加湿器を自動化したい!
スマートリモコンを使えば、最新のエアコンでなくても簡単に自動化することができます。そうなると、「エアコンが自動化できるなら、加湿器も自動化すればもっと快適じゃん!」なんて思いませんか?
加湿器は加湿方式によっては自動化できるものある!
自動化(遠隔操作)が許容される加湿器に求められる要件は、火災やその他の遠隔操作リスクが十分に低減されていること。それをベースに考えると、ヒーターを使うスチーム式、ハイブリッド式はNGと判断できます。自動化に使うなら、超音波式にしておくのが無難です。
【OK】超音波式
超音波振動で水を振動させて、ミスト状の水分で加湿するタイプ。ヒーターを使用しないのが長所です。
【NG】スチーム式
ヒーターで水を沸騰させ、発生した蒸気を使って加湿するタイプ。メリットは雑菌が繁殖しにくいことです。
【NG】ハイブリッド式
気化させた水や超音波で発生したミストをヒーターで温めるタイプ。スチームより電気代が安いです。
エアコンと合わせて自動化!室内の加湿
用意するものは?
スマートプラグ
電源のオン・オフができるシンプルなスマート家電。電源オンだけでは起動しない加湿器の場合は、「+Style スイッチ」のような製品も組み合わせて使いましょう。
スマートスピーカー
エアコンを登録したスマートリモコンと、加湿器に繋いだスマートプラグをスマスピで制御すれば、両方を連動して動かすことも可能です。
でもいろいろな製品があって、どの製品を選べばいいかわかりにくいんですよね。
そこで、編集部がスマートプラグのメーカー数社に加湿器の使用について問い合わせを行いました。加湿器を自動化するなら返答のあったこの2社がおすすめです。
加湿機の自動化ならこの2つがおすすめ
+Style「+Styleコンセント」
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- 実勢価格: ¥1,480〜
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スリムで2口同時に設置可能な多機能プラグ
電力モニタリング機能やUSBポートを備える多機能プラグ。高さがスリムで家庭用コンセントに2口同時に設置できるのも便利です。matterには非対応ですが、AlexaとGoogle Homeには対応しています。
- 幅
- 110mm
- 奥行
- 33mm
- 高さ
- 46mm
- 重量
- 90g(本体のみ)
- 通信方式
- Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth(初期設定用)
- matter機能
- 非対応
- 型番
- PS-POP-W02-FFS/1P
メーカーに聞いた加湿器に関する注意点
TP-Link「Tapo P110M」
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- 実勢価格: ¥1,418〜
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matter対応で他社のスマスピとも連携できる
電力モニタリング機能を備えたスマートプラグ。matter対応なので、スマスピのメーカーを選びません。matterの初期設定用QRコードが本体側面に貼付されているのが目新しい!
- 幅
- 66mm
- 奥行
- 40mm
- 高さ
- 38mm
- 通信方式
- Wi-Fi(IEEE 802.11b/g/n)、Bluetooth(初期設定用)
- matter機能
- 対応
メーカーに聞いた加湿器に関する注意点
弊社からは特段この加湿器なら問題ない等のアナウンスはしておりません。そのため、万が一遠隔操作ができなかった場合を念頭にご使用いただきたいのと、空焚き防止機能が付いているものとの併用を推奨させていただいております(TP-Link Japan広報担当)
加湿器自動化の3ステップ
ともにmatter対応の「SwitchBot ハブ2」と「Tapo P110M」をiPhoneの「ホーム」アプリで連携させます(※)。
※以下のステップ1〜3では紹介していませんがmatterの動作のためにスマートスピーカーのHomePodシリーズも必要です。
ステップ1
SwitchBot ハブ2の設定画面で「Matter」を選び、ハブ2をiPhoneの「ホーム」アプリに登録します。
ステップ2
次に加湿器に給電するスマートプラグ(Tapo P110M)を「ホーム」アプリに追加し名前をつけます。
ステップ3
「オートメーション」で、一定の湿度になったら加湿器(プラグ)がオンになる設定をします。
【注意】エアコン以外の暖房器具は遠隔操作NGです!
残念ながら、遠隔操作には不向きとされる家電製品があります。
そのひとつが電気ヒーターなどの暖房家電。現状では、人がいないところで動くと火災の発生リスクが高い「熱を発する家電」や、どの製品にもリモコン付きがないようなジャンルの家電などは、まず使えないと思ったほうがよさそうです。
経済産業省が制定した業界団体向けガイドラインに明示されています
遠隔操作に不向きな機器
※出典:経済産業省「電気用品、ガス用品等製品のIoT化等による安全確保の在り方に関するガイドラインについて」より
製品のトリセツにも書かれていました
リモコンのない家電でも、以下で紹介する「スマートプラグ」で自動化可能ですが、それらの説明書にも電気ストーブなどへの使用は禁止と記載されています。
熱を発するものだけでなく、意外なところでは扇風機もNGとしているメーカーもあります。
以上、加湿器自動化の紹介でした。エアコンで乾燥する季節は、室温を上げるだけなく、加湿も必要。加湿は単に乾燥を防ぐ以外に、暖房効率を高める効果もあります。興味があるなら、超音波式加湿器の自動化にも是非チャレンジしてみてください。
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熱を発する製品との併用はNGとさせて頂いておりますので、『超音波式のみ』のご利用をお願いしております。『加湿器をスマート化』するのでしたら、主電源のオンオフの操作以外に、物理スイッチを押せる『+Style スイッチ』の使用も推奨しております(+Style広報担当)