安全な自転車ライフに欠かせないグッズを紹介
運動不足の解消や密を避ける移動手段として今、注目を集めている電動アシスト自転車。主流の子ども乗せモデルのほか、通勤やアウドドア向けのスポーツモデルやミニベロなど、ラインナップも多様化しています。
そこで、より安全な自転車ライフを送るために欠かせないグッズを比較しました。今回は、子ども用ヘルメットのおすすめ2選をご紹介します。
自転車用ヘルメットの正しい選び方
自転車用ヘルメットは、"正しく"選んで"正しく"着用するのが理想です。大人用なら軽さ、子ども用なら安全性を重視して選びましょう。
選び方:安全基準を満たしたヘルメットを選ぶ
自転車用ヘルメットを選ぶ際は、安全基準を満たしたヘルメットを選びましょう。代表的な安全基準には、次の4つがあります。
SG:一般財団法人 製品安全協会が安全性を認証した製品に表示されます。
CE:EU(欧州連合)加盟国の安全基準を満たしていることを証明します。
CPSC:アメリカで流通しているヘルメットに付く、最も一般的な安全基準です。
ASTM:世界最大規模である米国の団体が発行する安全基準の規格です。
SGマークは、ヘルメットの後頭部の下部あたりに貼られていることが多いので、購入時に確認しましょう。
着用時:ピッタリサイズを左右均等にかぶる
あごとあごひもとの間に人差し指一本が入るほどの余裕を残してから、しっかり締めます。ヘルメットの先端が、まゆ毛のすぐ上にくるように角度を合わせてかぶりましょう。
自転車用ヘルメットを購入する際は、頭のフィット感や子どもが気に入るデザインかどうかも重要なので、実際に店舗で試着するようにしましょう。
子ども用ヘルメットのおすすめ2製品を紹介
『MONOQLO』2021年11月号でテストしたのは、子ども用ヘルメット4製品。軽さと使いやすさを自転車雑誌ライターの田中弾さんと一緒にチェックしました。今回はその結果高評価となった、おすすめの2製品をご紹介します。
頭部を広範囲で守るOUTDOORMASTER「子供用自転車ヘルメット」
OUTDOORMASTER
子供用自転車ヘルメット
実勢価格:1853円
サイズ:W20×D23.5×H18.5cm
重量:404g
▼テスト結果
軽さ :◯
使いやすさ:◎
S評価だったのは、OUTDOORMASTER「子供用自転車ヘルメット」。子ども用ヘルメット4製品の中では、やや重いものの、最も深くかぶれて安全性が高いです。
後頭部に付いたアジャスターを回すことで、頭部にフィットさせられます。
ポイント1:深くかぶれて安全性が高い
高さは12~16cmほど(※)。OUTDOORMASTERはテストした4製品の中で最も深くかぶることができました。子どもの頭をしっかり守ってくれそうです。
※ヘルメット内部の頭頂部からカバーされている範囲の実測値になります。また、ヘルメットをかぶっているシーンはイメージです。
小さい子どもにはOGKカブト「PAL」もおすすめ
OGKカブト
PAL
実勢価格:3999円
小さい子どもにはソフトタイプのOGKカブト「PAL」もありです。こちらの高さは12~15cmほどでした。軽量なソフトシェルで首への負担が軽いため、小さい子どもに合っています。
バックルはカバー付きです。
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以上、自転車子ども用ヘルメットおすすめ2選でした。
頭部を広範囲で守るカバー力があるOUTDOORMASTERは、子どもにこそ欲しいヘルメット。ハードシェルで強度もあるので、おすすめです。
気になった人は、ぜひチェックしてみてくださいね。