電動アイテムを利用して 通勤ストレスから脱却!
毎日のように、満員電車に押し込まれて身も心もすり減り、会社に到着しても疲れて仕事がはかどらない……。そんな悪循環を解消したいなら、通勤の“電動化”を検討してみてはどうでしょうか。
オススメなのは、折りたたみもできる電動バイクと、坂道だってラクラクのぼれる電動アシスト自転車。どちらも使い勝手がよいので、持ち運びや運動不足の解消など、目的に合わせて選びましょう。
フル充電で35㎞走行できる! 折りたたみ電動バイク
まず、編集部オススメなのは、ANYYOUNONのスクートマン(※)。一見するとミニベロ自転車のようですが、電動モーターを搭載するれっきとしたバイク。最高速度は時速30㎞まで加速できて、自転車のようにペダルを漕がずにスイスイと移動できます。
実際に編集部のスクーター未経験者(自動車の免許はあり)が試乗してみたところ、短時間の練習で乗りこなすことができました。
(※)第1種原付自転車の扱いとなるため、運転免許証やナンバープレート、自賠責保険が必要になります。
(画像をクリックすると公式ページへ移動します)
ANYYOUNON
スクートマン
実勢価格:12万1599円(culb入会金+本体価格)
疲労軽減度 ★★★★★
快適度 ★★★★☆
使い勝手 ★★★★☆
※情報は検証時のものになります。
ディスプレイ下にあるスイッチで「1」~「4」までの走行パワーを設定します。
スクーターのようなシンプル操作で運転できるので、初心者でも慣れやすいです。
液晶で速度やバッテリー残量が見やすい!
ボディのバッテリー部分に専用のプラグを差し込むだけで充電がスタート。
家庭用のコンセントから直接充電できるので、面倒な配線などもなく、手軽に使えます。
なんと本体のバッテリーからスマホを充電することも可能です。
防犯用アラームも搭載しているので、バイクから離れても安心です。
かなり大音量の警告音が鳴ります!
リモコンキーのスイッチで電源が入る仕組みです。
モーター搭載のバイクでありながら、折りたたんでコンパクトに収納できるのが大きなメリット。操作はシンプルなので、女性でも簡単に折りたためます。かなり小さくなるため、自宅での収納はもちろん、会社の隅に置いておけるのもうれしいですね。
①本体ロゴの背面にあるロックを解除したら、サドルを引き上げます。
②後輪を前輪方向に移動させます。
③あとはサドルをたためば完了!
モデルによっては折りたたんだ後に自立する機能もあり、より収納性が向上しています。また、モーターがパワーアップして35km/hまで加速できるようになったほか、車輪も太くなり、安定した走行を楽しむことができます。
(画像をクリックすると公式ページへ移動します)
ANYYOUNON
スクートマン
実勢価格:13万2399円(culb入会金+本体価格)
※情報は検証時のものになります。
折りたたんでも自立するので、収納しやすくなりました。
運動不足解消にも! 坂道ラクラクなアシスト自転車
原付免許がない人や、運動不足を解消したい人には電動アシスト自転車がぴったり。編集部のオススメはこの2つ!
まず紹介したいのは、ヤマハの本格的なロードタイプ、YPJ-R。
YAMAHA
YPJ-R
実勢価格:24万8400円
疲労軽減度 ★★★☆☆
快適度 ★★★★★
使い勝手 ★★★★☆
軽快にペダルを回してスピードに乗った走りを楽しめることはもちろん、通勤を利用して適度な運動ができます。実際に通勤で試乗した編集部員も「上り坂でも向かい風でもグイグイ進めて気持ちいい」とコメント。片道10㎞程度であれば、爽快に通勤できます。
タイヤ幅やハンドルは標準的なロードタイプですが、アシストで漕ぎ出しのフラつきはなし。慣れるとスピード感のある走りを楽しめます。(写真は検証に協力いただいた自転車雑誌ライターの田中弾さん)
搭載されたモニター画面が大きく、見やすいのも特徴。ケイデンスや人の動力計測機能(パワーメーター)まで、標準設定で表示されます。
ロードタイプはちょっとハードルが高いという人は、同じヤマハでクロスタイプのYPJ-Cが最適。ロードタイプよりもタイヤが太めで走行が安定するため、車道を走っていても安心感があります。
YAMAHA
YPJ-C
実勢価格:19万9800円
疲労軽減度 ★★★★☆
快適度 ★★★★☆
使い勝手 ★★★★☆
乗車姿勢が楽なので、ビギナーでも安心。試乗では15㎞を約50分(平均18㎞/h)で走行しましたが、アシスト速度を超えても切り替えがわからないくらい自然な走りでした。
ハンドルのところにはハンドレストも装備。長距離の走行や往復の通勤でも手が疲れにくいのはうれしいポイント。
ロードタイプよりもタイヤ幅が太めでエアボリュームもあるので、多少の段差も安定して走れます。
以上、通勤を快適にしてくれる電動バイク&電動アシスト自転車でした。満員電車を回避できるほか、運動不足も解消できてまさに一石二鳥。身も心も快適になる通勤の電動化を試してみては?
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