令和最強のベスト家電66部門決定!!「どこがスゴかったか」解説します
“ネットを疑う家電購入ガイド”として日夜家電をレビューし続ける『家電批評』誌上でも、思いがけない良品の発見や、今一歩な製品の発掘など、さまざまな出会いがありました。
そこで今回、2019年に家電批評誌が扱った製品の中から「絶対に素晴らしい!」と断言できるベスト家電ばかりを集めた「家電批評 オブ・ザ・イヤー」を選定いたしました。
▼【家電批評 オブ・ザ・イヤー】入り口はコチラ!
上の画像をクリックしても移動しない場合、こちらをクリックしてください。
まさに“令和最強”の名がふさわしい、全66部門のベストバイたち。
ここでは、ベストに選ばれた一製品をピックアップし、どこが素晴らしかったのかを解説します。
▼ベスト家電を厳選したテスト誌はコチラ!
晋遊舎
『家電批評 2020年1月号』
700円
それでは早速ご覧ください!
<外部サイトでご覧の方へ>
the360.lifeの本サイトでは、アマゾンへのリンク付き記事を公開中です。ページ下の「オリジナルサイトで読む」よりどうぞ。
前モデルから評価急上昇!テストで実感した技術進化
2019年度の最新ハイエンド炊飯器6台を対象に、お米を水につけ置きしない状態の無洗米を炊き上げ、その美味しさを比較検証するテストを本誌12月号で行いました。
結果、味わい、見た目で他製品を圧倒し、炊飯器部門のグランプリを制したのがパナソニックの「Wおどり炊き SR-VSX109」です。
パナソニック
Wおどり炊き
SR-VSX109
実勢価格:6万5173円
サイズ:W275×H234(ふた開時468)×D361mm
重量:7.7kg
消費電力:1210W
前モデルは水っぽさが残り、炊き上がったお米はかなりやわらかめという評価でしたが、本モデルは、食感がちょうどよく、使用したコシヒカリ本来の旨みをしっかりと引き出してくれました。
目に見えるつややかな輝きが食欲をそそり、口に含んだ時の香り立ち、甘み、強い旨みがバランスよく一体となって口の中に広がっていくと、識者から高評価を得ました。
豪快な220℃“IHスチーム”がパナソニック革命の象徴
注目すべきは「スチームあり」で炊いた結果だということです。
Wおどり炊きシリーズは、蒸らし工程で220℃の高温スチームによりお米の表面につやを出していますが、前モデルはこの段階でお米の旨みが抜けてしまい、お米がべったりやわらかく仕上がる傾向が見られました。
この弱点を克服した秘密は、これまでの加圧追い炊きよりも微細な圧力制御で、お米の芯までしっかり加熱し、表面のハリを残したまま、米粒を約10%大きく炊き上げる、本機だけの機能「加圧追い炊きplus」にあります。
このひと手間が大事です
スチーム用の水入れをお忘れなく。この容器や蒸気口のパーツ、内釜の洗浄は毎回必須ですが、付け外ししやすいので苦になりません。
冷めても保温しても"旨い"まま「これが令和の銀シャリ」
発熱性と蓄熱性、断熱性を兼ね備えた軽く洗いやすいダイヤモンド竈釜も、味わいを高める理由のひとつです。
保温も冷や飯も旨いという新しい概念が登場し、各社最新ハイエンド6製品中、最高の"旨い"を勝ち取りました。
1時間保温した状態でも味わいはほとんど変わらず。わずかに水っぽくはなりましたが、香りと甘みはしっかり残っていました。
室温まで冷ました状態でも、甘さと香りは炊きたてに匹敵。他製品と比べると食感が段違いでした。お弁当に最適です。
パサパサ感が全くありません。甘さ、香りがしっかり残っている。すごい。とにかく香りが違う!
本機は、これまでの製品にはなかった「加圧追い炊きplus」の技術を追加したことで、“芯からふっくらとやわらかく、噛むほどに美味しいご飯”を目指したパナソニックの理想に、より近づいたといえるでしょう。現時点の最高峰の味をぜひ試してみてください。
以上、「家電批評オブ・ザ・イヤー」に選ばれた炊飯器の紹介でした。引き続き、ベストだった製品をご紹介していきますので、サンロクマルをチェックしてくださいね。
食べ飽きないバランスのとれた味わいです。ずっと使っていきたくなる炊飯器です。