一枚着でもインナーにも最適ユニクロのボアスウェット
冬の防寒アイテムとしては、今まさに「ダウン」の全盛期。鳥の羽が入っているので暖かいのは間違いないのですが、スリムに見せるのはなかなか難しいアイテムです。とはいえ真冬にコート一枚で勝負するのは正直辛いところ。
そこで、考えたいのが中に何を着るかということですが、まず保温性があるアイテムを選ぶことが大前提です。
そこで便利なのが、ユニクロのリーズナブルなスウェットパーカ。
1年中使えるド定番中のド定番と言えますが、中でもとくにおすすめしたいのは、表地は普通のスウェット素材で、裏地にボアフリースを採用した「ボアスウェットフルジップジャケット」です。
ユニクロ
ボアスウェットフルジップジャケット(長袖)
実勢価格 : 3225円→2149円(セール中)
見た目は普通のパーカですが、裏地にボアがあるおかげで寒さをオシャレにしのげます。
保温性や着心地に加えて毛羽立ちにくさもチェック
寒さをオシャレにしのげる…と前述しましたが、「内側にボアがあるだけで、普通のスウェットパーカと大して変わらないのでは?」という疑問も湧いてきますよね。
そこで、実際どこまで暖かいのか、同じユニクロのパーカで「裏地にボアあり」「裏地にボアなし」をそれぞれを比較検証しました。
「普通のパーカ」として比較対象に選んだのは、こちらのアイテムです。
ユニクロ
スウェットフルジップパーカ
実勢価格:3225円
※現在店舗在庫限りです。
比べたポイントは以下のとおりです。
・生地の「保温性」を専用機器で算出
生地がどれぐらい暖かい空気を逃さないかを「保温率」として数値化しました。
・摩擦試験で「毛羽立ちにくさ」をテスト
年中使うパーカは、耐久性も重要。摩擦試験10回で1年分の耐久性が測定できる専用機器で、1年着倒した想定で摩耗性を検査しました。
さらに着心地を加えた各項目についてA~Cまでの3段階で採点しました。
結果は、裏地にボアがあるパーカが普通のパーカの「3倍暖かい」というデータになりました。しかも着心地は飛び抜けて良い評価に。それでは詳しいテスト結果をご覧ください。
裏地のふわふわボア生地で着心地&保温性は抜群!
ユニクロ
ボアスウェットフルジップジャケット(長袖)
実勢価格 : 3225円→2149円(セール中)
商品番号:409049
素材:ポリエステル56%、綿44%、裏地:ポリエステル100%
色:08 DARK GRAY(写真)ほか全9色展開
こちらが「普通のパーカより3倍暖かい」テスト結果となった「裏地ボアつき」の「ボアスウェットフルジップジャケット(長袖)」です。
肩周辺のバランスが工夫されていて、着用時に自然になじむようなフィット感を実現。またその優れた保温性は羽織った瞬間から感じられるほどでした。
また、ボアがないことで逆に袖の窮屈さがなく、重ね着にも適しています。毛足が長くしなやかなボアは、触らずとも分かるほどにふわふわでした。
それでは、裏地ボアつき、裏地ボアなしを比較した結果をどうぞ!
まずは「裏地ボアつき」から。この保温性61.3%がどれくらいスゴイかというと、同社の人気製品「ウルトラライトダウン」の67.6%に迫る高数値なんです
「ボアなし」はとくに快適な要因はなく普通。綿100%なので保温性は不利ですが、裏起毛なので平均的数値は出ました。
ボアつきは耐久性も合格点。ややヘタりますが、ふわっと感はすぐ回復します。
ボアなしは、太めの糸で編まれているので変化はありません。ボアなしのシンプルな「スウェットフルジップパーカ」も、生地の薄さにしては意外に保温率も高く、毛羽立ちにくいため優秀でした。冬以外であれば、アウターとしても活躍してくれそうです。
暖かくてシルエットすっきり着膨れしないならジャストサイズを
「裏地ボアつき」の暖かさは十分、とわかったところで、次に気になるのが着膨れのしにくさです。
「ボアスウェットフルジップジャケット」は脇部分の縫い目に添わせた切り込みポケットによって、見た目はスッキリしています。
この工夫はありがたい!
ゆったりとした作りなので、ジャストサイズで着るなら、普段より1つ小さめでも大丈夫です。ただ着膨れはしやすいので、重ね着するならいつものサイズで良いでしょう。
以上、ユニクロのスウェットパーカーを紹介しました。白インナーにこのボアスウェットフルジップパーカーを羽織りコートを着れば、サマに見えますよ。価格もこなれている上、保温性も高い隠れた名作がボアスウェットフルジップパーカーです。今期の在庫は僅少ですので早いうちに!
肌触りの良さが段違いでした!