スマートフォンAmazonの専用デバイス
20製品を徹底比較しました!

2007年11月にリリースされた電子書籍リーダー「Kindle」を皮切りに、Amazonはタブレットやスマートスピーカーなど、次々と専用デバイスをリリースしています。

「Amazon専用デバイス」なので、どの製品もAmazonのサービスがより快適に使えるように設計されている訳ですが、スペック違いのモデルが次々と登場してくるので、正直、どれを選んだらいいか迷ってしまいますよね。

という訳で編集部は、4種類のAmazonデバイス(計20製品)を集めて徹底比較を行いました。

今回はその中から、「Fire タブレット」の比較結果をお送りしたいと思います。

スマートフォン「Fireタブレット」解説の前に!便利なケースの選び方

Fireタブレットは、手軽に持ち運べて購入しやすい価格が魅力。大切なタブレットを傷や故障から守るためにもタブレットケースも手に入れたいですよね。専用ケースの種類も多く、選ぶ際に悩むこともあるかと思います。どんな場面で多く利用するかを考え、ケースを選びましょう。

動画が視聴しやすいスタンドタイプ

タブレットで頻繁に動画を見る方には、スタンド機能付きのケースがおすすめです。

手帳型ケースは蓋を折りたたむとスタンドになるので、わざわざケースを取り外す必要がないのも魅力。ハンズフリーになるので動画が視聴しやすく、ゲームを楽しむこともできます。

お風呂でも使える防水機能付きケース

お風呂や海などの水辺でタブレットを使用するときは、防水機能付きケースを使いましょう。タブレット自体に防水機能のついた製品もありますが、より安心してタブレットを使用するためにも防水機能付きケースが必要です。

防水機能付きケースがあればアウトドアの時など、急に天候が崩れても焦る必要がありません。Fireタブレットだけでなく、iPadなども収納できるジッパー式のケースであれば、出し入れが簡単でおすすめです。

SNSなどアプリを利用するならキーボード付き

TwitterなどのSNSを利用する頻度が高い方は、スタンド機能付きケースにキーボードが搭載されている製品が便利です。ノートパソコンのようにタイピングができるため、外出先でSNSを利用するときや仕事に使いやすいでしょう。

タブレットの画面上にキーボードを表示させて文字を入力すると画面が見づらくなりますが、ケースにキーボードが付いていれば画面を広く使え文字入力が楽になるので、入力作業時のストレス軽減にもなります。

スマートフォン入れておくと便利なおすすめアプリ

Fireタブレットを活用するために、頻繁に使う便利なアプリをインストールしてみましょう。無料でインストールできるアプリや、子どもの知育になるアプリがあるのでおすすめです。

無料アプリのおすすめ

タブレットでSNSを利用するなら、Twitter、Instagram、Facebookがインストールでき、調べ物をするなら、Googlesearchが利用できます。ネットで検索するならGoogleは入れたいですよね。

タブレットで動画を視聴するなら、多くの方が利用しているHulu、Netflix、YouTubeなど、インストール後すぐに動画が視聴できるお手軽さも魅力。

そして、仕事を効率化できるoffice機能が欲しい方にはOffice Suite、またWordやExcel、PowerPointも利用できておすすめです。

知育にもなるキッズ用アプリ

子どもはいつの間にかタブレットを使いこなしていませんか? せっかくなので、知育になるアプリ使って子どもの可能性を伸ばしたいですよね。

例えば、子どもの空間認知機能の発達や語彙が学べる子供用パズルはおすすめです。親子で一緒に楽しみながら学べることが魅力です。

また、さまざまな仕事の体験ができるアプリもあり、子どもの感性を伸ばせる可能性もあります。美容師になって髪を切ったり、お店のレジを打ったり、食べ物屋さんになって料理を作ったりする経験ができます。

スマートフォンAmazonサービス全般に特化した
「Fireタブレット」

Amazonのサービス全般を快適に楽しめるように設計されている「Fireタブレット」。10インチ、8インチ、7インチの3種類の画面サイズがあり、画面が大きいほうが高スペックです。

「Amazonデバイス」なのでiPadなどと比べると使用範囲が狭い感は否めません。でも、10インチでも1万6000円という圧倒的な安さを考えれば、タブレット初心者や持ち歩き用の2台目を探している方には“アリ”だと思います!

自宅で動画を観たりゲームをするのがメインなら10インチ、持ち歩きがメインなら7インチか8インチがおすすめです。

特に7インチは片手でしっかりホールドできるサイズ。重量も大きさも、毎日持ち歩いても苦にならない感じです。

OSはAndroidベースの「Fire OS」

FireタブレットのベースはAndroidですが、Amazon仕様にカスタマイズされた「Fire OS」が使われています。このためGoogleの「Playストア」は利用できませんが、ホーム画面から素早くAmazonのサービスが利用できる構造になっています。

ホーム画面にはAmazonショッピングアプリをはじめ、Kindleやプライム・ビデオ、Amazon Photos、Amazon music、AlexaなどAmazonのサービスが利用できるアプリが最初から並んでいます。

「Amazonアプリストア」から新たにアプリをインストールすることもできますが、Googleの「Playストア」と比べるとアプリ数はかなり少なめです。

電子書籍がカラーで楽しめます

「Kindle」アプリを利用すれば、FireタブレットでもKindle端末と同じように電子書籍を読むことができます。

ちなみにKindle端末は白黒表示ですが、Fireタブレットはフルカラー表示となっています。

写真左:Fireタブレット 写真右:Kindle端末

しかしFireタブレットはKindle端末よりも重い上、バックライト方式で光が直接届くので、目が疲れやすく長時間の読書には不向き……。じっくりと読書を楽しみたい場合は、電子書籍専門のデバイスである「Kindle」の方がおすすめです。

「サクッと雑誌が読めればいい」「書籍よりビデオがメイン」とか、Amazonのサービスを全体的に楽しみたいという方は「Fireタブレット」を選ぶといいかもしれません。

Alexaのハンズフリーモードに対応

現行モデルにはAlexa(Amazon製AIアシスタント)が搭載されていて、ハンズフリーモードに対応。話しかけるだけでAlexaが起動します。

さらに「Fire HD 8」と「Fire HD 10」はShowモードにも対応。「EchoShow」(Amazonのスクリーン付きスマートスピーカー)のように、ホーム画面を常時表示することができます。

ハンズフリーモードもShowモードも、画面上部の設定ウィンドウからオン/オフの切り替えが簡単に行えます。

カメラの性能は期待しない方が無難です

Fireタブレットにはフロントカメラとリアカメラがついていますが、2メガピクセル(200万画素)なので、決して高画質とは言えません。ちなみに、iPhone XRのカメラは12メガピクセル(1200万画素)です。

Fireタブレットで撮影した写真のピクセル数は1200×1600で、イマドキの端末としてはかなり低解像度。全体的に精細さはなく、色のにじみも気になりました。写真はスマホで撮るのがよさそうです。

※今回の比較対象となっている「Fire HD 10」は2017年に発売された第7世代です。2019年10月30日発売予定のNEWモデル(第9世代)とはスペックがやや異なりますのでご了承ください。

現行Fireタブレットの大まかな特徴は以上です。ここからは各モデルの特徴を少し詳しく見ていきたいと思います。

まずは、一番コンパクトな「Fire 7」の特徴からご紹介します。

スマートフォン性能より携帯性を重視するなら
超軽量な「Fire 7」

片手で持てて、毎日持ち歩いても苦にならない重量の「Fire 7」。Alexaは搭載されていますが、残念ながら「Showモード」には対応していません。

Amazon
Fire 7
2019年発売・第9世代
実勢価格:5980円(16Gモデル)
実勢価格:7980円(32Gモデル)


サイズ:115×192x9.6mm
重量:286g
ディスプレイサイズ:7インチ
解像度:1024 x 600 (171ppi)
プロセッサ:クアッドコア1.3GHz、1GB RAM
バッテリー:最大7時間

Fireタブレットは本体の側面にスピーカーが配置されています。HDシリーズはスピーカーが2つあるのに対し、「Fire 7」はひとつしかついていません。

スピーカーひとつのモノラルタイプなので、HDシリーズと比べると音質は残念です……。

「Fire 7」は当然ながら「プライム・ビデオ」や「Amazon music」に対応していますが、音質が残念なので、動画や音楽の差再生には不向きなモデルといった感じです。

スマートフォンiPad miniと同等のサイズで
コスパのいい「Fire HD 8」

「Fire HD 8」はiPad miniとほぼ同じサイズでありながら1万円以下でハイコスパ!

Amazon
Fire HD 8
2018年発売・第8世代
実勢価格:8980円(16Gモデル)
実勢価格:1万980円(32Gモデル)


サイズ:128×214×9.7mm
重量:369g
ディスプレイサイズ:8インチ HD
解像度:1280 x 800 (189ppi)
プロセッサ:クアッドコア1.3GHz
バッテリー:最大10時間

Alexa搭載で、「EchoShow」のように使えるShowモードに対応しています。CPUは「Fire 7」と同等ですが、メモリはこちらのほうが若干大容量です。

そして、ステレオスピーカーを搭載しているので音質は「Fire 7」より上です。持ち歩きメインで、動画や音楽再生を楽しむなら「Fire HD 8」の方がおすすめです。

スマートフォン大画面かつ高性能で動画の
再生に最適な「Fire HD 10」

プライム・ビデオをはじめとした動画の再生や、ゲーム使用を目的とするなら大画面の「Fire HD 10」がおすすめです。また、AlexaのShowモードにも対応しているので「Echo Show」的な使い方も可能です。

なお、今回の比較検証で扱った「Fire HD 10」は2017年に発売された第7世代モデルです。2019年10月30日に「NEWモデル(第9世代)」が発売開始となるため、Amazonではすでに入手不可となっています。

NEWモデル(第9世代)については、検証が終わり次第、随時情報を更新していきたいと思います。

サイズ感などはNEWモデルと大きく変わらないので、大型でハイスペックなFireタブレットの購入を検討している方は参加までにご覧ください。

Amazon
Fire HD 10
2017年発売・第7世代
実勢価格:1万5980円(32Gモデル)
実勢価格:1万9980円(64Gモデル)


サイズ:159×262×9.8mm
重量:500g
ディスプレイサイズ:10.1インチ HD ISPディスプレイ
解像度:1920 x 1200 (224ppi)
プロセッサ:クアッドコア1.8GHz×2、1.4GHz×2、
バッテリー:最大10時間

※リンク先は2019年10月30日発売の「NEWモデル(第9世代)」の商品ページになります。コチラで紹介している2017年発売モデル(第7世代)とはややスペックが異なりますのでご注意ください。

プライム・ビデオなどの動画サービスを楽しむなら、画面サイズが大きな「Fire HD 10」が最適です。CPUやメモリなどのスペックも一番高く、11acのWi-Fiにも対応しています。

64GBモデルだと2万円近くするので高く感じるかもしれませんが、ほかのFireタブレットが安すぎるだけで、一般的なAndroidタブレットに比べれば格安です!

iPad Proと比べると“もったり感”がありますが、大画面&高音質でプライム・ビデオも快適に楽しめます。10インチでこの価格、この操作感なら文句なしです。

ベンチマークサイトで比較したところ、「Fire HD 10」は「Fire HD 8」の約1.5倍というハイスコアを叩き出しました。CPUが同等の「Fire 7」と「Fire HD 8」は近いスコアとなりました。

スマートフォンFireタブレット「キッズモデル」
中身は通常盤と同じです

Fireタブレットは上記3モデルの他に「キッズモデル」が存在します。キッズモデルの“中身”は通常モデルと同じもので、主だった違いは以下の通りです。

●キッズカバーが付属している
●壊れたら交換できる2年間の限定保証が付いている
●絵本や学習まんが、児童書のほか、子ども向けアプリやゲーム、ビデオなどの知育コンテンツが1年間使い放題となる「Amazon FreeTime Unlimited」が付属している

ちなみに、ホーム画面は子ども向けのものとなっていますが、アカウントを切り替えることで通常のFireタブレットとして利用することができます。なお、Amazon FreeTime Unlimitedは1年後は月額980円の有料プランに自動更新されます(プライム会員は480円から)。

Amazon
Fire 7 タブレット
キッズモデル 16GB
実勢価格:1万1980円

Amazon
Fire HD 8 タブレット
キッズモデル 32GB
実勢価格:1万4980円

Amazon
Fire HD 10 タブレット
キッズモデル 32GB
実勢価格:1万9980円


※リンク先は2019年10月30日発売の「NEWモデル(第9世代)」の商品ページになります。コチラで紹介している2017年発売モデル(第7世代)とはややスペックが異なりますのでご注意ください。

以上、Amazon「Fireタブレット」の現行モデル比較でした。

モバイル性を重視する方にはハイコスパな「Fire HD 8」、ストレスなく大画面で動画を楽しみたい方には「Fire HD 10」をおすすめします。「Fire HD 10」のNEWモデルはスペックアップしているので、今回ご紹介した2017年発売モデルよりさらに快適に使えるはず! Fireタブレット選びに迷ったら、ぜひ参考にしてみてください。