ヌードルコンテナーってなに?
魔法瓶の会社として知られるサーモス株式会社から、魔法瓶を活用したライフスタイルへの提案として、少し変わった製品が発売されました。
その名も「ヌードルコンテナー」です。
「なにそれ?」と思った方もいるでしょう。あまりピンとこないですが、この製品なかなか面白い製品なんです。
ヌードルコンテナーとは、うどんなどの「麺」(ヌードル)を持ち運ぶ容器(コンテナー)。つまり、麺特化型の弁当箱なんです。
サーモスが「ヌードルコンテナー」を開発した理由
「今までお弁当として持ち運ぶことが難しかったものを、おいしい状態で持ち運べる事で新たなランチスタイルを提案したい」
「お弁当を作るうえでの悩みをを調査した結果、最も多かった回答は『おかずを数種類用意する』『メニューを考える』ことでした」
「そこで、手軽に準備ができ1品でも満足できる麺料理を外に持ち運ぶ『そと麺』を提案するために開発しました」
以上のような想いから開発に着手したとのこと。
確かに、麺料理なら準備も割と手軽で、1品でも食べた感が強いのは納得です。
しかし、実際のところ「麺に特化する意味ある?」「普通の密閉容器とジャーだけで事足りるのでは?」という疑問が湧いてきます。
ならば確かめるしかありません。
ということで、このヌードルコンテナーを実際に使って徹底検証し、その実力をガチレビューしていきます!
新感覚“そと麺”弁当箱「サーモス ヌードルコンテナー(JEC-1000)」
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こちらが今回紹介する製品、サーモス「ヌードルコンテナー(JEC-1000)」です。
まずは、本製品がどういったものなのかを見ていきましょう。
どれくらいの量の食材が入る?
本製品は①スープジャー、②麺を持ち運ぶ容器本体とトッピングやおかずを入れる内容器、③断熱構造のポーチの3つがセットになっています。
①スープジャーについて
スープジャーの容量は「360ml」で、保温・保冷に対応。
本製品の中で、特に強いこだわりを感じるのがこのスープジャーです。
通常のスープジャーよりも開口部の口径が狭くなっており、つゆの温度をより高く保つことができます。
これにより、麺とつゆを合わせた時に温かくおいしく感じらる温度になるようこだわったとのこと。
確かに通常のスープジャーは、スープ用なので開口部の口径が大きく作られており、開口部が大きいほど保温・保冷の観点では不利になるので、理にかなっています。
②麺を持ち運ぶ容器について
1人前の麺「約200g」を入れることができ、その上に少量のおかずやトッピングを入れられる内容器が付いています。
こちらの容器には保温、保冷性能はなく常温です。
食事の際は、こちらの容器に入った麺に、スープジャーのつゆをかけて食べます。
容器本体の表面には凹凸があり、滑りにくくしっかり持てる設計です。
また、容器のふち部分にもこだわりが見られます。
筒状の容器である以上、ふちの部分にネジがあるのが普通ですが、容器に口をつけてスープを飲んだりするときに、このネジが口元に当たらない形状になっています。
食べる際の「口当たり」への強いこだわりを感じます。
③断熱構造ポーチについて
スープジャーと麺容器がピッタリ入る専用ポーチが付属します。
このポーチは断熱構造になっており、保温効果が上がります。
また、手洗いOKなので汚れてしまっても衛生的に使えます。
お手入れについて
スープジャーは、フタとパッキンのみ食器洗浄機・乾燥機に対応しています。
ジャー本体は非対応なので、別途流水洗いする必要があります。
麺容器は全て食器洗浄機・乾燥機に対応。
専用ポーチは先述のとおり、手洗いできます。
スープジャー本体が食器洗浄機・乾燥機に対応していないのは少し残念ですが、それ以外の手洗いが面倒なパーツ類は対応しているのは嬉しいポイントです。
通常のスープジャーとヌードルコンテナーを徹底比較!!
それでは、ヌードルコンテナーの実力を徹底検証していきます。
ここまで紹介してきたとおり、通常のスープジャーよりも食べたときの満足感を高めるためのこだわりが随所に見られました。
ということで、今回の検証では比較対象として、同社から新発売された最新のスープジャー「JEB-500」を選定しました。
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※後述の検証項目にて解説しますが、「JEB-500」の容量は「500ml」、ヌードルコンテナー付属のスープジャーの容量は「360ml」と異なりますが、同社スープジャーの中で最も性能が高いのが「JEB-500」のため選定しました。
検証項目について
今回の検証項目は以下の2点です。
検証項目1:保温力検証
サーモスが特にこだわっている「お弁当でも温かい麺が食べられる」という点に注目して検証します。
まず初めに各製品の性能についてまとめておきます。
メーカー | 製品名 | 容量 | 保温性能 | 保冷性能 |
サーモス | ヌードルコンテナー付属 スープジャー |
360ml | 専用ポーチに入れない場合 64℃以上(6時間) 専用ポーチに入れた場合 67℃以上(6時間) |
専用ポーチに入れない場合 10℃以下(6時間) 専用ポーチに入れた場合 10℃以下(6時間) |
サーモス | 真空断熱スープジャー JEB-500 |
500ml | 61℃以上(6時間) | 11℃以下(6時間) |
通常のスープジャーよりも保温性能が高くなるように設計しただけあり、ヌードルコンテナー付属スープジャーはJEB-500より「最大で6℃」保温性能が高くなっています。
同社最新のスープジャー「JEBシリーズ」で、最も保温能力が高いのが「JEB-500」です。
容量を揃えるため、最も容量の近い400mlの「JEB-400」という製品を選定した場合、保温性能は「59℃以上(6時間)」となります。
こうなると保温性能の開きが「最大で9℃」になり、忖度感があるためやめました。
最高スペックのスープジャーに勝ってこそです。
保温性能を確かめるために、沸騰した湯をそれぞれの製品に満水量注ぎます。
※今回の検証では、説明書記載の「本体に少量の熱湯を入れ、1分程度予熱すると保温に効果的です」というポイントを考慮し、保温力検証・実食検証ともに事前の予熱を行っています。
水温計でそれぞれの温度を確認し、90℃±2℃の範囲になった時点で蓋を締め、ヌードルコンテナー付属スープジャーは専用ポーチに入れ、JEB-500も同様に別途用意した保冷バッグに入れて、6時間放置。
6時間経った後、水温を測定します。その後、麺と合わせた際の温度を測定するため、ヌードルコンテナー付属スープジャーは、説明書のとおりにつゆを麺容器に注いで水温を測定、JEB-500はジャー側に麺を入れて水温を測定した。
また、同様の手順で各製品に360mlを注いだ場合(ヌードルコンテナー付属スープジャーの容量に合わせた場合)も測定しました。
検証項目2:実食検証
料理研究家の服部みどりさんをお招きし、実際に食べた時にどれくらい温かさや満足感が異なるのかをプロの目線でジャッジしていただきます。
実食検証にあたっては、保温力検証と同様に加熱したつゆ(360ml)を各製品に注ぎ、温度が80℃±2℃になった時点で蓋を締め、ヌードルコンテナー付属スープジャーは専用ポーチに入れ、JEB-500も同様に別途用意した断熱構造バッグに入れて、6時間放置。
※つゆの量を360mlにした理由は検証結果まとめで解説
麺については、200gのうどんをヌードルコンテナー側は付属の麺容器に入れ、専用ポーチに収納。JEB-500側は同じような形状をしたスクリュー式密閉容器に入れ、JEB-500と同じ断熱構造バッグに入れた。
6時間後、服部さんに実食していただいた。
ヌードルコンテナーは、説明書のとおりにジャーのつゆを麺容器に注いで実食、JEB-500ではジャー側に麺を入れて実食した。
以上を踏まえて、さっそく検証結果の発表といきましょう!
まさかのスープジャーのほうが温かい!?
まずは、保温力検証の結果を見ていきましょう。
▼保温能力の測定結果(満水量の場合)
メーカー | 製品名 | 注いだ水量 (満水量) |
検証開始時の水温 | 6時間後の水温 | 麺と合わせた際の温度 |
サーモス | ヌードルコンテナー付属 スープジャー |
360ml | 91.2℃ | 70.3℃ | 42.0℃ |
サーモス | 真空断熱スープジャー JEB-500 |
500ml | 89.8℃ | 62.4℃ | 47.9℃ |
結果を見ると6時間後の水温は、ヌードルコンテナー付属スープジャーのほうが約8℃高いです。
ただ、麺と合わせた際の温度はJEB-500のほうが高くなっています。
JEB-500ではジャーのほうに麺を入れているので、高くなったのでしょうか。
湯と麺の合わせ方に違いはあれど、実際食べる時はそのようにするでしょうし、なんだか肩透かしな結果といえます。
では、両方とも360mlにした場合はどうなのか。結果を見てみましょう。
▼保温能力の測定結果(360ml統一の場合)
メーカー | 製品名 | 注いだ水量 | 検証開始時の水温 | 6時間後の水温 | 麺と合わせた際の温度 |
サーモス | ヌードルコンテナー付属 スープジャー |
360ml | 89.5℃ | 69.2℃ | 41.4℃ |
サーモス | 真空断熱スープジャー JEB-500 |
360ml | 89.2℃ | 61.5℃ | 45.3℃ |
こちらの場合でも、それぞれ満水量で測定したときと同様の結果となりました。
やはり、麺と合わせる前の水温は、ヌードルコンテナー付属スープジャーのほうが高いのですが、麺と合わせるとJEB-500のほうが水温が高いという結果になりました。
これはどうしたことでしょう。
いくら麺と合わせる前の温度が高くても、麺と合わせて「さぁ食べよう」となった時に冷めているのでは意味がありません。
まさかの結果とはなりましたが、ここでサーモスのこだわったポイントについて思い出してみると「食べた時の温かさや口当たり」にこだわったと言っていました。
ということは、実際に食べてみると何か違った感触があるかもしれません。
さっそく実食検証の結果を見ていきましょう。
食べてみるとヌードルコンテナーのほうが温かく感じる!!
先にいっておきます。
ヌードルコンテナーはいいものでした!!
さて、実食検証についてまとめていきます。
実食を行った際も、一応温度を記録してみました。
その結果が以下です。
▼実食検証時の温度測定結果
メーカー | 製品名 | 注いだつゆの量 | 検証開始時のつゆの温度 | 6時間後のつゆの温度 | 麺と合わせた際のつゆの温度 |
サーモス | ヌードルコンテナー付属 スープジャー |
360ml | 80.3℃ | 63.3℃ | 35.5℃ |
サーモス | 真空断熱スープジャー JEB-500 |
360ml | 80.2℃ | 54.6℃ | 44.7℃ |
開始時のつゆの温度は、水と違い調整が困難だったため約80℃に揃えて蓋を閉めました。
この時も温度変化の傾向は、保温力検証のときと同様で麺とつゆを合わせると、やはりヌードルコンテナー付属スープジャーのほうが温度が低くなり、この時は35℃付近まで温度が下がっています。
対して、JEB-500では約45℃と約10℃の差がありました。
まずはヌードルコンテナーのほうから食べてみます。
スープジャーからつゆを注ぐと湯気が立ち、視覚的な温かさも感じられるのは好印象。
うどんをすすってみると十分温まっており、ほんのりと温かさを感じます。
水温計の数値から見ても、アツアツという感じではなく、スルスル食べやすい温度という感じでした。
つゆをかけたうどんは温かくなっており、ほっとするような温度感です。つゆをかけるとほんのり湯気が立つというのも、食欲を掻き立ててくれるいいポイントです。
続いて、つゆを飲んでみます。
水温計の数値を見た時の「これ冷めてるんじゃないの?」という印象とは違い、口当たりのいい容器のフチからつゆを口に流し込むと「思ったより温かくて、ちょうど飲みやすい温度だな」と感じました。
これはかなり意外な感想となりましたが、サーモスが「こだわった」というだけのことはあります。
容器の表面からもほんのりつゆの温かさが伝わってきて、口元に不快な感触もないので、確かに口当たりはいいです。つゆを飲んでみると数値の印象よりかなり温かく感じます。
では、JEB-500のほうはどうなのか食べ比べてみます。
まずは、うどんからすすってみます。
つゆの温度はこちらのほうが高いですが、すすったうどんの温かさはヌードルコンテナーとほとんど変わらない印象で、ほんのり温まっているという感じです。
ヌードルコンテナーで食べたときと大差はなく、ほんのり温かくてちょうどいい温度感でした。
続いてつゆを飲んでみます。
ここでまた意外な印象を抱きました。JEB-500のつゆが「ぬるく」感じるのです。
もう一度、ヌードルコンテナーのつゆを飲んでみると……。
おかしいなと思い、再びヌードルコンテナーのほうのつゆを飲んでみます。
するとどうでしょう。ヌードルコンテナーのつゆのほうが明らかに温かく感じるのです。
これは不思議です。ヌードルコンテナーのつゆの温度は約10℃ほど低いにもかかわらず、そちらのほうが温かく感じます。
ここで実食現場で会議が始まり。ひとつの結論に至りました。
このヌードルコンテナーの真価はフチの処理にあるのではないかということです。
ヌードルコンテナーの容器はプラスチックで、フチの部分は容器下部より一段薄くなっています。
これにより、つゆを飲む際に唇にあたる部分もほんのり温かくなり、つゆが引っかかりなくスルスルと口に入ってきます。
なおかつ、容器自体もつゆの温度でほんのり温かくなっており、容器を持つ手にも温もりが伝わってきます。
五感で温かさを感じられる印象です。
対して、JEB-500はあくまでスープジャーなので、フチはステンレスで唇に触れるとひんやり感があります。
また、スープジャー特有の構造で、開口部から少し下の部分が窄まっており、つゆを飲もうとするとその窄まりでワンクッションあるので、スッと流れてこない感じがあります。
これが、数値と体感で相反する結果が出た理由ではないかと考えます。
数値を見ているだけではわからないガチ検証の醍醐味です。
先にも述べましたが、あらためて結論を述べます。
ヌードルコンテナーはいいものです。
麺に特化した弁当箱ならではの体験が確かにありました!!
サーモスの「新感覚」ヌードルコンテナーは買ってよし!!
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- 保温力の高さ
- 使い勝手のよさ
- お手入れのしやすさ
- おいしさ
- 食事体験へのこだわり
まさに新しい「お弁当体験」でした!!
サーモス「ヌードルコンテナー (JEC-1000)」は、麺料理を外に持ち運んで「温かいままおいしく食べる」ということにこだわり抜いて作られた製品です。
本製品で食べる「麺お弁当」には、見かけのスペックには現れない、温かさやおいしさの体験があります。
麺料理が好きな方はもちろん、お弁当の準備をより手軽にしたいという方にもおすすめできます。
- おすすめポイント
-
- 麺を持ち出して「おいしく食べる」ことへの圧倒的なこだわり
- 麺に特化したお弁当箱ならではの新しい体験
- 弁当作りが手軽になる
- がっかりポイント
-
- 麺とつゆを合わせたときの温度をもう少し高くできれば完璧
- スープジャー本体も食器洗浄機・乾燥機に対応して欲しい
- 幅
- 18.0cm(約)
- 奥行
- 11.0cm(約)
- 高さ
- 15.0cm(約)
- 重量
- 0.5kg(約)
- 容量
- 容器本体:0.3L/内容器:0.165L(※2段使用時)
- 保温効力
- 専用ポーチに入れない場合:64℃以上(6時間)/専用ポーチに入れた場合:67℃以上(6時間)
- 保冷効力
- 専用ポーチに入れない場合:10℃以下(6時間)/専用ポーチに入れた場合:10℃以下(6時間)
- 型番
- JEC-1000 NVY
食べものの温かさだけでなく、視覚的にも触覚的にも温かさを感じられる新感覚のお弁当箱です。
麺であれば下準備もほとんどいらず短時間でお弁当が完成するので「手間を減らす」という観点からもおすすめできます。
スープジャー「JEB-500」もおすすめ!!
- サーモス真空断熱スープジャー JEB-500
- 実勢価格: ¥2,998〜
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- 保温力の高さ
- 使い勝手のよさ
- お手入れのしやすさ
お弁当に手軽に一汁をプラスできる
サーモス「真空断熱スープジャー (JEB-500)」は、優秀な保温力があり、スープを温かいまま持ち運ぶにはピッタリな製品です。
満水量でなくとも保温力がそこまで落ちず使い勝手もグッド。
全てのパーツが食器洗浄機・乾燥機に対応しておりお手入れもカンタンです。
- おすすめポイント
-
- 保温力が優秀
- お手入れがカンタン
- 幅
- 10.5cm(約)
- 奥行
- 10.5cm(約)
- 高さ
- 13.5cm(約)
- 重量
- 0.3kg(約)
- 容量
- 0.5L
- 保温効力
- 61℃以上(6時間)
- 保冷効力
- 11℃以下(6時間)
- 型番
- JEB-500 NB
また、今回の検証を行っている中で、つくづく感じたのですが、比較対象に選んだスープジャー JEB-500もかなりいい商品なんです。
麺を楽しむという点においては、ヌードルコンテナーに一歩及ばずでしたが、本来の使い方であるスープ用途なら素晴らしい商品といえます。
保温力検証でもあったとおり、スープに後入れで具材を追加しても温度が下がりにくいです。
食感を残したい具材などを後入れしても、スープは温かいままでおいしく食べられます。
スープを持ち運ぶなら、口径が大きくて食べやすいこちらがおすすめです。
以上、サーモス ヌードルコンテナー(JEC-1000)の紹介&徹底検証レビューでした。
本記事を読んで気になった方は、ヌードルコンテナーをランチタイムの新しい選択肢として取り入れてみてはいかがでしょうか。
お弁当の準備を手軽にしたいという方にもおすすめしたい逸品です。
温度を測定した後もJEB-500のほうは温度の低下が緩やかなのに対して、ヌードルコンテナーは保温効果のない麺容器に湯を注いでいる関係で、早めに温度が下がっていきます。