【2025年】レディース冷感インナーのおすすめランキング12選｜LDKがタンクトップ、キャミの人気商品を比較

ユニクロより良い冷感インナーは見つかる？

じめっと暑い夏に気になる肌のベタつきやムレ。そんな蒸し暑い季節を心地よく乗り切るアイテムとして人気なのが、冷感インナーです。

冷感インナーとは、接触冷感や吸水・速乾（吸汗速乾）機能を備えたインナーのこと。

通気性が高く蒸れにくい素材や汗がすぐ乾く吸水速乾性に優れた素材を使ったタイプの冷感インナーなら、暑い夏に汗をかいてもベタつきを感じにくく、快適に過ごせます。

LDK the Beautyが最強のレディースインナーを探してテスト

雑誌『LDK the Beauty』(出版 晋遊舎)掲載号より

汗を素早く処理してひんやり快適でいられるレディース冷感インナーが欲しいところですが、さまざまなメーカーから登場しているので「ユニクロのエアリズムより良いのはある？」「着るだけで涼しいって本当？」など気になりますよね。

そこで雑誌『LDK the Beauty』が、ひんやり・速乾をうたうレディース冷感インナーの人気商品を徹底比較！ 高温多湿な気候でも快適に過ごせる最強アイテムを探しました。

レディース冷感インナーの選び方は？

レディース冷感インナーは、トリンプやアツギといった下着メーカーをはじめ、ブラトップで有名なユニクロやしまむら、トップバリュなど、さまざまなブランドの商品があり、キャミソールタイプやブラジャーなしで着られるカップ付きなどラインナップも幅広いです。

ネット通販で購入する場合は、実際に商品を手に取れないこともあって、商品レビューをチェックするという人も多いと思いますが、口コミの情報だけで自分に合うサイズかどうかや機能性を見極めるのは難しいですよね。

そこで、レディース冷感インナーを購入する際にチェックしておきたい選び方のポイントをご紹介します。

選び方1：形状

レディース冷感インナーには大きく3つのタイプがあります。それぞれの特徴をご紹介します。

キャミソールタイプ

袖がないキャミソールタイプのレディース冷感インナーは、脇部分が空いていて通気性が高く、肌着のラインがアウターにひびきにくいため、ノースリーブの洋服も着られるのがメリットです。

汗の量が少なめの人、ワキ汗が気にならない人、薄着でもおしゃれを楽しみたい女性に向いています。

タンクトップタイプ

キャミソールタイプと同じく袖がないタンクトップタイプのレディース冷感インナーも、インナーラインが目立ちにくいのがメリットですが、キャミソールタイプより若干通気性が劣るのがデメリットといえます。

汗の量が普通の人、キャミソールだと肩紐のズレが気になる人におすすめです。

半袖タイプ

半袖タイプのレディース冷感インナーは脇や背中をしっかりと覆って汗をキャッチするため、汗が表に染み出しにくいのがメリット。

カバーする面積が大きい分、キャミソールタイプやタンクトップタイプより通気性が低めのものが多いですが、汗対策としてはもっとも効果的で汗をかく量が多いと感じる人向けです。

汗染み防止には、汗とりパッド付きのものを選ぶといいでしょう。袖があるので、上に着るアウターを選ぶのがデメリットといえます。

今回は、キャミソール＆タンクトップタイプをテストしています。

選び方2：素材や機能性

汗をかいて蒸れやベタつきが気になる人は、肌触りがよく吸水性がいい綿と通気性や速乾性にすぐれた化学繊維（ポリエステル、ナイロン、ポリウレタン）の混合素材の製品がおすすめです。

汗のイヤなニオイを防ぐ抗菌防臭加工やUVカット機能をうたう商品もあるので、気になる悩みに応じて選びましょう。

着用時のひんやりとしたクール感にこだわる人は、商品タグに表示されているQ-MAXとよばれる値をチェックしてみてください。

Q-MAXとは、肌から生地へ瞬間的に熱が移動する量を数値化したもの。数値が高いほど、触れた瞬間に冷たく感じます。

冷たさの感じ方は測定時のΔT（熱板の温度と試験室室温の温度差）の設定で変わりますが、Q-MAX0.2以上がひんやりの目安となります。

選び方3：カラー

下着のラインやレースが、Tシャツなどのトップスに響かないかどうかも重要な要素です。

下着が透けないのは大前提ですが、とくに白いシャツを重ね着するときは肌より濃い色のキャミを選ぶのがおすすめです。トップスも袖が短すぎないものの方が無難です。

淡い色や白地のトップスには、肌色よりもワントーン暗い「ブラウン寄りの色」または「サンドベージュ」系のキャミを合わせると透けにくくなります。

レディース冷感インナーのテスト方法は？

今回は雑誌『LDK the Beauty』編集部が、実店舗をはじめ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどで購入できる人気・売れ筋のキャミソール＆タンクトップタイプのレディース冷感インナーをピックアップ。

ランジェリースタイリストの中根菜穂子さんと一緒に、晋遊舎の検証機関「LAB.360」（ラボ サンロクマル）と試験施設で、次の6項目を比較検証しました。

各テストの詳細は次のとおりです。

テスト1：ひんやり持続性

製品着用直後と高温多湿の室内で一定時間待機後にサーモカメラで撮影。表面温度の変化を見ました。

LAB.360主任研究員

島田瞳 のコメント

サーモ画像で見ると、着用部の青い部分は表面温度が低く、黄〜赤みが増すほど表面温度が高いことを示します。

モニター(女性) のコメント

冷感素材はひんやり感もチェックしました。

テスト2：吸水速乾性

水を定量滴下させてから上に生地を乗せ、一定時間後に精秤。蒸散率を算出し、素早く吸水・蒸散するかを確認しました。

テスト3：蒸れにくさ

水を入れた容器に製品を被せ、一定時間で減少した水量から蒸散率を算出。蒸れにくいと判断しました。

LAB.360主任研究員

島田瞳 のコメント

快適さにつながる項目を検証しました。

テスト4：着心地

複数モニターが製品を着用。肌あたり・フィット感、洋服を着たときにもたつかないかを検証しました。

テスト5：ひびきにくさ

インナーのラインが洋服にひびかないか、ピタッとしたTシャツを上に着て確認しました。

ランジェリースタイリスト

中根菜穂子 氏 のコメント

白い洋服でもOKなインナーを探しました。

テスト6：通気性

通気度試験機で生地を通過する空気量を測定しました。多くの空気が通るほど高評価としました。

以上を比較検証した結果は、評価の高かったレディース冷感インナーのおすすめ商品からランキングで発表します。それではどうぞ！

※総合評価は「ひんやり持続性」「吸水速乾性」を重視して決定しています。