食品雑貨おいしくヘルシーに!上手な美容食材の摂り方は?

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美容や健康にいいイメージの食材はたくさんあるけれど、その働きや最適な食べ方は実はよく知らないという人も多いのでは? そこで、テストする美容誌『LDK the Beauty』が、そんな食材をピックアップし、各食材のプロへ徹底取材! 上手な摂り方をご紹介します。

今回は、最近よく見かける「良質なオイル」についてです。

良質なオイルの働きは?

最近よく目にする健康効果をうたうオイル。どんなオイルがあり、どのような働きがあるのかを押さえて賢く摂りましょう。

代表例

定番のサラダ油、なたね油、オリーブオイルのほか、注目されているアマニ油、えごま油、MCTオイルなど。

食用オイルの主な働き

  • 肌のバリア機能を整える
  • 体のエネルギー源になる
  • コレステロール値の上昇を抑制
  • 免疫力の向上など

それでは、知っておきたいオイルの上手なとり方のヒントを紹介します。

食品雑貨肌のために必要? そもそも油の役割とは

肌細胞はひとつひとつ油で覆われていて、その油は体内に吸収されたもので構成されます。脂質は細胞膜の原料のため、質のいい油を摂ることで肌細胞の機能がアップし、美肌につながります。

YUKIE 氏
一般社団法人日本オイル美容協会代表/オイルコンシェルジュ
YUKIE 氏 のコメント

上質な油を摂って肌細胞を育てることは美肌につながります。

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肌トラブルのない健やかな肌に!

食品雑貨“必須脂肪酸”をバランスよく摂る

いくら体によくても摂りすぎはストップ! 体内で生成できない必須脂肪酸をバランスよく摂るのが大事です。

オメガ3とオメガ6を「1:1~2」で摂るのが理想

油の主成分である脂肪酸にはオメガ3・6・9系などがあり、特にオメガ3と6は「必須脂肪酸」と呼ばれ、バランスよく摂ることで健康な体を維持できる重要な栄養素。なかでもオメガ3は不足しがちなので、意識して摂るべき脂肪酸です。

食事から摂るべき必須脂肪酸

オメガ3系脂肪酸

元々魚に多く含まれている成分で、油ではアマニ油やえごま油に含まれています。現代人が不足しがちな成分です。

オメガ3系脂肪酸 イメージ

体内脂質の改善が期待できます。

オメガ6系脂肪酸

ごま油や大豆油、サラダ油や加工食品にも多く含まれており、意識しなくても摂取できている人が多いです。

オメガ6系脂肪酸 イメージ

適度に摂ることで高血圧予防になります。

オメガ9系は体内で生成可能

オリーブオイルや米油はオメガ9系の油。体内で作られる脂肪酸なので、食事では適度に取り入れてください。

オメガ9系は体内で生成可能 イメージ

腸のぜん動運動を促す働きがあります。

A評価おすすめオリーブオイル:ディチェコ「エクストラヴァージンオリーブオイル クラシコ」

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ディチェコ
エクストラヴァージン
オリーブオイル クラシコ
実勢価格:864円

内容量:500ml

▼テスト結果

  • おいしさ:〇
  • 香り  :◎
  • 密閉性 :◎
  • 評価  :A

ディチェコ「エクストラヴァージンオリーブオイル クラシコ」は過去のEXバージンオリーブオイル比較テストでベストバイでした。

クセがなく、加熱調理はもちろん生食にも向いています。密閉性の高い容器で保存性の高さも優秀です!

食品雑貨さまざまなオイルを使い分けましょう

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油は主体となる脂肪酸や植物に含まれる化学成分によって効果が異なります。そのため便秘解消ならオリーブオイル、即消化・吸収されて即エネルギーになるものならMCTオイル、抗酸化作用ならごま油など、気になる効果で選ぶのもありです。

欲しい効果で上手に油を使い分けましょう。

YUKIE 氏
一般社団法人日本オイル美容協会代表/オイルコンシェルジュ
YUKIE 氏 のコメント

ごま油は脂肪酸よりセサミンの働きに注目です。

食品雑貨実は日常的に使いやすいひまわり油

ひまわり油は抗酸化作用が高いとされるビタミンEの含有量が多いオイル。香りや味のクセもなく加熱にも強いので、実は日常的に使いやすい油です。

実は日常的に使いやすいひまわり油 イメージ

サンフラワーオイルともいいます。

以上、美肌づくりに欠かせない良質なオイルの紹介でした。

なんとなく摂るのではなく、効果的に摂って健康や美肌作り役立てましょう。