スマートフォン 国内限定「マンガモデル」ならたった2000円で容量8倍

Kindleは値段に関わらず容量が4GBに固定されていましたが、長編マンガをダウンロードするには少々不安でした。そこでついに国内限定で容量が大幅増加したモデルが満を持して登場しました。

ありえないことに、このマンガモデルの価格は通常版1万4280円と比べ2000円しか差がありません。正直言って、よっぽどの理由がない限り、マンガモデルを買うべきです。

Kindle:Fire:電子書籍:Amazon:Kindle:Paperwhite マンガモデル

Amazon
Kindle
Paperwhite マンガモデル
実税価格:1万6280円
サイズ・質量:W16 9×H117×D9.1mm・205g
内蔵ライト:LED4個使用
解像度:300ppi
接続:Wi-Fiのみ

マンガ50冊DL後の容量をチェック

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通常モデルにいれることができるのは合計で100冊にも満たない数です。

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マンガモデルなら合計500冊近く入れることが可能に。日本では書籍に比べマンガの電子書籍利用が多いので、容量は多いに越したことはありません。

PaperWhite以外のKindleは特別版ナシ

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Kindle Oasis
実勢価格:4万1592円

Kindleには4万円を超えるモデルもありますが、容量の増加モデルはPaperwhiteのみです。他のモデルは価格に関わらず4GB固定となるため、コスパの面から見てもPaperWhiteが優秀です。

Kindleは端末に保存できないからといって、買った本がなくなってしまうわけではありません。ただ、容量を超えた分の本はこまめに削除したり、また読みたくなったらオンラインでダウンロードしてと、面倒が増えます。よっぽど「書籍だけ」というこだわりのある人以外は、マンガモデルを買って損はないでしょう。

スマートフォン 電子書籍専用の価値は「目への優しさ」にあります

電子書籍専用の価値は「目への優しさ」にあります イメージ

Amazonが販売しているKindleは「E-Ink」 と呼ばれるマットな質感の液晶を採用。可能な限り「紙」に近づけることをコンセプトにしているだけあり、タブレットやスマホ特有の目の疲れを感じさせない「目への優しさ」をとことん追求した端末なんです。

スマートフォン 長時間の利用でも疲れない「フロント」ライトが特徴です

Kindleで長時間読書することを想定し、実際目の疲れを測定してみましたが、その違いは明らかでした。目の疲れを図るためにランプの点滅を目が見極められるかで眼球の疲労を示す、フリッカー値で目への影響を検証。アプリ「FHM Lite」を利用しました。

比較に利用したのは同じAmazonの「Fire」です。

タブレットタイプの「Fire」は別モノ

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Fire
※現在は新モデルが発売

FireタブレットとKindleは一見同じカテゴリに見えますが、その実全く別の製品。Fireがネットや動画を重視した、いわゆる普通のタブレットだとしたら、Kindleは徹底的に電子書籍の機能に注力したモデルと言えます。

PaperWhiteで3時間読書した場合

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1時間に一回ずつ目の疲れを測定してみましたが目の状態は変わらず、3時間程度ならば苦になりません。

Fire(タブレット)で3時間読書した場合

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2時間目から目の疲れが出始めました。当日のコンディションにもよりますが、長時間見るにはつらい……。

PaperWhite はフロントライト搭載

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液晶を「後ろから」照らすバックライトに対し、Paperwhite に搭載のライトは「前から」画面を照らすため、電球の下で紙の本と同じ感覚で読めます。これが目が疲れない大きなポイントです。


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