過去に紹介した掃除術から厳選油べっとりコンロの掃除術
LDK編集部が掃除・洗濯検証にかけた時間はじつに800時間超え! 今回は、これまで紹介してきたワザのなかから、とくに主婦モニターや読者から反響が大きかった珠玉のワザを公開しちゃいます。さらに汚れを防ぐアイデアもご紹介したいと思います。
過去に行った検証のなかから、読者モニター座談会などで「マネしたい」ワザを選んでもらいました。
さらに過去の読者ハガキでの投票数が多かったものや、プロへの取材なども行いもっとも反響が大きかったものをピックアップ。今回はその中から「コンロ掃除のスゴ技」をご紹介したいと思います。
どこから手をつけていいのかわからないほど油ベタベタ&ネッチョリのコンロですが、いったいどうすればキレイになるのか……? さっそくご紹介していきましょう!
ビクともしないコンロ汚れはマジックリンでパックする
コンロの汚れの正体は、油や野菜クズが、炎で焼きつけられた後に冷えて固まったもの。そんなガンコな汚れに有効なのが、マジックリンパック。洗剤を吹きかけて、熱いぞうきんをかぶせるだけのカンタン掃除ワザです。
アルカリ性のマジックリンが、ぞうきんの熱と相まって、じっくり油を溶かしてくれるんです。10分ほど置くだけで、油が完全に溶けた状態になるので、スルスル汚れが落ちます。
手順①カードで表面のコゲを取る
こびりつき汚れに洗剤を浸透させるため、まずは表面についたコゲた野菜クズなどをカードを使って落とします。強くこすりすぎないように注意しましょう。
コゲを落とす際、削り専門のスクレイパーを使うとラクにできます。
スクレイパーは、広範囲をあっという間にお掃除できます。
手順②マジックリンを吹きかける
マジックリンを全体にまんべんなくスプレーします。油がジワジワ溶け出していきますので、噴射後は触ったり伸ばしたりしないこと。
手順③ぞうきんパックしマジックリンを再噴射
マジックリンを噴射した上から、熱い湯でしぼったぞうきんでかぶせパックします。その上から、さらにマジックリンを噴射します。
手順④歯ブラシでこすり仕上げ拭き
パックをして10分ほど放置したら、汚れを歯ブラシでこすります。湯でしぼったぞうきんで拭きとるのがポイントです。
わぁ! ツヤツヤな地がよみがえりました。まるで新品のときのようなキレイさで感動しちゃいます。このワザは、放置時間をきっちりとって洗剤を働かせることが大切。放置時間をのぞけば手を動かすのは、10分ほどで掃除ができちゃうのが最高です。
じっくり温めることで
固まった汚れが落ちやすくなるんです!
熱いぞうきんで表面を覆うことで、熱と洗剤がじわじわと汚れをゆるめてくれます。
外せる部品はほったらかしワザで力いらずで汚れを落とす
五徳など、外すことができる部品は、3種類の洗剤液につけ置きするだけでスルッとキレイに汚れが取れます。モンスター級の汚れも力いらずでするっと落とせるという、誰もが試したくなる掃除ワザです。
今回掃除したのはこちら。気が遠くなりそうなくらいコゲコゲ&ガチガチです。
手順①湯の中にコンロを浸ける
3重に袋をかぶせた段ボールに、60℃以上のお湯と部品を入れます。
手順②湯に洗剤を投入
粉ワイド300g+重曹100g+食器用洗剤50gをお湯に溶かし、約3時間ほったらかしましょう。
手順③歯ブラシでブラッシング
放置後、湯ですすぎながらコゲ部分を軽くこするだけです。
このとおり、こんなにキレイに汚れが落ち、元の地とツヤが復活しました。
ピカピカ復活後は毎日の水拭きでキレイをキープをしましょう
掃除してキレイになったら、毎日ささっと拭くだけで、メンドウな掃除が必要なくなります。お料理したあと、まだあたたかいうちなら、水拭きでもオッケイ。都度汚れをリセットして、ツヤツヤの状態をキープするのがポイントです。
ついたばかりの油汚れなら、水拭きで落とすことができます。
放置してしまうと、油にホコリがくっつき、さらに野菜クズなども抱きこんでしまいます。これらが固まるとかなりの強敵になり、落ちにくくなってしまうんです。日々のケアで大掃除いらずのコンロを保ちましょうね。
いかがでしたか? 過去に行った数々の検証から選ばれたコンロ掃除のスゴ技をご紹介しました。ぜひお試しください!