そのまま使うとラップが しわくちゃに縮こまっちゃう !
スーパーやドラッグストアで、安売りしているキッチンラップを買ったものの、使ってみたら切れ味も悪くて箱も潰れてしまった…。そんな経験はありませんか?せっかく買ったのに、使いにくくてはがっかりしちゃいますよね。そんな問題を解決してくれるのが、「ラップケース」なんです。
ラップケースを使えば伸びずに ノンストレスで切れる!
ラップケースに詰め替えるだけで、使い心地の悪いラップでもストレスなくパッと切れます! なんとなくそのまま使っていた人も、一つアイテムを加えるだけで日々の家事がよりノンストレスに行えますよ。
よいラップケースを選ぶために 知っておきたいポイントは?
では、どんなラップケースを選べばよいのでしょうか?そのポイントは3つあります。
選ぶポイント①切れやすさ
まずは何と言っても「切れ味」が良いものが第一です。せっかく詰め替えたのに切れ味が悪くては意味がありません。力を入れずともスパッと切れるものがノンストレス!
②詰め替えやすさ
ラップをほかの容器に毎回移し替えるのは意外と手間。中に芯がなくそのまましまえるタイプなら、詰め替えも楽チンです!
③機能性
裏面がマグネットになっているタイプなら、冷蔵庫に貼り付けておけるので収納場所にも困らずサッと使えます。
本当に使いやすいラップケースはどれ? 実際に使用して比較しました
選び方のポイントがわかったものの、どれも使ってみないとその使い心地はわかりません。そこで、今回はプロの料理研究家2名にご協力いただき、実際に商品をテストしました!
おふたりに、選び方のポイントでもあげた「切れやすさ」「詰め替えやすさ」の2点を評価してもらいます。商品は、人気の無印やカインズ、100均などを中心に比較。
一体どれが本当に使いやすいラップケースだったのでしょうか? おすすめ順に発表していきます!
全製品中ピカイチの切れ味! 詰め替えも入れるだけ「無印」
無印良品
ポリプロピレン ラップケース大
実勢価格:450円
▼結果
切りやすさ :★★★★☆
詰めかえやすさ:★★★★☆
総合評価: A
ベストは無印良品の「ポリプロピレン ラップケース大」です。
「切れない」「はがれない」がケースひとつで解決! ポリエチレンなどを使った切りにくい安いラップでもスパッと切れます。
フタの裏に次のラップが残るので、巻き戻り防止もついた無印がダントツで優秀でした。
高評価ポイント①
伸びやすいラップもスパッと切れる! お高いラップと同じ切り心地です。切りにくいラップもノンストレスで切れました。
高評価ポイント②
ラップをコロンと入れるだけでセットできます。芯棒がないからかなりラク! 箱から出したラップをそのまま入れるだけでOKなので簡単です。
フタをぱくんと閉じると ラップが切れる「カインズ」
カインズ
スパッと切れる ラップケース
実勢価格:598円
▼結果
切りやすさ :★★★☆☆
詰めかえやすさ:★★★☆☆
総合評価: B
B評価は2つ。まずは、カインズ「スパッと切れる ラップケース」。ラップを引っ張らず、ケースを閉じることでラップを切り離せるアイデア商品! ストレスなくサッと切れるので使いやすいです。
両はしに短い芯棒のようなものがあり、引っ張ってから詰め替えるタイプ。詰め替えたら芯棒を戻すので少し手間はありますが、棒が短いのでさほどストレスにはなりません。
裏側は一面マグネット! 冷蔵庫につけられる「山崎実業」
山崎実業 ラップケース マグネット
実勢価格:1944円
▼結果
切りやすさ :★★★☆☆
詰めかえやすさ:★★★☆☆
総合評価: B
おなじくB評価は山崎実業「ラップケース マグネット」です。ラップの切れ味がよく、巻き戻りもありません。裏面がマグネットになっているため、冷蔵庫などに貼っておけて便利! ほかにはない機能面のよさがメリットです。
芯棒があるので、詰め替えにはちょっとだけ手間があります。ただ、誤ってラップが落下するリスクが減るので、安定性はあります。
C評価: 「WMF」のラップケースは
ギザギザの刃が出ています
WMF
ラップケース
実勢価格:4480円
▼結果
切りやすさ :★★★☆☆
詰めかえやすさ:★★☆☆☆
総合評価: C
続いてはWMF「ラップケース」です。金属製で重たく、鋭い刃のわりにラップは切りにくいのがマイナスとなってしまいました。
C評価: 切れなさすぎて低評価
「キャンドゥ」は残念でした
キャンドゥ
ラップケース
購入価格:108円
▼結果
切りやすさ :★☆☆☆☆
詰めかえやすさ:★★★☆☆
総合評価: C
惜しくも最下位となってしまったのは100円ショップのキャンドゥ「ラップケース」でした。プラスチック製の刃で、ラップが切りにくかったです! 切ろうとしてもひたすら伸びるだけなので、引きちぎることも。これではわざわざ詰め替えた意味がありません。
無印ならどんなラップも ノンストレスで切れてストレスゼロ!
以上、ラップケースのおすすめを紹介しました。
ベストになった無印のラップケースは、伸びてしまうような安物でもスパッとカットできる、バツグンの切れ味! さらに切ったあと、ラップがフタの裏に残っているので、くしゃくしゃのラップを広げる手間も必要ありません。詰め替えも中身をコロンと入れるだけという手軽さが好評でした。
次点のカインズは、唯一刃が内蔵されていて、小さなお子さんのいる家庭も安心です。対してWMFは、金属製で重く、刃が外側に飛び出ているので、取り扱いには要注意です。また、製品によってサイズが異なるので、そちらも確認の上ご検討ください。
これらを参考に、ラップケースを選んでみてくださいね。
※本記事に掲載している製品は、消費増税前にすべて編集部が購入したものです。そのため、購入価格は増税前の価格となっています。製品によって販売が終了しているものや、在庫がない場合がございます。あらかじめご了承ください。
唯一詰め替えてもいいと思いました!