花粉・飛沫対策メガネとは?
スギやヒノキなど、植物の花粉によってアレルギー症状が引き起こされるのが花粉症です。くしゃみや鼻水のほか、目のかゆみや充血、咳などが生じることが多く、春に症状が出るケースが多いです。
マスクをしたり、薬を服用したり、洗眼薬を使ってしっかり目を洗ったり、鼻うがいで粘膜に付着した花粉を落としたり、と花粉症に悩む人は、さまざまな対策をして花粉の季節に臨んでいることと思います。
特に目のかゆみや充血が気になる場合は、物理的に目の周囲や粘膜をガードする花粉・飛沫対策メガネを使うこともあるでしょう。
花粉・飛沫対策メガネは、フレームにフードが付いた形状が多いです。曇り止め加工されていてマスクと併用しやすいものもあります。
ただし、目の周辺をしっかり覆うようなタイプは大型でデザイン性に乏しいものが多く、街中でかけるのには抵抗があるのではないでしょうか。
最近はゴーグルではなく通常のメガネに似た形のものや、フードが目立ちにくいもの、フードの着脱ができるものも増えています。
Zoffの新商品を試してみました!
今回は「Zoff PROTECT」シリーズの新商品、花粉・飛沫対策と通常のサングラスの2WAYで使用できる「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES」を検証しました。
テストした2製品はこちら
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ボストンタイプ」
- ZoffZoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ボストンタイプ(ZN251G03)
- 実勢価格: ¥8,800〜
- 型番
- ZN251G03
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ウエリントンタイプ」
- ZoffZoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ウエリントンタイプ (ZN251G04)
- 実勢価格: ¥8,800〜
- 型番
- ZN251G04
花粉が気になる時期はフードをつけて花粉・飛沫対策サングラスとして利用でき、夏以降はフードを外して普通のサングラスとしても使える2WAY仕様。フードはマグネットで装着します。
ボストンタイプはフレームがやや細め、ウエリントンタイプはフレームが太めなのが特徴。花粉・飛沫対策を前提として、ジャストフィットするサイズ感です。レンズカラーはそれぞれ全4色から選べます。
レンズのくもり止め加工は、標準装備ではありません。紫外線カット機能付き。
定番品との差もチェック!
- ミドリ安全オーバーグラス MP‐911(ハードコート) MP911
- 実勢価格: ¥941〜
- 型番
- MP-911
今回はスタイリストの森田文菜さんが「デザイン」、「かけ心地」を、晋遊舎のテスト機関「LAB.360」にて「かけたときの隙間の少なさ」を女性モニターがかけたときの様子を目視でチェックし、評価しました。
テスト1:かけたときの隙間の少なさは?
女性モニターが実際に製品を装着したときの額や横、鼻の部分の隙間を「LAB.360」が目視でチェックし、評価しました。
結果:どちらも横はやや隙間ができてしまう
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ボストンタイプ」
かけたときの隙間の少なさ ★3.7
フードはレンズの上下と横を覆うようについていますが、顔の形に完全にフィットするのではなく、おでこや横の部分に隙間が空きました。
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ウエリントンタイプ」
かけたときの隙間の少なさ ★4.0
フード自体は同じように上下と横を覆う形ですが、額部分はほぼ隙間がなく、横は少し隙間ができてしまいました。
ミドリ安全「オーバーグラス MP-911(ハードコート) MP911」
定番の花粉・飛沫対策メガネは女性がかけるとかなり大きめで、横やおでこ、鼻の隙間が気になりました。
参考テスト:擬似花粉を噴射してみると……
「LAB.360」にて、製品をかけたマネキンに擬似花粉を噴射する参考テストも行いました。
結果:完全に防ぐのは難しかった
今回の検証では、Zoffの新製品はどちらのタイプも完全には防げず、鼻や額の隙間から擬似花粉が入りこみました。
花粉・飛沫対策をしっかりしたい場合は、実際にかけてみて、より隙間のできにくいほうを選ぶとよいでしょう。
テスト2:女性がかけてもダサくならないか?
スタイリストの森田文菜さんがデザイン性をチェック。トレンド感があるかや、普段使いしやすいかを女性モニターがかけた様子を見て、評価しました。
結果:正面からはバレないから、普段使いも◎
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ボストンタイプ」
デザイン ★4.5
ボストンタイプは細めのフレームとテンプル(つる)、フレーム、レンズともに優しいカラーでかわいらしい印象に。横から見るとフードがついているのがわかりますが、前からはフードがほぼ見えず、一見すると普通のサングラスのように使うことができます。
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ウエリントンタイプ」
デザイン ★4.0
ウエリントンタイプは濃いめのカラーと太めのフレームが特徴。カジュアルでメンズライクな服装にも合わせやすいデザインです。ボストンタイプと同じく正面からはフード部分が目立たないため、普通のサングラスのように使えます。
フレームが太くしっかりしているので、ウエリントンタイプはやや高見えしました。
ミドリ安全「オーバーグラス MP-911(ハードコート) MP911」
定番の花粉・飛沫対策メガネは、実験用の保護メガネのよう。オシャレさ、デザイン性はやはりゼロ。外にかけていくには勇気がいります。
テスト3:女性がかけても疲れにくい?
スタイリストの森田文菜さん、女性モニターと一緒に、かけていて疲れにくいか、違和感がないかを評価しました。
結果:長時間かけるならウエリントンタイプが推し!
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ボストンタイプ」
かけ心地 ★3.5
フレームやテンプル(つる)が細いためか、ウエリントンタイプと比較するとかけていてフードの重みをやや感じやすかったです。人によっては、長くかけていると違和感を覚えるかもしれません。
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ウエリントンタイプ」
かけ心地 ★4.5
ボストンタイプよりフレームもテンプル(つる)も太めでしっかりしているため、フードの重みを感じにくかったです。長くかけていても耳への負担が少なく、快適でした。
ミドリ安全「オーバーグラス MP-911(ハードコート) MP911」
女性には大きめのサイズ感です。かたさやズレが気になり、かけ心地はイマイチでした。
顔を動かすとかなりズレます。フィット感がなく、ずり落ちてきてしまいました。
まとめ:「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES」は花粉・飛沫対策だけでなくオシャレにも意味アリ!
以上、「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES」の検証結果でした。
Zoffの新製品「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES」を試してわかったのは、フード付きでも目立ちにくく、オシャレを諦めずに花粉・飛沫対策ができるということ。マグネットで着脱できるフードを外すと通常のサングラスとしても活躍し、花粉が気になる季節以外にも使えます。
やわらかい印象のボストンタイプと太めフレームがオシャレなウエリントンタイプ、普段の自分のファッションの系統に合うものを選んでみるのもいいかもしれませんね。花粉・飛沫対策を重視したい場合は、実際にかけてみて、より隙間の少ないほうを選ぶとよいでしょう。「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES」で今年の花粉症の季節をオシャレに乗り切ってみてはいかがでしょうか。
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ウエリントンタイプ」
- ZoffZoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ウエリントンタイプ (ZN251G04)
- 実勢価格: ¥8,800〜
- かけた時の隙間の少なさ
- デザイン
- かけ心地
- 型番
- ZN251G04
Zoff「Zoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ボストンタイプ」
- ZoffZoff PROTECT 2WAY SUNGLASSES ボストンタイプ(ZN251G03)
- 実勢価格: ¥8,800〜
- かけた時の隙間の少なさ
- デザイン
- かけ心地
- 型番
- ZN251G03
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フレームが細いのでやわらかい印象に。フェミニンなファッションの方も使いやすいです。