バウンサーとは? ハイローチェアとの違い
ゆりかごのようにゆらゆら揺れて赤ちゃんをあやしてくれるバウンサー。ママやパパが家事などで手が離せないときや抱っこできないときに便利なベビー用品です。
バウンサーは実際に気に入ってくれるかは赤ちゃんの使い心地次第で決まります。
先輩ママ・パパによると、使用月齢になったタイミングですぐ慣らせば、セルフねんねや吐き戻し防止、ワンオペお風呂がラクになるなど、育児中は手放せないという方が多いようです。
バウンサーとハイローチェアの違いは?
バウンサーと似たものでハイローチェア(ベビーラック)がありますが、ハイローチェアは赤ちゃんを寝かしつけることを目的としたもの。一方、バウンサーは赤ちゃんをあやすことを目的としています。
バウンサーの特徴
赤ちゃんが動く反動を利用して自然に揺れるのがバウンサーです。自然な揺れで寝かしつけをサポートしてくれます。
折りたたんでコンパクトに収納、そして軽量なものが多く、外出時にも便利でコンパクトなタイプが多いです。ハイローチェアに比べて安いものが多いので、コスパを重視するならバウンサーがおすすめです。
▼バウンサーはこんな家におすすめ
- 購入費はできるだけ安く抑えたい
- 折り畳んで収納したい
- 外出先に持ち出したい
ハイローチェア(ベビーラック)の特徴
ハイローチェア(ベビーラック)にはベッド型の赤ちゃん椅子。手動タイプと電動タイプがあります。キャスター付きが多く、室内で寝ている赤ちゃんの移動にも便利です。
背もたれの角度を何段階かに調整でき、背もたれをフラットにすればベビーベッドに、立てればベビーチェアとして幅広く使えます。昼寝も食事用も一台で済ませたい! という場合はハイローチェア(ベビーラック)がおすすめです。
▼ハイローチェアはこんな家におすすめ
- ペットを飼っている
- 乗せたまま室内を移動したい
- 椅子に座って食事をする
バウンサーは何歳まで使える?
バウンサーは生後1ヵ月〜2歳頃まで使用します。繊細な構造になっているため体重制限があり、記載の対象年齢は平均体重が基準になります。
商品の体重制限、対象年齢、素材などが記載されているスペック情報は、 自社サイトで確認できるものもあります。使用可能かどうか、赤ちゃんの体重を確認しましょう。
0ヶ月~5歳までの平均体重
- 0~5カ月:男児6.3kg、女児5.9kg
- 6~8カ月:男児8.4kg、女児7.8kg
- 9~11カ月:男児9.1kg、女児8.4kg
- 1~2歳:男児11.5kg、女児11.0kg
- 3~5歳:男児16.5kg、女児16.1kg
※厚生労働省「乳児期の月齢区分・小児の月齢区分と参照体位」より
バウンサーの人気商品を比較
バウンサーをいざ購入しようと思っても、ベビービョルン・フィッシャープライス・ママルーなどのブランドからさまざまな製品が発売され、口コミも多すぎて選び方がよくわからないという人もおおいのでは?
そこで、今回は雑誌「LDK」がバウンサーの人気商品を集めてプロと比較。ママ・パパの使い勝手がよく、赤ちゃんが快適に使えるおすすめを見つけました。
バウンサーの選び方は?
おすすめ商品を紹介する前に、まずはバウンサーを選ぶときのポイントを見ておきましょう。
選び方1:タイプ
バウンサーにはいくつかの種類があり、大きく分類すると「バウンシングタイプ」「ロッキングタイプ」「電動バウンサー」の3つです。
バウンシングタイプ
バウンシングタイプは赤ちゃんの動きで縦揺れするのが特徴のバウンサーで、手動タイプとも呼ばれます。
軽量で持ち運びやすいものが多く、折りたためばコンパクトになり収納しやすいのが魅力。カバーの着脱も簡単で、手入れがしやすいです。
ロッキングタイプ
ロッキングタイプは赤ちゃんの動きで縦揺れするだけでなく、大人が揺らすことで横揺れもできる手動タイプのバウンサーです。
固定すればハイチェアやダイニングチェアなどベビーチェアとしても使用することができ、食事のときにも役立ちます。
電動バウンサー
電動タイプの電動バウンサーはスイッチを入れると自動で揺れるため、手間が少ないのがメリット。
揺れ方にも何種類かパターンがあり、赤ちゃんの好みに合わせて選ぶことができます。なかには、音楽機能が搭載されているモデルもあります。
選び方2:機能性
バウンサーを選ぶときには、おもちゃを吊るせるトイバーや、好きな音楽を選べる音楽機能など赤ちゃんをあやす機能が付いているかもチェックしましょう。
赤ちゃんが飽きずにひとり遊びしてくれるような機能があれば、ママ・パパの負担も軽くなるでしょう。
また、バウンサーは赤ちゃんの成長に合わせた角度で使用します。背もたれの角度を調整できるリクライニング機能がスムーズに操作しやすいかも確認しておくとよいでしょう。
選び方3:持ち運びやすさ
バウンサーは軽くて持ち運びやすいのが特徴ですが、製品によって重さや折りたたみができるかどうかも違っています。
自宅以外でも使用することを考えるなら、本体の重さは3kg以内で厚み15cmのものがよいでしょう。旅行先や帰省先にも持っていきやすく、場所を取らずに収納できます。
選び方4:快適性
赤ちゃんが快適に過ごすためには、通気性のよさもチェックしておきましょう。赤ちゃんは汗をかきやすく体温調節がうまくできないため、熱のこもりにくいメッシュ素材を使用しているものがおすすめです。
メッシュ生地は乾きが早いのでお手入れもラクというメリットがあります。シートは汚れやすいため洗濯機で丸洗いできるものを選ぶようにしましょう。
こんなバウンサーがベスト!
ママ目線
- 洗濯してもすぐに乾く
- 使わないときはコンパクト
- 両手が空く時間を長くしたい
- 寝かしつけの負担を減らせる
ベビー目線
- 適度な揺れで心地よく過ごせる
- 熱がこもらず快適
バウンサーの人気商品を比較
今回は雑誌「LDK」が、西松屋やリッチェルをはじめ、Amazon・楽天市場・Yahoo!ショッピングなどネット通販で購入できる手動のバウンシングタイプ、ロッキングタイプのバウンサーをピックアップ。
妊娠出産育児サイト運営 ベビー用品ライターの松浦綾子さん、モニターのみなさんと一緒に、以下の項目でテストしました。
テスト1:機能性
リクライニングが何段階にできるのか、調整はしやすいか、安全ベルトのバックルは留めやすいかを見ました。そのほかの機能があればプラス評価にしています。
テスト2:お手入れ
洗濯可能かはもちろん、乾きやすさや拭きやすさもチェックしました。
テスト3:コンパクトさ
折りたたんだときにどのくらいコンパクトになるかも大切です。
それでは、テスト結果を評価の高かった順にバウンサーのおすすめ商品を紹介します。
バウンサーのおすすめは?
実際に使って比べてみた、バウンサーのおすすめランキングです。それぞれの項目を緑のボタンで並べ替えられるので、商品選びの参考にしてみてくださいね。
商品 | おすすめポイント | ||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
西松屋SmartAngel ベビーバウンサー エア ES
|
|
高さが4段階に調整できる/シート幅が広く使い勝手がいい/背中がムレにくくすぐ洗える |
0カ月~24カ月 |
43cm |
76cm |
64cm(展開時) |
2.3kg(約) |
||||
ベビービョルンバウンサー バランスソフト Air
|
|
赤ちゃんを包み込む立体的な座面シート/全面メッシュで毎日使いやすい/シートのつけ外しが簡単 |
約1カ月~2歳くらい |
39cm(約) |
89cm(約) |
46~58cm(約) |
2.1kg |
||||
リッチェルバウンシングシートN
|
|
収納しやすく持ち運びやすい/狭い場所でも使いやすいサイズ感/統一感のあるくすみカラーがおしゃれ |
1カ月~2歳まで |
39cm |
68.5cm |
63cm |
2.2kg |
||||
カトージバウンサー ターン360°
|
|
0カ月~3歳頃まで |
48cm |
73cm |
74cm(背もたれを起こした時) |
4.9kg |
【1位】西松屋「SmartAngel ベビーバウンサー エア ES」
- 西松屋SmartAngel ベビーバウンサー エア ES
- 検証時価格: ¥6,543〜
- 機能性
- お手入れ
- コンパクトさ
4段階の高さ調整で使い方にあわせた角度にできる
バウンサーのおすすめランキング1位でベストバイに選ばれたのは、西松屋「SmartAngel(スマートエンジェル) ベビーバウンサー エア ES」でした。
他メーカーと比べて2〜3cmほどシート幅が広く、赤ちゃんの乗せ降ろしがラクになり、使いやすさに違いが出ます。
折りたたみや角度調整は、ボタンを押すだけと簡単でわかりやすい仕様。付属のトイパーも可変式で、細かい配慮がうれしい高コスパ品です。
- おすすめポイント
-
- 高さが4段階に調整できる
- シート幅が広く使い勝手がいい
- 背中がムレにくくすぐ洗える
- 使用月齢
- 0カ月~24カ月
- 幅
- 43cm
- 奥行
- 76cm
- 高さ
- 64cm(展開時)
- 重量
- 2.3kg(約)
背中がムレることなく汚れてもすぐ洗える
2種類のメッシュを使用したシートは丸ごと洗濯でき、乾きやすいのでお手入れしやすいです。
バックルが見やすくもたつかない
バックルがスムーズにつけ外しできます。
シートが幅広なので、赤ちゃんをスルッと座らせやすく使い勝手がいいです。
【2位】ベビービョルン「バウンサー バランスソフト Air」
- ベビービョルンバウンサー バランスソフト Air
- 実勢価格: ¥18,700〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥18,889〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥18,700〜
- 機能性
- お手入れ
- コンパクトさ
シンプル&おしゃれで部屋になじむ
バウンサーのおすすめランキング2位は、ベビービョルン(BABYBJORN)「バウンサー バランスソフト Air」でした。
やさしい揺れと、赤ちゃんを包み込む立体的な座面シートで、ご機嫌な時間が長くなりそう。
メッシュタイプのシートは、洗濯してもすぐに乾き、骨組みに被せるときもスルッと入るのでつけ外し簡単です。
色や素材のバリエーションが豊富なので素材は赤ちゃんの体質で選びましょう。
- おすすめポイント
-
- 赤ちゃんを包み込む立体的な座面シート
- 全面メッシュで毎日使いやすい
- シートのつけ外しが簡単
- 使用月齢
- 約1カ月~2歳くらい
- 幅
- 39cm(約)
- 奥行
- 89cm(約)
- 高さ
- 46~58cm(約)
- 重量
- 2.1kg
【2位】リッチェル「バウンシングシートN」
- リッチェルバウンシングシートN
- 実勢価格: ¥6,980〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥7,404〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥6,980〜
- 機能性
- お手入れ
- コンパクトさ
横倒れも防げる支えが特徴的
バウンサーのおすすめランキング2位は、リッチェル「バウンシングシートN」でした。
統一感のあるくすみカラーがオシャレな一台。
シートの高さがほどよく、折りたたみ後は約10.5cm幅とコンパクトに。収納もしやすく、洗面所やキッチンなど少し狭い場所でも使いやすいサイズ感です。
安全ベルトや足部分は厚みのあるメッシュで座り心地をより高めてくれそうです。
- おすすめポイント
-
- 収納しやすく持ち運びやすい
- 狭い場所でも使いやすいサイズ感
- 統一感のあるくすみカラーがおしゃれ
- 使用月齢
- 1カ月~2歳まで
- 幅
- 39cm
- 奥行
- 68.5cm
- 高さ
- 63cm
- 重量
- 2.2kg
【4位】カトージ「バウンサー ターン360°」
- カトージバウンサー ターン360°
- 実勢価格: ¥8,900〜
タイムセールは毎日開催中!Amazonで見る¥8,900〜
アイテム毎日更新中!楽天市場で見る¥9,800〜
- 機能性
- お手入れ
- コンパクトさ
おすわりもねんねもできる新しいタイプ
バウンサーのおすすめランキング4位は、カトージ「バウンサー ターン360°」でした。
大人が座った状態で仕様変更しやすい構造のバウンサー。
360°回転するので揺れを変更できるのが特徴です。フルフラットにもできベッドにもなります。
ただシート以外は頻繁に洗濯できず、コンパクトさもないためスペースがある人向け。
汎用性重視で置き場所が確保できるならおすすめです。
- 使用月齢
- 0カ月~3歳頃まで
- 幅
- 48cm
- 奥行
- 73cm
- 高さ
- 74cm(背もたれを起こした時)
- 重量
- 4.9kg
- 型番
- 03813
バウンサーのおすすめ まとめ
以上、バウンサーのおすすめランキングでした。
プロとパパ・ママモニターでテストした結果、ベストバイに選ばれたのは西松屋「SmartAngel ベビーバウンサー エア ES」でした。
高さ調整できて使い勝手がいい西松屋
西松屋
SmartAngel ベビーバウンサー エア ES
実勢価格:¥6,543
西松屋「SmartAngel ベビーバウンサー エア ES」は、高さが4段階に調整できるリクライニング機能付き。ボタンを押すだけで簡単に好みの角度に調整できます。ムレにくいメッシュ生地でお手入れもラク。シート幅が広く赤ちゃんの乗せおろしもラクにできます。
人気ブランドのベビービョルン、リッチェルも高評価でした。
バウンサーは特に折りたためるものが人気で、使わないときは場所を取らずにしまえるのが便利です。
まずは好みの製品を選んで、店舗の試用品で赤ちゃんの機嫌を確認したり短期間レンタルしたりして、赤ちゃんの様子を見ながら決めましょう。
バウンサーの売れ筋ランキングもチェック!
バウンサーのAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。