品質・使い勝手を超える無印良品そっくりさんはあるのか?
「これ無印良品?」と見間違うほどそっくりなアイテムって、今や山ほどありますよね。しかも安いから、つい「ま、いいっか」と気軽に購入しちゃいます。でも実際に使ってみたら、「やっぱり値段どおりだった……」なんてガックリきちゃうことも。そこで編集部では、買っていいそっくりさん、ダメなそっくりさんを検証! 今回は収納グッズの定番「バクバク」を比較してみました。
おもちゃや文房具など、ざっくりとモノを入れることができるバクバク素材のバスケット。
無印の「重なるバクバク」は、編みが丁寧で美しいです。スタッキング使いや変形防止のため、表面が固めてあります。
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無印良品
重なるバクバク長方形バスケット・中
購入価格:2400円
サイズ:約幅36×奥行26×高さ16cm
比較したニトリのバクバクはこちら。
ニトリ
バスケット バクバクM
購入価格:1224円
サイズ:約幅28×奥行20×高さ15cm
それでは、無印よりも1000円ほどお安いニトリのバクバクの実力を、細かくみていきましょう。
[比較①素材と編み]激似すぎ!見分けもつかないレベルです
両者並べて、編みに注目してみました。素材はともにバクバク素材で、風合いや質感などはほとんど同じです。
こちらは無印良品のバクバク。表面が固めてあるので、さわると硬さがあります。
こちらはニトリ。見た目はウリふたつです。手で触らなければ、違いはほとんどわかりません。
[比較②使いやすさ]無印は持つと重みで手が痛くなります
つづいての比較は、使いやすさ。モノを入れたバクバクをそれぞれ手で持ってみました。無印良品のバクバクは、使いやすさのために表面を固めたことが逆効果となって、手で持つと痛いです。
残念ながら、無印のバクバクは、重いモノを入れて持つのには不向きかもしれません。
バクバクは、ひっかかりやすいので衣類などを入れたり、変形しやすい重いものを入れるのには向きません。その点、無印は変形防止のコーティングがしてあるので一見良さそうに思いましたが、実際に重いモノを入れて持つと手が痛いというザンネンな結果に……
今回の比較では、ロフトのバクバクも比較しましたのでご紹介します。
[ロフト]浅すぎ広すぎで取り出すときに超歪みます
同じバクバク素材でロフトでもそっくりさんを見つけました。おしゃれですが、口が大きいため中身が丸見えになってしまいます。また深さがないため、使うにつれ歪みやすいのも難点でした。
ロフト
バクバク スクエアM 浅型
購入価格:1620円
サイズ:幅32×奥行34×高さ14cm
※取材時の価格です。現在販売終了しています
おしゃれに見えても、長く使うのであれば使いやすさで選びたいものです。
ということで、今回の結論は「入れるモノを選ぶバクバクは価格半分のニトリで十分」でした。ぜひご参考にしてくださいね。
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