毎日おつかれの自分に作る週末レスキューレシピ!
家事も仕事も毎日がんばっているけれど、週末になるとなんだかどっと疲れてしまうことありませんか?
そんなときにおすすめしたいのが、レスキューレシピ。身体が整い、気持ちもアガる、週末に作りたくなるごはんを、管理栄養士&フードコーディネーターの北嶋佳奈さんに教えてもらいました。
レスキューレシピでは、疲れた体に効果的な食材に注目。気になるお悩みやプチ不調を、しっかりおいしく食べることで改善していきましょう。
今回のお悩み:血行不良
なんだか体のあちこちが痛い…… そんなお悩みありませんか? 血行が悪いと、首や肩などがこったり、関節が痛くなったりとさまざまな不調の原因になります。体全体の血の巡りを良くすることで体調が整い、ストレス解消にもつながりますよ。
そこで今回おすすめする食材は「しょうが」です。
しょうがの辛味成分「ショウガオール」で血行不良を改善
しょうがには「ジンゲロール」という強い殺菌作用のある辛味成分が含まれています。この成分は加熱することで「ショウガオール」という成分になり、カラダを温める効果がアップするんです。
暑い時期でも、クーラーや冷たい飲み物などで体は冷えがち。冷房が効きすぎている室内にいたり、暑い室外と寒い室内を何度も行き来しているうちに、自律神経のバランスが崩れてクーラー病(冷房病)と言われる不調の症状が出ることも。
そんな全身不調は、夏でも温かいしょうが料理を取り入れて、改善していきましょう。
今回は、しょうがを使った3つのレシピを紹介していきます。
レスキューレシピ1:しょうがと鮭のレタスチャーハン
しょうがとよく合う鮭フレーク。調理もラクラクです!
調理時間:10分
カロリー:332kcal(1人分)
<材料>
※2人分
- しょうが ……1かけ
- ごま油…… 小さじ2
- ごはん…… 茶碗2杯分
- 鮭フレーク …… 大さじ4(30g)
- 卵…… 1個
- レタス…… 2枚
- しょうゆ…… 小さじ2
- ブラックペッパー…… 少々
<作り方>
1:しょうがはみじん切りにする。卵は溶いておく。
2:フライパンにごま油としょうがを熱し、ごはん、鮭フレークを炒める。卵を加えて炒め合わせ、しょうゆを回し入れる。
3:レタスをちぎって加え、さっと炒めて皿に盛り、ブラックペッパーをかける。
レスキューレシピ2:ジンジャードレッシングのツナトマトサラダ
加熱したしょうがが体をポカポカ温めます。
調理時間:10分
カロリー:70kcal(1人分)
<材料>
※2人分
A
- おろししょうが…… 小さじ1(チューブでも可)
- しょうゆ…… 小さじ2
- 砂糖 …… 小さじ1
- 酢 …… 小さじ2
- オリーブオイル…… 小さじ1
- ツナ缶(ノンオイル)…… 1缶
- トマト …… 大1個
- 大葉 …… 2~3枚
<作り方>
1:耐熱容器にAを入れ、ラップをせずに40秒加熱する。オリーブオイルと、ツナ缶の汁気を軽く切って混ぜる。
2:トマトは角切りにし、大葉は千切りにする。
3:1とトマトを和えて器に盛り、大葉をのせる。
レスキューレシピ3:鶏肉とアスパラのジンジャーハニーマスタードソテー
しょうがと粒マスタードが香る、上品ディナーが完成です!
調理時間:15分
カロリー:304kcal(1人分)
<材料>
※2人分
- 鶏もも肉 …… 1枚
- アスパラ …… 4本
- 薄力粉 …… 小さじ1
- オリーブオイル…… 小さじ1
A
- おろししょうが……小さじ1(チューブ可)
- 粒マスタード…… 小さじ1
- はちみつ…… 小さじ1
- しょうゆ…… 大さじ1
- 酒…… 大さじ1
<作り方>
1:鶏もも肉は食べやすい大きさに切り、薄力粉をまぶす。アスパラは下半分をピーラーでむく。3〜4等分の食べやすい大きさに切る。
2: フライパンにオリーブオイルを熱し、鶏肉を皮面から焼く(油が多く出るようならキッチンペーパーで拭き取る)。焼き色がついたら裏返してアスパラを加え、全体に焼き色がつくまで中火で焼く。
3: Aを加えてからめ、照りが出てきたら器に盛る。
以上、しょうがを使ったレシピ3種でした。体の中はしっかり温めて、巡りのいい体をめざしましょう。
冷たいものを摂り始める季節だからこそ、体を温めましょう。