美容にいい?ビタミンのこと、勘違いしていませんか?
美容や健康のために、ビタミン配合のサプリやスキンケアを使っているという人も多いのでは? でも、ビタミンが肌にいいからと取り入れていても、きちんと摂取できているかは別問題! そもそもビタミンのことをよく知らないっていう人が実は多いんです。
勘違い1:ビタミンを取るならスキンケアよりサプリが効果的
いいえ。スキンケアとサプリは目的が違うので優劣はありません。食事やサプリで摂ったビタミンは、すべて肌に使われるわけではないので、スキンケアも大事! 内からも外からも、ビタミンを補うことで、よりキレイな肌をめざせます。
勘違い2:ビタミンは全種類が必須
ビタミンをサプリで補うのは足りない分だけでOK。もちろんビタミンは全種必須ですが、毎日の食事で摂れているものもあるので無闇に全種類を補わなくてもOK。過剰摂取でかえって不調になるリスクもあります。
勘違い3:サプリより医薬品のほうが効果が高い
サプリは食品、医薬品は薬なので効果は別物です。健康食品であるサプリは、食事で不足している栄養素を補うためのもの。医薬品は既にある症状を改善したり、病気を予防するものなので、目的別に選びましょう。
このように、読者の多くが実はビタミンの効果がよくわからずサプリを飲んだり、美容液を塗ったりしていることが判明しました。
そこで、雑誌『LDK』から生まれた姉妹誌であるコスメ雑誌『LDK the Beauty』(エルビュー)編集部が、ビタミン配合のサプリやスキンケアの「塗る」「飲む」「食べる」のキホン的な疑問を徹底調査。プロへの取材やテストでわかった美容の正しい知識をお届けします。
今回は、ビタミンDのキホンをご紹介します。
ビタミンDは骨や歯を強くする陰のサポート役
ビタミンDは骨を強くする役割があります。ビタミンD2はきのこなどの植物類、D3は魚肉類に多く含まれます。D3は皮膚にも存在し、日を浴びることによってビタミンDに変換されます。
普通に過ごしていれば、とくに不足することはありませんが、日光に当たらない生活をしている人は骨が弱くなってしまうので、積極的に補って!
主に含まれている食物
きのこ、紅鮭、さんま、真あじ、しらす干しなど
主な働き
- カルシウムの吸収促進
- 骨や歯の成長促進、強化
- 免疫機能の調整
こんな人にぴったり!
- 骨折しやすい
ビタミンDは骨や歯を強くする陰のサポート役。太陽を好み、弱いものは特にありません。カルシウムと仲良しで、体内から排出されにくい脂溶性なので摂りすぎは体によくないです。日光や食事で適度に摂取するのが一番です!
Q.なじみのないビタミンだけどどんな人が足りない?
A.美白ガチ勢や家にずっといるインドアな人は要注意!
ビタミンDが不足することはまれですが、日差しをまったく浴びない生活をしている人は要注意です。
UV対策をしつつ、1日数分は太陽の光を浴びましょう。
手の甲や手のひらで日光浴をしてもOKです。
紫外線にあたれば勝手にビタミンDが合成される
夏は1日10分程度、冬は紫外線量により適切な時間が異なります。ただし、長時間紫外線を浴びるのはお肌的にはNGです。
Q.きのこの手軽な食べ方が知りたい!
A.干ししいたけを味噌汁にポイッ!
干ししいたけはサプリ並みに便利なので、ビタミンDの摂取には、保存がきく干ししいたけを利用しましょう。
スープや味噌汁を飲むときにパッと投入するだけ。栄養価も生しいたけより10倍以上高いんです。
Q.サプリで摂るときに気をつけることは?
A.肝臓に負担がかかるので摂りすぎNG!
ビタミンDはサプリで摂る優先度は低いです。日光を避けている人以外は不足している可能性が低く、過剰摂取も気になるビタミンDは食事や日光浴で取り入れるのがベター。
不要なサプリは飲まないで、迷ったらマルチビタミンを選びましょう。
以上、ビタミンDのキホンでした。ビタミンDの性質を正しく理解して、上手に賢く取り入れましょう!
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外側から塗ることで肌を整える効果はあります。