ヤマダデンキから昇降機能つきのテレビスタンドが登場!
テレビを設置するアイテムとして、テレビスタンドが人気です。
ベースが薄いためテレビ台のようにスペースを専有せず、部屋を広く使えます。また、壁かけ金具のように壁を傷付けないのもメリットです。
そんなテレビスタンドに、ヤマダデンキから電動昇降機能を付けた製品、「e-RIZE YTS4975DKB1」が発売されました。
一般的なテレビスタンドは、設置場所や日頃の視聴姿勢に合わせてあらかじめ高さを選ぶ必要がありますが、昇降機能の有無によってどのような違いが出るのでしょうか。
ヤマダセレクト「e-RIZE YTS4975DKB1」
※画像は楽天より
ヤマダセレクト
e-RIZE
YTS4975DKB1
実勢価格:¥93,280
サイズ:W1500×D390×H931〜1359mm・43.3kg
耐荷重:40kg
対応サイズ:49〜75インチ
スペースをとるテレビ台に代わる設置手段がテレビスタンドです。しかし、購入時には設置場所に合わせて最適な高さを選ぶ必要がありました。
そこで注目なのが電動昇降機能付きスタンド、ヤマダセレクト「e-RIZE YTS4975DKB1」です。
普通のテレビスタンドと何が違うの?
ここがすごそう!
1:環境に応じてテレビの高さを調整できる
リモコンの操作でテレビの高さを昇降できます。昇降幅は30cm。駆動部には実績のあるドイツのメーカー製品を採用しています。
2:「VESA規格」のテレビなら取り付け可能
「VESA規格」とは、テレビやモニター背面のネジ穴の位置の国際規格のこと。市販の壁かけ金具やテレビスタンドも、この規格に基づいています。
「e-RIZE YTS4975DKB1」も、テレビやモニターを壁かけするためのネジ穴位置が「VESA規格」に準拠しているため、多くの製品を取り付けられます。
ここは気になる!
1:テレビスタンドとしてはかなりの重量
パーツは全部合わせて50kgオーバー。重量があるため、組み立てや移動に不安が残ります。
2:10万円超えはさすがに高いのでは?
テレビスタンドとしては破格の10万円越え。1〜2万円で購入できるスタンドも多いなか、価格差を埋めるだけの機能があるのか気になります。
ヤマダセレクト「e-RIZE」を実際に使って検証
ということで、ヤマダセレクト「e-RIZE YTS4975DKB1」を雑誌『家電批評』編集部で徹底検証しました。
使い心地は快適なのか、そして、簡単に組み立てはできるのでしょうか?
まずは使い心地の検証結果からです。
おすすめ:どんな姿勢でも自然に画面が見られるから疲れない
「立ってゲームで遊ぶ」「椅子に座ってテレビを見る」「床に寝ながらテレビを見る」という3つのシチュエーションを試してみました。
テレビが上下することで、顔をあまり動かさずに視線がテレビ画面をとらえられました。
1:立ってゲームで遊ぶ
【テレビ画面までの高さ:101cm】
高さを101cmにして「Nintendo Swich」で「リングフィット」をプレイ。テレビボード使用時ほど視線を下げる必要がないため、集中して全身運動ができました。
2:椅子に座ってテレビを見る
【テレビ画面までの高さ:80cm】
リラックスできる姿勢だけに、顔の正面の高さに画面があると、長時間でも集中できます。
3:床に寝ながらテレビを見る
【テレビ画面までの高さ:71cm】
テレビを下げれば、寝っ転がった際に目線を上げる量が減るため、首への負担を軽減できます。
ヤマダセレクト「e-RIZE YTS4975DKB1」の特徴は?
上昇・下降はリモコンで操作。一度ボタンを押すと再度押すまで動き続けます。
本体側には、高さが数値で表示。よく使用する高さを3つまで記録するメモリー機能もあります。
電源パーツはマウントの下部に収納できるため、パッと見は電動とはわかりません。
ここは惜しい
組み立ては男性3人でもめちゃ大変だった
大きな梱包を見て、不安だった組み立て。サポートに体力のある若手男性スタッフを2人招集しましたが、完成まで2時間近くかかりました。
パーツを取り出してまず困ったのが、ねじの多さ。解説書にはサイズしか書かれておらず、どこにどのねじを使うか解読するのにひと苦労。確認しながら組み立てます。
電源も自分たちで取り付けました。
大きく重いパーツが多く、なかなかの重労働。テレビと同時購入時のみ3300円(運搬費別)で組立サービスを利用できるので、DIYに慣れていないのなら、頼んだ方が賢明かもしれません。
デザインは悪くないけど部屋を選ぶかも
家具としてのデザイン性は、天板の角をななめに加工していたり、電源コードなどを目立たなくしていたりと好印象。
しかし、濃い色のモダンな雰囲気は定番ではあるものの、最近のトレンドではありません。部屋や他の家具との相性を、よく考える必要があります。
目立たない箇所の加工などは改善の余地ありです。
なお、2023年3月より新色の「ナチュラル」も販売開始されています。
ヤマダセレクト「e-RIZE YTS4975DKB1」のレビューまとめ
ヤマダセレクト「e-RIZE YTS4975DKB1」
※画像は楽天より
ヤマダセレクト
e-RIZE
YTS4975DKB1
実勢価格:¥93,280
サイズ:W1500×D390×H931〜1359mm・43.3kg
耐荷重:40kg
対応サイズ:49〜75インチ
総合評価:4.0点 / 5点
以上、ヤマダセレクト「e-RIZE YTS4975DKB1」の検証レビューでした。
実際に試してわかったおすすめな点は、高さが固定されているテレビスタンドに比べて、どんな姿勢でも自然に画面に目を向けられるので快適ということ。
電動なので55V型の大画面でもラクラク昇降。食事中は椅子に座って、食後はビーズクッションでくつろぎながらと、1日中テレビから離れることのない生活にはぴったりハマりました。
一方で気になったのは、ベースが大きく、かなりスペースを取ることです。存在感があるので、デザインが部屋にマッチするかも重要でしょう。
また、パーツの点数が多く重量もあるため、組み立ては思いのほか大変でした。購入時は有料の組み立てサービスの利用を検討することをおすすめします。
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ねじの袋に番号がふってあると、もっとわかりやすかったです。