値上げ時代の救世主!100均の優秀アイテムはどれ?
2022年に入り、食品を中心にさまざまな物の値上げが話題となっています。さらに、10月には値上げの対象が2.5倍になるなんて話も。
そんなときに頼りになるのが、100均です。2022年4月には目利きの集まる銀座に進出するなど、低価格で一定以上の品質を供給するレベルまで成長しています。
そこで、雑誌『MONOQLO』では、そんなレベルアップを続ける100均のアイテムをプロと一緒に検証。優れた逸品を探しました。
今回は、ダイソーの4つの棚パーツを使い、工具不要で10分でできる棚を紹介します。
100均はDIYアイテムも充実
最近の100均はDIY用品や工具も充実。もっともハンマーやノコギリなどの本格的なものは、値段相応の作りで使いづらいため、カンタンにDIY気分を味わえる工具不要の棚作成キットや有孔ボードを買うのがオススメです。
追加パーツも110円なので、カスタマイズも気楽にできるのがうれしいところ。
そこで、プロがDIY用品40製品をテストしてセレクトしたのが17製品。今回はそこから、ダイソーの4つのパーツを使ってオリジナル棚を作りました。
ダイソーの棚用パーツでオリジナル棚が作れる!
DIYしたいけど面倒と思っていませんか? ダイソーで売っている棚用のパーツを組み合わせれば、工具を全く使わずに棚が作れるんです!
パーツのサイズやポールの高さがいくつかありますが、安定性が高く使いやすいものを作るなら、15cmのポールを使用した棚がベスト。デスク上収納にピッタリです!
使ったパーツは、以下のとおりです。
パーツ1:ダイソー「天面用、脚部用ポール8本入り」
ダイソー
天面用、脚部用ポール 8本入り
実勢価格:110円
パーツ2:ダイソー「支柱ポール(15cm ネジ付属)」
ダイソー
支柱ポール(15cm ネジ付属)
実勢価格:110円
パーツ3:ダイソー「アジャスター(4個入り)」
ダイソー
アジャスター(4個入り)
実勢価格:110円
パーツ4:ダイソー「棚板(1枚入り)」
ダイソー
棚板 1枚入り
実勢価格:110円
作り方は簡単! 支柱をはめ込むだけで作れる
支柱ポールにネジをつけます。
棚板に支柱ポールをはめます。
反対側も同様にはめます。
天面用、脚部用ポールとアジャスターを支柱ポールに装着します。
つまり、支柱を天板にはめて、出たネジ部分に天面・脚部用ポールとアジャスターを付けるだけで完成。
ネジ穴がゆがんでいるなど粗さはありますが、低めの棚なら歪みは目立たないので問題なしです。
今回、サイズの違う棚板や支柱ポールでいくつか棚を作り、安定感と使いやすさを検証しましたので、ご紹介します。
DIY棚は低いほど安定感があって使いやすい
▼評価
- 安定感 :◎
- 使いやすさ:◎
使用パーツ
- 支柱ポール15cm(×4)
- 天面用、脚部用ポール
- 棚板30×15cm(×2)
- アジャスター
こちらは先ほど作り方を紹介したもの。安定感・使いやすさともに◎。デスク上にも置けるサイズでこの高さがベストです。
▼評価
- 安定感 :◯
- 使いやすさ:△
使用パーツ
- 支柱ポール15cm(×4)
- 天面用、脚部用ポール
- 棚板30×30cm(×2)
- アジャスター
こちらは支柱ポール15cmと棚板30×30cmを使って作ったもの。安定感はそこそこですが、使いにくいサイズ感でした。
▼評価
- 安定感 :△
- 使いやすさ:△
使用パーツ
- 支柱ポール30cm(×4)
- 天面用、脚部用ポール
- 棚板30×30cm(×2)
- アジャスター
こちらは支柱ポール30cmと棚板30×30cmを使用。安定感も使いやすさも悪く、グラつきが激しいです。
ということで、今回ダイソーのDIYアイテムを使って3つの棚を作りましたが、30cm(パーツをつければさらに高くできる)のポールを使用した棚は、動かすだけでポールがグラつき安定性が心配という結果に。15cmのポールの方が安心です。
また、30×30cmの天板と組み合わせると、高さの割に奥行きがありすぎて下段が使いづらくなるため、棚板は30×15cmの方がオススメです。
以上、100均の棚パーツを使った棚の作り方と検証でした。
100均のDIY用品は数ありますが、紹介した棚パーツを使えば工具ゼロで自作のちょうどいい棚が完成します。机の上に収納場所やディスプレイの場が欲しいなと思っていた方は、安て簡単に作れるので、挑戦してはいかがでしょうか。
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高いとグラつくので、低めの棚がおすすめです。