
アナログ特有のプツプツ音はゴミと静電気が干渉しているがゆえ。事前に取りましょう。
3:回転速度を確認
レコードはシングル盤とアルバム盤で回転速度の適正が異なるので、適性に合わせます。
4:針を落とす
針は慎重に落としましょう。慣れれば好きな曲から再生できるようになりますよ。
高音質を求めるには?
プレーヤーやアンプ、スピーカーを変えればレコードをより高音質で楽しめますが、それだけではありません。
レコードの溝の情報をいかに読み取るかが肝なので、カートリッジを交換すればそれだけで音は変化し、針圧も大きく変わってきます。
カートリッジ先のリード線やアンプやスピーカーにつなぐコードひとつとっても欠かせない要素です。この交換の「手間」こそがレコードの面白さなのです。
針
パーツを交換するなかで、最も音質に変化がある部分です。針はレコードの最重要ポイントなので、最初にいじるなら、ここからがオススメです。
カートリッジ先のリード線
ここまで交換するのはガチオーディオマニアかもしれませんが、カートリッジのリード線も信号を伝えるのに重要です。
スピーカーケーブル
付属のスピーカーケーブルは細いものが多いですが、実力が発揮できるか疑問の声も。付属の線が必ず最適解とはいえないので、余裕があれば見直してみましょう。
▼初めてのカートリッジ交換はこれ!
オーディオテクニカ
AT-VM95E/H
実勢価格:1万3640円
針先の形もさまざまで、高級機は基本交換式です。最初の音の変化を楽しむにはオススメです。
まとめ:レコード沼の初めの第一歩!
今回、ブルートゥース(Bluetooth)搭載のレコードプレーヤーを比較しました。
音質はもちろんですが、レコードっぽさや手軽さ、そしてガチでハマった時にこだわれるかも考慮して検証したところ、ティアックがベストバイに。
有線でもBluetoothでも最もレコードらしい音を再現し、ここからオーディオマニアの世界に足を踏み入れることを考慮しても満足できるはずです。
オーディオテクニカも高評価で、むしろ金額を考慮すれば、ティアックより好ましいでしょう。
接続可能なスピーカーやヘッドホンがあれば、すぐに音楽を楽しめるのが、Bluetooth搭載プレーヤーのメリットです。
音にこだわりがある人はティアック、レコードに興味はあるけどまずは様子を見たい人はオーディオテクニカがオススメです。
記事を参考に、趣味のレコードプレーヤーで贅沢な時間をぜひ過ごしてくださいね。
Bluetoothレコードプレーヤーのおすすめ
ティアック
TN-400BT-SE/WA
レコードプレーヤーの売れ筋ランキングもチェック!
レコードプレーヤーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。
CDでは再販されていないオールディーズソングを見つけるのがレコードの面白さ!