なにを入れる? 濃厚カルボナーラの正解
お店で食べるような濃厚なカルボナーラを自宅で再現するのは難しいですよね。使う材料も、卵の量やチーズ、牛乳や生クリームなど人によって実にさまざま。
今回は自宅で一番おいしくできるカルボナーラの材料をいろいろと試してみました。
それでは結果をご覧ください!
[食材その1:卵] 全卵と卵黄、どっちがいいの?
結論から言うと、卵は一人前で卵黄のみ2個が正解でした!
カルボナーラのソースは卵黄派と全卵派がいますが、卵黄2個で作ってみたところ、全卵と比べて圧倒的に濃厚な仕上がりになったんです!
[食材その2:チーズ] どの種類を選ぶのが正解?
一口にチーズといっても、ナチュラルチーズからとろけるチーズまで、種類は多種類に及びます。
下記の5種類のチーズを使って作り、味わいを実食してみました!
・粉チーズ
・パルミジャーノ・レッジャーノ
・スライスチーズ
・ピザ用チーズ
・6Pチーズ
検証結果はこちらです。
[粉チーズ:◎]
家庭によくある粉チーズ。
チーズを削る必要がないので手間もなく、驚くほど濃厚で美味しいソースが完成しました!
ただ、量はたくさん使うのでコスパが悪いのが少し気になります。
[パルミジャーノ・レッジャーノ:◯]
本場ではブロックチーズを削ってソースを作ります。
コレを使うとお店で食べるような濃厚ソースが再現できますが、削る手間がかかるのに加え、ブロックチーズが高価なので、特別な日に作るごちそうパスタ向けです。
[スライスチーズ:×]
とけるチーズは「なんだか美味しそう」と期待していましたが……
残念ながら思ったほどうま味を感じられず、無機質な味わいのパスタになってしまいました。
[ピザ用チーズ:×]
チーズはキレイにとけたのですが……
ナチュラルチーズの塩気やうま味がなく、そこまでおいしさを感じられるソースにはならなかったのが残念。
[6Pチーズ:△]
意外だったのは6Pチーズです。
細かく砕いて湯せんするとキレイに溶けて卵黄とまざり、チーズの塩気がパスタによく合いました。
[食材その3:牛乳or生クリーム] 使ったほうがいいの?
[牛乳:◎]
冷蔵庫に常備している家庭も多いと思います。
手に入りやすい牛乳は、コクの少ないチーズでもうま味を引き出していました。
[生クリーム:◎]
牛乳同様コクが増しました!
こっくりした深い味わいに。ですが、あっさりめが好きな人には少々くどい味かもしれません。
牛乳も生クリームも、基本的にはチーズとベーコンから出る油で、充分なうま味を引き出すことができるので不要です。チーズがあっさりしていると感じたときに少しずつ足すのがいいでしょう。
いかがでしたでしょうか? いろいろ試してわかったのは、卵は卵黄のみ2つ、チーズは粉チーズを使い牛乳や生クリームは基本なくても大丈夫だということ。
これでお家で美味しいカルボナーラが簡単にできるので、ぜひお試しください!