買いすぎちゃった食材は冷凍保存がおすすめです
「旬の野菜がたくさん送られてきた」「値上がりが気になるから特売でたくさん買ってしまった」。そんな時に頼れるのが冷凍保存です。
冷凍保存のちょっとしたコツを知っていれば、食材をムダにせず、忙しい日のごはん作りもラクラク乗り切れます。
また、冷凍保存はお得&長持ちするだけでなく、じつはおいしくなるというメリットも。下処理がしやすくなったり、味がしっかり染み込んだり、いつものメニューも簡単にランクアップするんです。
そこで雑誌『LDK』が、はやりの丸ごと冷凍や、便利な下味冷凍など、便利な冷凍ワザをお届けします。今回はたくさん買ってしまいがちな食材のひとつ、「鶏むね肉」に注目。おすすめの冷凍方法と特徴を紹介していきます。
冷凍保存に欠かせないフリーザーバッグはこちら!
旭化成ホームプロダクツ
ジップロック フリーザーバッグ L
実勢価格:298円
冷凍保存に欠かせないのがフリーザーバッグ。雑誌『LDK』が行った9製品比較で、ベストバイを獲得したのが、旭化成ホームプロダクツ「ジップロック フリーザーバッグ L」です。鮮度やおいしさをしっかり守り、使い勝手も高評価となった優秀製品です。
鶏むね肉はサラダ油でしっとりに
お肉を冷凍するときは、パックのままはNG! ラップに包んでフリーザーバッグに入れるだけでも違ってきますし、オイルでコーティングするとさらにしっとりがキープできます。
サラダ油でオイルコートして冷凍
▼テスト結果
- ◎+
オイルコートしておくとほんのり味もついて、しっとり。気になるパサつきもありません。
フリーザーバッグに入れて冷凍
▼テスト結果
- ◎
オイルコートに比べ、そこまでしっとり感はありません。
パックのまま冷凍
▼テスト結果
- △
そのまま冷凍したお肉はパサつきが気になるし、固くなっている場所もありました。
アイラップ&フリーザーバッグで最強冷凍!
▼テスト結果
- おいしさ :◎
- 食感 :◎+
- 調理の楽さ:◎
パサつきがちなむね肉も、しっかり繊維を潰すとやわらかくなるんです。さらにオイルをまぶすとしっとり感もいっそうアップ。下味を付けておけば、茹でるだけでサラダチキンができちゃいます。加熱OKのフリーザーバッグを使えば調理もラクちんになります。
鶏むね肉の冷凍ルールは?
ルール1:肉の繊維は叩いて潰す
盛り上がったところは麺棒で叩いて肉の厚みを均等にします。麺棒がなくてもペットボトルで代用することが可能です。
ルール2:アイラップならそのまま調理できる
アイラップなら、そのまま鍋に入れて加熱できるので便利です。
※湯せん時は下にお皿を敷いてご利用ください。
しっとりサラダチキン
ここでヘルシーなチキンサラダをご紹介します。オイルコーティングでパサつきなしですよ。
<材料>(下味冷凍)
鶏むね肉……1枚(300g)
砂糖・塩……各小さじ1/2
サラダ油……大さじ1
<冷凍の仕方>
アイラップに叩いた鶏むね肉1枚を入れたら、砂糖、塩をまぶします。サラダ油を入れて空気を抜いて縛ったら、フリーザーバッグに入れて冷凍します。
<作り方>
1:冷凍肉は解凍しておきます。鍋に水を入れて、鶏肉を袋のまま入れたら火を付けます。
2:沸騰したら火を止め、上下を返してフタをして30分放置。中まで火が通ったら完成です。
さっぱりしたチキンで、ヘルシーなチキンサラダが作れます。
以上、鶏むね肉の冷凍ワザのご紹介でした。パサついて調理が難しいと思われがちな鶏むね肉も冷凍術でしっとりおいしくなります。たくさん買ったお肉も、簡単ひと手間で上手においしくストックしましょう。