iPhone11並みにワイドが撮れる 広角レンズを探したい!
きれいな風景に出会うと写真を撮りたくなりますよね。
特に自然の中に出かけたときなど、スケールの大きい景色はそのままの雰囲気でおさめてみたいものです。
そこで今回は、2000円台~1万円超えの広角レンズ5製品を集め、どれくらいワイド撮影がきれいにできるか、iPhone XS Maxに装着し、テスト撮影にて検証してみました。
格安の掘り出し良品が見つかるか、興味深いところです。それでは さっそくご覧ください。
歪みのないシャープな仕上がり! 一線を画すtokyo grapher
tokyo grapher
Wide Lens
実勢価格:1万3200円
キレイな広角を撮りたいなら、tokyo grapherの「Wide Lens」が断然おすすめ。今回お値段は最高レベルですが、他に差をつける性能でした。
iPhone XS Maxに取り付けて撮影しましたが、しっかり広角に写り、歪みやノイズもほぼ見らません。iPhone11に比べると若干狭いものの、かなり近いレベルでワイドに撮影できています。
仕上がりを見比べてみましょう。
iPhone XS Max1.0倍撮影よりワイドに撮影できる!
▼iPhone XS Max「標準」
▼iPhone XS Max +「tokyo grapher」
iPhone XS Maxの標準で撮影したよりもワイドに撮影できています。歪みやノイズもほとんど見られません。
iPhone11 Pro Max「広角」とも近いレベル!
▼iPhone11 Pro Max「標準」
▼iPhone11 Pro Max「広角」
一方iPhone11 Pro Maxの「広角」撮影では、両脇の道に生えた街路樹の全体がしっかりと映えています。ノイズレスで歪みはほぼ見られず、さすが写真としての完成度も高いです。
それでも、「tokyo grapher」を取り付ければiPhone11 Pro Maxとかなり近いレベルで撮影できることが分かりました。
また、このワイドレンズに合わせて使いたいのが、同じくtokyo grapherの「ケース一体型レンズマウント」です。
tokyo grapher
ケース一体型レンズマウント(※iPhone XS Max用)
実勢価格:1万4300円
アマゾンや楽天などでは取扱いがないのですが、公式サイトからお求めいただけますのでチェックしてみてくださいね。
続いて、他のワイドレンズ4製品の検証結果もダイジェストで見てみましょう。
歪みが少なくワイドに撮れる bitplay プレミアムHD
bitplay
プレミアムHD ワイドレンズ EF 18mm
実勢価格:1万3500円
bitplayの「プレミアムHD ワイドレンズ」です。こちらも今回の中ではお値段が最高クラス。
アタッチメントが大きく、iPhoneを挟み込む仕様ですが、屋外で取り付けるのは少し手間取ります。
仕上がりはこちらです。
歪みは少なくワイドに撮影できていますが、右側の強いボケが惜しいです。
C評価: 着脱のしやすさがグッド
Luxsure スマホ用カメラレンズ
Luxsure
スマホ用カメラレンズ
実勢価格:2278円
Luxsureは クリップ式で着脱しやすくいところがグッド。今回の中で一番安いですが、歪みが出たのと、かすんだようなボケが気になりました。
仕上がりはこちらです。
ややボケやすく、写真の上側部分に歪みが。隅にフレアも出てしまいました。
C評価: ネジ止めタイプで着脱しづらい
FEGEGO 3in1
FEGEGO
スマホ用 カメラレンズ 3in1
実勢価格:2599円
FEGEGOの「スマホ用 カメラレンズ 3in1」 はネジで止めるタイプのため着脱がややしにくいです。写真は歪みがかなりありました。
建物はシャープに撮れていますが、上側部分が歪んで四隅が暗くなってしまいました。
C評価: 全体的に白っぽくなる
NELOMO 4イン1
NELOMO
スマホカメラ用 4イン1 レンズキット
実勢価格:3399円
NELOMOの「スマホカメラ用 4イン1 レンズキット」はレンズが4種類と豊富ですが着脱しづらく、マウント部分がスマホ画面を覆ってしまうのがネックでした。
上側に膨らんだような歪みが。全体的に白みがかってぼやけています。
今回ベストの「tokyo grapher 」以外の4製品は広角に撮れるものの、歪みが大きく出てしまいました。プロのカメラマンが撮っても、仕上がりはイマイチ。
以上、スマホ用広角レンズ5製品の検証結果をご紹介しました。
今回は格安でおすすめできるものは見つからず、1万円を超えますが断トツ「tokyo grapher」でした。iPhone11並みのきれいなワイド撮影をしたい方はチェックしてみてください!