わずかなスペースで自分の居場所を快適化

家で過ごす時間が長いと、いかに快適に過ごすかが重要だったりします。そこでおすすめなのが、「座椅子」。お手頃価格ながら、場所を取らずに快適な居場所を確保できる便利アイテムです。

いまさら座椅子? と思うかもしれませんが、最近の座椅子は進化がスゴくて、ふかふかで気持ちよく座れるなんてのは当たり前。可動箇所も可動段階もケタ違いで、体に優しいものなど、さまざまな製品が登場しています。

ということで今回は、自分の用途にピッタリの製品を見つけるべく、プロと一緒に人気6製品を徹底比較しました。

テストの結果を発表する前に、座椅子の選び方についてご紹介します。

ソファよりコンパクトな座椅子の選び方

ここでは座椅子を選ぶときに注目すると良いポイントを見ていきましょう。

体格に合わせて選ぶ

まずは自身の身長など、体格に合わせて選びましょう。

背もたれは長いものから短いものまで、さまざまです。頭まで支えてくれるハイバックのものが良いのか、首元までのものがいいのかなど心地よいサイズ感のものを選ぶのが重要です。

サイズ表記をみてぴったりだと思っても、実際に座ってみるとイマイチ……ということもあるため、店舗で購入する場合は実際に座椅子に座ってみて検討することをおすすめします。

クッション材で選ぶ

座椅子に使われるクッション材は、商品によって異なります。

一般的に多く使われているのがウレタンで、ポリエステル綿やフェザー、天然綿やポケットコイルなどが使用されている座椅子もあります。

クッション性の高い座椅子が好みの方はポケットコイル、柔らかめの感触が好みの方はフェザーなど、座り心地にこだわりたい方はクッション材に着目して検討してみましょう。

ちなみにウレタンは質によってヘタりやすさが異なります。長時間座る方や何年も使用したい方は口コミをチェックしたり、販売員にヘタりにくい座椅子を聞いてみることをおすすめします。

機能で選ぶ

座椅子の特徴のひとつでもあるのが、高い機能性です。

商品によって異なりますが、リクライニング機能付きのもの(リクライニング座椅子)やヘッドレスト・フットレストが可動するもの、座面が回転するもの(回転座椅子)などがあります。さらには、ゲームをプレイするのに最適化された「ゲーミング座椅子」もあります。

昨今のテレワークの浸透から、座椅子に座りながらの仕事を考えている方も多いですよね。その場合長時間座ることで肩や腰が痛くなってしまわないよう、ある程度可動するものを選び、自身にぴったり合った角度を探すといいでしょう。

持ち運びのしやすさで選ぶ

座椅子の魅力といえば、コンパクトさです。ソファに比べて簡単に移動ができ、掃除の際や来客の際に融通が効くのがいいですよね。

とくに物が多い部屋やあまり広くない部屋に住んでいる方は、持ち運びのしやすさ・コンパクトさも重視して選ぶことをおすすめします。なかには厚みが10cm以下のものや、背もたれが小さめのもの、折りたたみのできるものなどもあります。持ち運びのしやすい座椅子を選びたい場合は、できるだけ軽量のものを選ぶといいでしょう。

デザイン・カラーで選ぶ

座椅子もインテリアのひとつですから、部屋に置いた時にほかの家具と馴染むかどうかは非常に重要なポイントです。

座り心地や機能性にこだわるあまり、カラーやデザインの点で妥協してしまうと「あまり気に入らない……」と後悔するかも。座椅子には、おしゃれなデザインのものや、カラーバリエーションが豊富なものも多くあります。

おしゃれな部屋にこだわる人は、雰囲気と合うかどうかもチェックするのがおすすめです。

価格で選ぶ

機能性の高さや素材の質の高さなど、座椅子を選ぶ際にはさまざまな条件を検討しますよね。しかし理想の座椅子を選ぼうとすると、大幅に予算をはみ出してしまう可能性もあります。

ある程度こだわりたいポイントをしぼったら、「8000円以下で探そう」などといったように予算を決めて、選択肢を広げすぎないようにするといいでしょう。

座椅子を実際に座って比較!

今回は頭部と脚部も可動式の座椅子を中心に、売れ筋6製品を検証。整体師の中山隆嗣氏とインテリアコーディネーターのくろだあきこ氏にご協力いただき、中山氏には体への負担を中心に、くろだ氏にはインテリアとしての使い勝手を中心に評価してもらいました。

テストしたのは、次の4項目です。

テスト1:体の負担

長時間座っていても腰が痛くないかどうかなど、体への負担についてチェックしました。

テスト2:普段使い

普段使うときにラクな姿勢でいられるかどうかといった使いやすさをチェックしました。

テスト3:リラックス

リラックスした状態で使うときの座り心地などをチェックしました。

テスト4:使い勝手

色やデザイン、重さなど、使い勝手のよさをチェックしました。

以上の4項目をテストした結果は、おすすめ順にご紹介します。

【おすすめ多用途座椅子】明光ホームテック「神様がくれた座椅子 第1弾」

明光ホームテック
腰の神様がくれた座椅子 第1弾
実勢価格:7980円

サイズ:W50×D138×H16cm(フラット時)
重量:約8.5kg
素材:ポリエステル
カラー:ブルー、ブラウン
クッション材:低反発ウレタン(座面)
リクライニング箇所:腰14段階、頭部14段階、脚部14段階

▼テスト結果

  • 体の負担: ◎
  • 普段使い: ◎
  • リラックス: ◯
  • 使い勝手: ◯

ベストバイは、明光ホームテック「神様がくれた座椅子 第1弾」。過去にもベストバイに輝きましたが、やはり腰の「神の手機能」が評価のポイント。しっかり腰をサポートしてくれるので姿勢もよくなり、とにかく気持ちよくて、マルチに使えます。

中山隆嗣 氏
整体師、空手家
中山隆嗣 氏 のコメント

腰サポートがあるので起き上がり時も腰に負担がかかりません。

腰のサポート部分も14段階に調節可能!

背もたれの調節は以前から一般的な14段階だが、神の手部分も個別に14段階に調節可能。自分にとって一番腰が気持ちいい高さに合わせられます。

テスト2:普段使い

腰を後ろからしっかりサポートします。

テスト3:リラックス

脚部を上げることでお尻がズレません。

テスト4:使い勝手

重さや硬さも丁度よく、角度調節もしやすいですが、インテリアとしてはやや微妙かも。

【おすすめリラックス座椅子】アイリスオーヤマ「極ロング-KIWAMI LONG-YCK-001」

アイリスオーヤマ
極ロング -KIWAMI LONG-
YCK-001
実勢価格:7743円

サイズ:W54×D166×H16cm(フラット時)
重量:約10kg
素材:スエード調生地
カラー:ダークブラウン、ネイビー、アイボリー
クッション材:低反発ウレタン
リクライニング箇所:腰42段階、頭部14段階、脚部14段階(2カ所)

▼テスト結果

  • 体の負担: ◯
  • 普段使い: △
  • リラックス: ◎
  • 使い勝手: △

アイリスオーヤマ「極ロング-KIWAMI LONG-YCK-001」は足全体を乗せられる長い座椅子で、脚部は2カ所が可動します。普段使いはしにくいですが、足先まで上げられる効果は絶大。足が疲れる人や座椅子で寝る派に超おすすめです。

くろだあきこ 氏
All aboutインテリアショップガイド・インテリアコーディネーター
くろだあきこ 氏 のコメント

大きくて重いけれどふっかふかで気持ちよく女性受けしそうです。

2カ所×14段階で足を浮かせられる

脚部は2カ所がそれぞれ14段階で調節可能。さらに、腰部分は42段階可動で、皆かなり気に入っていました。

テスト2:普段使い

フラットでも厚みがあるので、足が楽チン!

テスト3:リラックス

足を上げることで体全体がリラックスして気持ちいい! 脚部をフラットにした状態でもかかとが床に着かないので、座った状態で足にかかる負担がゼロです。

テスト4:使い勝手

重くて動かしづらいですが、リラックス用途としてはかなり優秀。ふかふかでスエード調生地も気持ちいいです。

【おすすめ座椅子】タンスのゲン「ポケットコイルチェアー Charm mini」

タンスのゲン:ポケットコイルチェアー Charm mini:椅子

タンスのゲン
ポケットコイルチェアー
Charm mini
実勢価格:5999円

サイズ:W60×D115×H18cm(フラット時)
重量:約6kg
素材:ポリエステル(ファブリック生地)
カラー:グレージュ、ダークブルー、ブラウン、ハニーイエロー
クッション材:ウレタンフォーム(ポケットコイル入り)
リクライニング箇所:腰14段階

▼テスト結果

  • 体の負担: ◎
  • 普段使い: ◎
  • リラックス: △
  • 使い勝手: ◯

普段使いのみならタンスのゲン「ポケットコイルチェアー Charm mini」もおすすめ。ソファと同じポケットコイル方式で骨盤を固定するので自然と姿勢がよくなり、腰への負担が軽減されます。

テスト3:リラックス

うつ伏せで寝そべればリラックスも可能!

テスト4:使い勝手

座面が短いのであぐらをかいて前傾状態を取りやすいです。

【おすすめ座椅子】LOWYA「1億円座椅子 PO:NEL」

LOWYA:1億円座椅子:椅子

LOWYA
1億円座椅子
PO:NEL
実勢価格:6990円

 

▼テスト結果

  • 体の負担: ◯
  • 普段使い: ◯
  • リラックス: ◯
  • 使い勝手: △

LOWYA「1億円座椅子 PO:NEL」は、脚部が上下どちらにも動かせますが、それが若干使いにくさにつながってしまっています。

テスト4:使い勝手

色はかなりイマ風。

【おすすめ座椅子】タンスのゲン「低反発座椅子 Rococo」

タンスのゲン:低反発座椅子 Rococo:椅子

タンスのゲン
低反発座椅子
Rococo
実勢価格:4480円

▼テスト結果

  • 体の負担: ◯
  • 普段使い: △
  • リラックス: ◯
  • 使い勝手: ◎

タンスのゲン「低反発座椅子 Rococo」は、リラックス時にはクッションを併用するとかなりいいかも。

テスト4:使い勝手

若干硬く、座っている時のゴワゴワ感があります。

【おすすめ座椅子】アイリスオーヤマ「極 - KIWAMI- FC-560」

アイリスオーヤマ:極 - KIWAMI- FC-560:椅子

アイリスオーヤマ
極 - KIWAMI-
FC-560
実勢価格:4928円

▼テスト結果

  • 体の負担: △
  • 普段使い: ◯
  • リラックス: △
  • 使い勝手: ◯

アイリスオーヤマ「極 - KIWAMI- FC-560」は座り位置が低く、起き上がり時に腰に負担がかかりそうです。

テスト4:使い勝手

軟らかさが若干ヘタりに感じます。

【まとめ】どの製品も以前の座椅子とはリラックス効果がケタ違い

以上、座椅子のおすすめ6選でした。脚部が上がるタイプはどれもリラックスできますが、決め手は起こしたときの腰と足のサポート。脚部を上げられることで、ダラけた体勢でもお尻がズレることがなく、リラックス効果はどの製品も以前の座椅子とはケタ違いでした。