食品雑貨 熱しすぎはダメ!55~60℃がベストです

お肉がジューッと焼ける音は、耳にも心地よく食欲をかきたてますよね。とはいえ自分で焼くと、固くなりすぎてしまったり、逆に火の通りが甘かったりして、けっこうムズかしい……。

最高においしく焼き上げるためには、いろいろな方法がありますが、今回編集部が注目したのは「お肉の中心温度」。

お肉は、火を通しすぎるとタンパク質がかたまり、旨みが失われ、食感も悪くなってしまいます。でも逆に「ほどよい」温度で仕上げれば、ジューシーでおいしいステーキになるんです!

そこで、それぞれの中心温度ごとに、お肉の状態をチェックし、一番おいしく食べられる温度を探ってみましたのでご覧ください!


[50℃]好みによるけど生っぽすぎる?

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お肉のタンパク質が固まり始めるのは約50℃から。いわゆるレアの状態で柔らかさはありますが、歯切れが悪くなるというデメリットも。


[55℃]これが牛肉のベスト温度!

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ミディアムレアの状態。噛むと肉汁がジュワッとあふれ出してやわらかく、歯切れも良くなって最高に食べやすいです。


[60℃]程よいやわらかさと歯ごたえ

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プロの飲食店ではこのレベルが一番多いです。やわらかさを残しつつ香ばしい焼き上がりになります。


[65℃]お肉の水分が逃げ始める

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表面がパサつき始めます。中には水分がまだ残っていますが、離水する分岐点の温度と言えます。


[70℃]肉の旨みは味わえない

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触るとかたく、表面も中もパサついています。70℃はそれほど高温に感じないかもしれませんが、この時点で焼きすぎです。


お肉を美味しく食べるには、中の水分を逃さずに加熱することがポイントです。中心温度計で温度管理をしながら加熱すれば、おいしいタイミングを逃すことなく調理できるので、是非ともチャレンジしてみてください!