しっかり使いこなせる!iPad&iPhoneの最新活用術

しっかり使いこなせる!iPad&iPhoneの最新活用術 イメージ

最新iPad Proが登場し、買うかどうか悩んでいる人は多いのでは? ただ、iPadを買ってもネットサーフィンするだけで「もちぐされている」人もたくさん。さらには、iPhoneでさえ使いこなせていないという人も……。
そこで、iPad・iPhoneの「最新活用術」を大公開! 自分にベストな選び方をはじめ、上手く使いこなせる方法やアプリ、アクセサリなどを紹介します。
今回取り上げるのは、M1チップが搭載された最新iPad Proです。果たして買うべきなのか、AV評論家の折原一也さんと検証を行いました。

M1パワーは伊達じゃない!「iPad Pro」

Apple iPad Pro 12.9インチ(第5世代)

Apple
iPad Pro 12.9インチ(第5世代)
128GB
実勢価格:12万9800円(Wi-Fiモデル)、14万7800円(Wi-Fi+Cellularモデル)

サイズ:W214.9×D6.4×H280.6mm
重量:684g
CPU:M1

Apple iPad Pro 11インチ(第3世代)

Apple
iPad Pro 11インチ(第3世代)
128GB
実勢価格:9万4800円(Wi-Fiモデル)、11万2800円(Wi-Fi+Cellularモデル)

サイズ:W178.5×D5.9×H247.6mm
重量:468g
CPU:M1

2021年5月に発売された最新モデルの「iPad Pro」。サイズは12.9インチ(第5世代)、11インチ(第3世代)と従来どおりの展開でこれまでとほぼ同様ですが、性能は大幅に向上! また純正キーボードにホワイトが登場しました。
それでは、ここからはプロと検証してわかった、iPad Proの良かったポイントと惜しかったポイントを解説していきます。

良いポイント1:ミニLEDディスプレイの映画体験がヤバい!

12.9インチは「巨大なiPad Pro」から「最高峰のモデル」へと位置付けがアップ。その証がミニLEDディスプレイです。

Apple iPad Pro 2

ディスプレイの内部ではこのように無数のLEDが配置されエリアごとの輝度を細かく制御します。
12.9インチは液晶パネルの直下に1万個以上のLEDを配置。それを2500以上のエリアで分割制御しディスプレイの表現力を従来モデルより格段に向上させています。
その違いを実感できるのがNetflixなどのHDR対応コンテンツです。

Apple iPad Pro 3

※写真右:新型(2021年モデル)、写真左:旧世代(2019年モデル)
新型(2021年モデル)は視野角がとても優秀。あらゆる箇所で暗部階調の優秀さを実感。明るい色の純度もしっかりと再現できます。
上の写真ではわかりづらいですが、旧世代(2019年モデル)は夜のシーンになると画面全体が白浮きし、暗部には黒浮きも目立ちます。

折原一也 氏
オーディオ&ビジュアルライター
折原一也 氏 のコメント

ミニLEDディスプレイの威力は斜めから画面を見るとわかりやすいです。

良いポイント2:爆速「M1チップ」搭載!過剰なほど高性能

良いポイント2:爆速「M1チップ」搭載!過剰なほど高性能 イメージ

iPad ProはMac向けにAppleが開発したCPU「M1」を搭載。iPad Proのほかには、新型iMac、Mac mini、MacBook Air、MacBook Pro 13に搭載され、ほぼ性能は同じです。
新型iPad ProをiPhone 12と同じCPU「A14」を搭載するiPad Airと実作業で処理時間を比べると、その差は明らかでした。
▼ProとAirの処理時間の比較

iPad ProとAirの処理時間の比較

違いが劇的だったのがLightroomと外付けSSDからiPadへのファイルコピー。LightroomはM1のパワーを生かしやすいアプリといえるでしょう。

良いポイント3:フロントカメラが地味に進化!

Apple iPad Pro 4

インカメラが超広角になりました。これとM1の画像処理とを組み合わせ、FaceTimeのビデオ通話時に人物に合わせて自動でフレーミングを調整する機能が登場。

Apple iPad Pro 5

あまりにもうまく機能するのでびっくりです。この機能はzoomでも活用される予定。ビデオ会議が捗ります。

残念ポイント1:端子が改良されたけどいつまでハブ頼みなの?

Apple iPad Pro 6

M1の採用に伴い端子も従来のUSB-Cからより高速なThunderbolt 4に進化しています。
ハブを介して複数の機器をつないでも転送速度を維持しやすい……のはいいのですが、そもそもハブ運用を強いることに疑問を感じます。こういうところが「プロになりきれていない」んです。

残念ポイント2:最上位モデルは28万円!価格が最大のネック

▼iPad Pro(2021)のApple Store価格一覧

iPad Pro(2021)のApple Store価格一覧

iPad Proを導入するうえでの最大のネックは価格。今回、2TBモデルが新登場したのですが、セルラー版の12.9インチは約28万円とハイエンドPCの価格帯です。高機能なアプリの拡充や端子を増やすなど、抜本的な使い勝手の改善を求めたくなります。

iPad Proを欲しい人は型落ち品を検討すべし

iPad型落ち品

型落ち品だと512GBモデルが6万円も安く手に入る場合も。iPad Proは高性能なので型落ちでも十分すぎるほど快適です。

【まとめ】仕事や趣味に欠かせないなら買う価値あり

最後に、新型iPad Proの良かった点と残念だった点をまとめてみました。

新型iPad

【総合評価】A
▼良かった点
・M1による超高性能
・テレワークとの親和性
・5G対応
▼残念だった点
・11インチはミニLED非搭載
・拡張性がない
・高すぎる
パソコンと同じ性能に到達したiPad Pro。プレミアプロをはじめとする定番のプロ向けアプリにiPad版が存在しないため、結局パソコンを使わざるを得ないのが大きな課題。ですが、少しテストしてみるだけでも高性能なパフォーマンスを実感できました。
特に12.9インチモデルは高い処理性能と高品質ディスプレイが一体となっており、4K動画の編集などクリエイティブ作業に最適な仕様になっています。趣味や仕事に「Proは欠かせない」自信があるなら、買う価値がある製品と言えるでしょう。
以上、新型iPad Proの紹介でした。

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