スティックにはないタフさと 紙パックの清潔さが魅力

昨今の掃除機市場は、ほぼ完全にコードレススティックが主流になっています。キャニスター掃除機が不要なほど、ハイレベルな製品も増えていますが、それでもキャニスター型をおすすめするのには、大きく2つの理由があります。

ひとつは紙パックの「清潔さ」。もうひとつは、長く使える「タフさ」です。また、長く使えるという意味には、飽きのこないデザイン性や、もちろん十分な吸引力も重要です。

そこで、オススメしたいのがドイツのミーレ「SDCO 0 OB」です。

ミーレ:SDCO 0 OB:Clean Meister:掃除機

ミーレ
SDCO 0 OB
Clean Meister
実勢価格:6万4800円
サイズ・質量:W250×H230×D430mm・約4.5kg
吸引仕事率:220W
消費電力:1000W

紙パック式はホコリが飛び散りづらい

 

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空気を汚しにくい紙パック式の市場規模は横ばい。さらにミーレの掃除機は多段階システムで排気をフィルターに通し、排気もキレイにしてくれます。

HEPAフィルターを含む3段階フィルター

 

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シンプルで大口径なヘッドやHEPAフィルターを含む3段階フィルターなど、大胆な機能が光ります。海外メーカーならではのデザインもかっこいいです。

カーペットもラクラク! 20年使えそうなハイパワー掃除機

トップクラスのパワーを発揮

 

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国内メーカー製よりも渋い音が鳴るあたりもまるで外車のようですが、しっかりゴミを吸引できました。特にカーペットではヘッドの密着を実感。

フローリング:評価○

 

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ヘッドの構造上大きなゴミを前に押し出すきらいはあったけど、フローリングの吸引力は問題なし。

カーペット:評価◎

 

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他の製品が苦手にしがちなカーペットでは、ワンストロークでしっかり取りきっていたのが印象的でした。

スイッチ:△

 

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モード変更は手元ではなく、かがんで操作する必要があり、慣れるまで我慢が必要です。

取り回し:○

 

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360度自由に動くキャスターの滑りは良好でした。

まさに欧米風で独特な ミーレ掃除機の使い方

スイッチは足で操作

 

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スイッチ類は全て本体側にあり、足で押すのがミーレ流です。手元にスイッチはありません。

もはやインテリアなデザイン

 

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見た目が良いのでキャニスターでも、出したままにしておける。座っても平気なほど丈夫なんです。

唯一の難点「重さ」は ノズルやアッタチメントで解消

唯一の難点「重さ」はノズルやアッタチメントで解消 イメージ
唯一の難点「重さ」はノズルやアッタチメントで解消 イメージ2

本体が重いので、なるべく持ち上げずに使う方法を模索しましょう。モデルによって付属するアッタチメントの種類が異なる点は注意。「Clean Meister」のみに付属する、ホースそのものを延長できるアタッチメントは必須クラスです。

「長く使える」「清潔」は 日本との相性バツグンです

軽さや使い勝手を追求している昨今の日本製掃除機と比べると、ミーレの注力する部分はまったく異なります。しかし、ミーレが得意とする「長く使えるタフさ」や「清潔さ」は、「物を大切にする」「キレイ好き」という日本の文化と相性が良いようにも思いました。

格安の紙パック掃除機も人気ですが、長い目で見ればミーレという選択肢も十分にありです。ただ、やはり本体の重さは使う人によって好みが大きくわかれる部分なので、そこは慎重に選びましょう。


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