「スマートさ」が別の所にある謎のスマートスピーカー
Google AssistantもAmazon Alexaも使えるという触れ込みの「Clazio(クラジオ)」。実際に使ってみると、日本語がうまく使えなかったり「AI」ではなく、あくまでボイスコントロールだったりと、スマートスピーカーとしては正直微妙なんです……。
ですが!「タッチスクリーン+Android OS+スピーカーの組み合わせ」と考えると、また違った趣があるヤツなんです。
Clazio
Clazioワイヤレススピーカー
実勢価格:2万1999円
サイズ: 326×110×160mm
質量:907g
[Google Assistant]
「OK Google」で検索はできますが…
Google Homeとは違い、「OK Google」で可能なのは、Googleでの検索ワードの入力。アシスタントといえばアシスタントですが……。
[Amazon Alexa]
英語でしか使えない?
編集部で検証したところ、現状は英語のみでしか利用できませんでした。また「Alexa」でコントロール開始するはずが、認識しないことも多々ありました。
でも「タブレット付きのスピーカー」として活用するなら超便利なんです!
ハイスペックではないものの、スピーカーの音量は大きく、音質も十分。「タッチスクリーン+Android OS+スピーカー」の組み合わせは「ながら再生」に最適なんです。
料理をしながらレシピを見たり、音楽を流したりするのにはもってこい。アプリも自由に入手できるし、YouTubeとの相性もバッチリです。
声での操作は微妙ですが、タッチパネルでタブレット的に操作できるので、動画も音楽もラジオも簡単に再生が可能。便利なスピーカーは欲しいけど、声での操作に魅力を感じない、そんな人にオススメの、「ある意味スマート」なスピーカーではないでしょうか。