2021年のベストバイを発表! 「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を解説
2021年も『家電批評』では大型家電や定番家電のほか、生活を楽にする家電にフォーカスするなど、さまざまな家電をテストしてきました。その中で、編集部が特に「買い」だと思ったおすすめの製品を「家電批評 オブ・ザ・イヤー」として発表します。
大切な人へのギフトに、そしてもちろんこの1年を頑張った自分へのご褒美に。ベストバイだらけの家電カタログを参考にしてみてください!
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー2021】記事はコチラ!
パワフルで快適に走れる! ジャイアント「FASTROAD E+」
ジャイアント
FASTROAD E+
実勢価格:38万5000円
アシスト:4段階
ユニット取り付け箇所:クランク
最長充電時間:4時間10分
フレーム素材:アルミ
カラー:ブルー・マットブラック
ホイール/タイヤ:700×32c
変速機:1×10速
重量:19.4kg(Sサイズ)
バッテリー容量:500Wh
最長航続距離:205km
ブレーキ:油圧ディスク
▼評価
アシスト:15/15
走行性:15/15
パーツ:10/10
コスパ:7/10
合計:47/50
ジャイアント「FASTROAD E+」は『家電批評』2021年8月号で通勤用自転車としてe-bike10台の比較テストを行ったところ、ベストバイになった製品。なお、検証には自転車雑誌ライターの田中弾さんにご協力いただきました。
バッテリーをダウンチューブに内蔵したスマートなルックスですが、e-bikeのキモといえるモーターはパワフル。試乗したところ、低速からしっかりアシストし、20㎞/hまで気持ちよく加速しました。
24㎞/hを超えるとアシストは止まりますが、モーターの抵抗もなく平坦路なら気づくと30㎞/h近い速度で走行していることも。信号ストップの多い都心の道路なら、車の流れに乗って走ることもできます。
ポイント1:自社製とシマノ製を使った考えられたパーツ構成!
高速走行を支えてくれるのが、信頼性の高い油圧ディスクブレーキ。軽い力で引けばしっかり止まり、雨の日に制動力が落ちないのも安心です。
リアの変速に採用されたシマノ製のデオーレが、シフトの操作をダイレクトに伝えて瞬時に変速してくれるため、つねに道路状況に合ったギアで走れたことも高評価につながりました。また、現在の速度や航続可能距離といった情報がカラーで表示されるサイクルコンピュータも備えています。
ポイント2:通勤から週末のロングライドまで、快適に走れる実用的な装備
▼転がり抵抗の少ないスポーツタイヤ
32cという細めのタイヤを装着しているため、舗装路であればグングン加速してくれます。このタイヤは耐パンク性能が高いのも通勤用にはうれしい。
▼体への衝撃を抑えるシートポストとサドル
断面がD字型のシートポストは衝撃吸収に優れたカーボン製。
サドルもほどよくやわらかで、男性にやさしい溝つきです。
▼滑り止め加工のある操作ボタン
モーターのアシストとディスプレイを操作する「RideControl Ergo」。ボタンが軽いため操作しやすく、滑り止め加工されているのも芸が細かいです。指先にも疲れを残しません。
▼長さ調整可能なスタンドで駐輪場所を選ばない
キックスタンドが付属しているため、サイクルラックなどがない駐輪場でも停められます。長さの調整も可能です。
▼通勤にはこちらもおすすめ! クロスバイク21製品の比較
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以上、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選ばれたジャイアント「FASTROAD E+」の紹介でした。パワフルなモーターと充実の装備でライダーをアシストしてくれる1台。通勤で長距離を速く走りたい人には特におすすめです。
なお、今回紹介したものを含め、「家電批評・オブ・ザ・イヤー2021」に選出された製品は雑誌『家電批評』 2022年1月号で一気に見ることが可能です。
『家電批評』 2022年1月号
晋遊舎
家電批評
2022年1月号
700円
『家電批評』2022年1月号は21年12月3日発売! スマートフォンから洗浄便座まで、暮らしのすべてを快適にするベストバイ製品がずらっと並びます。ぜひチェックしてみてください!