グリルやオーブン料理、焼き菓子に 欠かせないのがクッキングシート!
オーブンを使うときに欠かせないのが、クッキングシート。
クッキーなどの焼き菓子はもちろん、魚や肉をグリルしたりするときに使うものです。
料理の焦げつき防止にもなるので、お家にひとつは常備しておきたいアイテム。
最近では、クッキングシートをフライパンの上に敷いて魚を焼いたり、オムライスを綺麗に作るためにクッキングシートを活用するなんて方法も人気なんですよ!
いつもの料理にクッキングシートをプラスするだけで、グンと料理の効率がよくなるんです。
クッキングシートも千差万別 “油がしみちゃう製品”もあったり…
魚や肉などのグリル料理は油がギットリ。
クッキングシートを敷いていても沁みてしまって、片付けでゲンナリしちゃうことありますよね。
よいクッキングシートを一枚敷くだけで、ゴシゴシ洗う手間が省けて時短にも繋がるんです。
捨てるだけで後片付けが終わるのなら、活用しない手はありませんよね!
“良いクッキングシート”を 選ぶための3つのポイントとは?
クッキングシートならどれも同じと思って買うと、使いにくくて失敗した経験がありませんか?
ここではクッキングシートを選ぶときにおさえるべき3つのポイントをご紹介します。
クッキングシート選びのポイント1:コスパ
クッキングシートは消耗品なので、高いものよりも安くてよいものがベスト。利用頻度は人それぞれですが、いろんな料理に使えるのでガンガン使いたいならコストも抑えておきたいところです。
クッキングシート選びのポイント2:使いやすさ
料理の際の使い心地も大きなポイント。油がにじんでしまうと結局耐熱皿も洗わなければいけません。シリコン加工など油を弾く素材のものだと片づけもラク! また、のせた食材がすべらずに安定するクッキングシートなら料理の失敗も減らせます。
クッキングシート選びのポイント3:切りやすさ
紙の性能がよくても、刃の部分が切りにくかったり、箱が頑丈でないとうまく切ることができずストレスにつながります。紙をスッとまっすぐ切れて、箱が潰れないものだと使い続けやすいです。
最強のクッキングシートを探すため 料理のプロと徹底検証を行いました
とはいえ、使ってみないとどのクッキングシートが優秀なのか、判断しづらいですよね。
ということで、前項でご説明した選び方のポイント3つを採点基準として、プロの料理研究家の方に協力いただき、クッキングシート6製品の検証を行いました。
クッキングシートの上にチーズをのせて焼き、油がにじまないかもチェック。
「コスパ」「使いやすさ」「切りやすさ」を評価項目とし、それぞれ星による5段階評価を実施。総合評価をAからDまでランク付けしています。
なお、商品価格については、コスパ評価の関係上、購入時の価格を明記しております。予めご了承ください。
さて、ブログなどで見かけるレビューでは100均のものが人気ですが、果たして結果はどうなったのでしょうか? 気になるランキングを発表します!
コスパ最強の100均“キャンドゥ” くっつかないし、すべらない!
キャンドゥ
クッキングシート
購入価格:108円
▼テスト結果
使いやすさ :★★★★☆
切りやすさ :★★★★☆
コスパ :★★★★★
総合評価: A
第1位に輝いたのは、キャンドゥの「クッキングシート」でした。
これがあれば、食材が焦げつかないから片付けラクラク! 圧倒的に安いのに、キャンドゥ以上の価格のクッキングシートと機能は同じでした。
30cm×5mの十分なサイズながら、108円という圧倒的なコスパがうれしい! もちろん上でチーズを焼いてもくっつかず、油も染みません。
▼使いやすさテストの結果①
両面シリコン加工されているので、焦げつかずにサラッとはがれます。盛りつけも片付けもラク!
今回の検証では、どのクッキングシートも焼いたあとの食材をはがしやすく、くっつきやすさの違いはあまりありませんでした。
しかし、ツルツルした素材ではがしやすさを保持していた商品は、そのツルツル感が仇となり、のせた食材が落ちやすくなってしまうためストレスに…。
その点、キャンドゥは、ザラザラ質感のシートで食材がすべらないのが嬉しいポイントでした!
▼使いやすさテストの結果②
巻き戻り防止のため、箱のフチが内側に折れており、シートを切ったあと巻き戻らないので、ストレスなく使えます! この小さな気遣いが大きなメリット。
▼切れやすさテストの結果
切れ味バツグンで欲しい幅でキレイにカットできます。箱がしっかりしているから、切るときに力を入れやすいのも高評価なポイントです。
ツルツル表面で食材が滑るが 切れ味は抜群の“ライオン”
ライオン
リード
ヘルシークッキングシート 大
購入価格:248円
▼テスト結果
使いやすさ :★★★☆☆
切りやすさ :★★★★☆
コスパ :★★★★☆
総合評価: B
第2位は2点ありました、まずはライオンの「リード ヘルシークッキングシート」です。
クッキングシートの表面がツルツルで食材が滑ってしまうのが難点ですが、紙の切れ味はよいです。フタの裏に巻き戻り防止機能が付いているので、使いやすい設計です。
食材がすべらない“クックパー”は 切れ味硬めが惜しいポイント…
旭化成ホームプロダクツ
クックパー クッキングシート
購入価格:400円
▼テスト結果
使いやすさ :★★★★☆
切りやすさ :★★★☆☆
コスパ :★★★★☆
総合評価: B
続いての同率2位は、旭化成ホームプロダクツの「クックパー クッキングシート」。
ほかのものより刃が大ぶりなため、切れ味が硬めでしたが、問題なく切れます。チーズを焼いたりしてもくっつくことがなく、するっと滑っていってしまうこともありません。
食材がくっつくことなく、すべりにくい紙質はとても優秀でした!
4位: スパッとシートが切れて
実力はベスト並の“クレハ”
クレハ
キチントさん
クッキングシート
購入価格:196円
▼テスト結果
使いやすさ :★★★★☆
切りやすさ :★★★★☆
コスパ :★★☆☆☆
総合評価: B
第4位はクレハの「キチントさん クッキングシート」です。
刃の切れ味がよく箱がかたいので、圧倒的に気持ちよく切れました! コスパは100均には敵わず順位を落としましたが、実力はベスト並。チーズを焼いても、くっつかず滑りませんでした。
5位: 表面ツルツルで食材すべる…
コスパも残念な“日本製紙”
日本製紙
クッキングシート
購入価格:108円
※リンク先のパッケージはリニューアルされていますので、ご注意ください。
▼テスト結果
使いやすさ :★★★☆☆
切りやすさ :★★★★☆
コスパ :★★☆☆☆
総合評価: C
第5位となったのは、日本製紙の「クッキングシート」です。
切るときにおさえる場所が箱に書いてあるので力を入れやすく、刃自体の切れ味はよいです。
ただ、シート表面がツルツルですべるのが、惜しいポイントでした。今後の改良に期待しましょう。
6位: 最下位はコスパで評価を落とした
“クック・ペーパー”でした…
三菱アルミニウム
クック・ペーパー
購入価格:1062円
▼テスト結果
使いやすさ :★★★★☆
切りやすさ :★★☆☆☆
コスパ :★☆☆☆☆
総合評価: D
残念ながら最下位となってしまったのは、三菱アルミニウムの「クック・ペーパー 」でした。
一見、大容量でコスパがよさそうなのですが、1円あたりに使える長さを計算したところ、コスパが残念な結果に…。
紙質はかためで、全製品中で唯一の金属刃を使用しているのですが、切れ味も微妙な評価となってしまいました。
また、金属刃はゴミ捨ての処理が面倒なことも評価を落とす要因に…。今後の改良に期待しましょう!
くっつかず油も染みない 最安値の“キャンドゥが買い!”
以上、クッキングシートおすすめランキング6選をお届けました。
キャンドゥのクッキングシートを敷いて料理すれば、油を通さず、食材もくっつかないので、ゴシゴシ洗う手間がなくなります。
また、シートがスムーズに切れる使い勝手のよさも好評でした! 108円と最安値でありながら、幅30㎝の大きさと5mの長さがあり、コスパもダントツ。
ツルツルした素材のシートは上にのせた食材がすべりやすく、お菓子作りなどには向かないので、用途に合わせて選んでみてくださいね。