AV機器家電批評が検証テストした最高のアナログ機器の選び方を紹介!

家電批評が検証テストした最高のアナログ機器の選び方を紹介! レコードメンテナンスおすすめ イメージ

『家電批評』特別編集のムック『アナログオーディオがまるごとわかる本』は、これまで雑誌『家電批評』でオーディオのプロとともに検証テストしたアナログオーディオ機器の中から、実際に試してわかった、本当におすすめできる商品だけを紹介しています。

AV機器レコードのメンテナンスってどうすればいいの?

レコードのメンテナンスってどうすればいいの? レコードメンテナンスおすすめ イメージ

快適な音楽鑑賞をするためには、レコードのケアは欠かせません。日頃のお手入れでアナログ盤の音が抜群によくなります。

そこで今回は、各種メンテナンスグッズと、その使い方や基本的なお手入れ方法など「レコードメンテナンスの基本」を5つのポイントに絞って紹介します。

AV機器ポイント1:メンテナンスに必要な用品は3種類

まずは最低限のメンテナンスグッズを揃えよう

レコードは静電気によって表面のホコリやチリで汚れると再生時にノイズが入り、本来の音質で音楽を楽しむことができません。

それらを取り除くため、クリーニングブラシクリーニング液スタイラスクリーナーを用いたクリーニングが必要となります。

クリーニングブラシとクリーニング液

レコード盤面に付着したチリやホコリ、指紋などの汚れをクリーニングブラシで拭いて取り除きます。

汚れがひどい場合には、クリーニング液をレコード盤面につけ、ブラシで拭いて汚れを落とします。

▼クリーニングブラシ

ナガオカ(NAGAOKA)「ウルトラファインブラシ WCL222」は、細さ0.01mmの特殊素材ブラシがレコードの音溝に入り、溝に付着した汚れ等を一掃します。

同じナガオカのクリーニング液「SPW01」との併用でより効果的に使用できます。

型番
WCL222

▼クリーニング液とクリーニングブラシ

オーディオテクニカ(Audio-Technica)「レコードクリーナー AT6018a」は、静電気を抑えるクリーニング液とクリーニングブラシのセット商品です。

クリーニングブラシは乾式面と湿式面の2way仕様になっています。

型番
AT6018a

スタイラスクリーナー

レコード針の針先の汚れを取り除くクリーナーです。針先に付着した汚れを落とし、レコード再生時のノイズを排除してくれます。

針先は繊細なため、ブラシを動かす方向や拭き方などは商品の取扱説明書を確認し、注意して行いましょう。

▼スタイラスクリーナー(ブラシタイプ)

オーディオテクニカ「スタイラスクリーナー AT607a」は、レコード針の針先のホコリや汚れを、ブラシでなでるようにしてクリーニングし取り除きます。

レコードにやさしい速乾タイプです。

型番
AT607a

▼スタイラスクリーナー(ゲルタイプ)

オーディオテクニカ「スタイラスクリーナー AT617a」は、粘着ゲル式の針先クリーナー。

ゴミが付着したら水洗いができ、水洗いをするたびに粘着力が復活するため、繰り返し使用が可能です。

型番
AT617a

静電気除去クリーナーでノイズを防ぐ

▼静電気除去クリーナー

オーディオテクニカ「レコードクリニカ EP/LPレコード専用 AT6086」は、レコードの天敵である静電気を抑えるスプレーです。

レコード盤面に均等に吹きかけ、クリーナーで拭き取り、汚れの付着を防ぎます。

型番
AT6086

AV機器ポイント2:乾式と湿式の2つのクリーニング方法を使い分け

盤面の汚れの程度で清掃方法を使い分け

レコードのメンテナンス方法は、主に「乾式クリーニング」と「湿式クリーニング」の2種類があります。

盤面に付着した汚れの度合いによってクリーニング方法を使い分け、レコードの汚れを取り除きます。それぞれの方法によって使用するメンテナンス用品も異なります。

普段のメンテナンスは乾式クリーナーで簡易的に

普段はクリーニング液やスプレーなどの液体を使わず、ブラシのみでレコードの汚れを拭き取ります。

ブラシは乾式専用のものを使用し、汚れが少ない場合や、再生前に静電気やホコリを落とすときなど、簡易的なメンテナンスに用います。

商品によっては、乾式でも専用の液の使用を推奨するものもありますので注意しましょう。

▼乾式クリーニングブラシ

オーディオテクニカ「レコードクリーナー AT6012Xa」は、レコードをひと拭きできるワイドタイプ。

拭き取り面がやわらかいベルベットで盤面を傷つけず拭き取れます。

型番
AT6012Xa

しつこい汚れは湿式でしっかりクリーニング

汚れを拭き取るために専用のクリーニング液を用いて行うクリーニングが「湿式クリーニング」です。

中古のレコードやしばらく聴いていなかったレコードなど、汚れが目立つ時に行います。

プロ直伝!湿式クリーニングの清掃方法

1:クリーニング液を盤面に垂らす

レコードの盤面にクリーニング液を垂らします。その際、レコードのラベル部分に液が浸透しないよう注意しましょう。

▼レコードクリーニング液

  • オヤッグオヤッグ レコードクリーナー LP、EP用 OYAG33-200cc
  • 実勢価格: ¥990

レコードの汚れと静電気を取り除くクリーニング液。

型番
OYAG33-200cc
2:ブラシで盤面の汚れを落とす

盤面に垂らしたクリーニング液を盤面全体に均一に広げる。盤面の溝に沿ってブラッシングします。

▼レコードクリーニングブラシ

0.02mmの極細毛先を持つクリーニングブラシ。

型番
RC-B
3:クロスで拭き取る

クロスを使い、反時計回りでクリーニング液を拭き取る。水分が残らないようしっかりと拭き取ります。

▼レコードクリーニングクロス

コットン100%のクリーニングクロス。

型番
OYAG-CL
高野雄輔 氏
ハードオフ オーディオサロン 吉祥寺店 店長
高野雄輔 氏 のコメント

レコードのホコリや指紋、チリなどの汚れや静電気を落とすことで、ノイズを取り除き、そのレコード本来の音質で音楽を聴くことができます。

AV機器ポイント3:針先の汚れを取り除き、盤面の汚れを防ぐ

やさしく丁寧にケア

レコード針に汚れやホコリが付いていると、雑音や針飛びの原因となるばかりではなく、大切なレコードも傷つけてしまいます。

専用のクリーナーがあるので、やさしく丁寧に掃除をしましょう。

針先は繊細なため破損をしないよう、ブラシを動かす方向など作業の際は細心の注意が必要です。

針先のメンテで音質を保つ

針先のメンテで音質を保つ レコードメンテナンスおすすめ イメージ

▼レコード針クリーナー

AV機器ポイント4:頑固な汚れは水洗いでクリーニング

湿式でも落ちないしつこい頑固な汚れは水洗いで落とす

中古のレコードは汚れがひどく、湿式クリーニングでも汚れが落ちない場合もあります。そこで試していただきたいのが、中性洗剤を使った水洗いです。

繊細なレコードゆえ水洗いに抵抗があるかもしれませんが、しっかりとした手順を踏むことでレコードをよみがえらせることができます。

湿式でも落ちないしつこい頑固な汚れは水洗いで落とす レコードメンテナンスおすすめ イメージ

水洗いクリーニングで頑固な汚れを排除

水洗いクリーニングで頑固な汚れを排除 レコードメンテナンスおすすめ イメージ

用意する道具

1. 中性洗剤

1. 中性洗剤 レコードメンテナンスおすすめ イメージ

2. ラベルプロテクター

ナガオカ「レコードクリーニング用ラベルプロテクター CLP01」は、レコード盤中心の紙製のラベル部分を水から保護するためのアクリルプロテクター。

レコードラベルを覆うように盤の両面から挟んでネジをしめます。

3. 湿式ブラシ

ナガオカ「アルジャント WET WCL111」は、特殊ベルベットを使用したレコード盤用WETクリーナー。

濡れ拭き専用のWETタイプのため、乾拭きでは使用不可

型番
WCL-111

4. クリーニングクロス

ナガオカ「レコードクリーニングクロス CLV30」は、レコード盤クリーニングクロス。

特注ニット構造により、高い吸収性と吸着力を実現。2枚入りで、液を吹き付けるクロスと仕上げ用に使い分けが可能です。

型番
CLV30

5. クリーニング液

ナガオカ「クリアトーンウォーター SPW01」は、レコード盤のクリーニングと洗浄のために配合された特殊洗浄液。

帯電防止効果を備え、自然乾燥しても残留物が残りにくい配合です。

型番
SPW-01

レコード盤の洗浄方法

1:ラベルプロテクターを付ける

1:ラベルプロテクターを付ける レコードメンテナンスおすすめ イメージ

紙製のラベルに水が付き、ふやけてしまわないようにラベルプロテクターを装着して、水の侵入を防ぎます。

2:表面に付いた汚れを落とす

2:表面に付いた汚れを落とす レコードメンテナンスおすすめ イメージ

表面に付いた汚れを水道水でやさしく洗い流します。このとき手で擦らずにレコードを回すようにして汚れを落としましょう。

3:ブラシで細かな汚れを落とす

3:ブラシで細かな汚れを落とす レコードメンテナンスおすすめ イメージ

水を流しながら残っている細かな汚れを、ブラシを使って、レコードを回転させながら表面をこすり、洗い流します。

4:中性洗剤で表面を洗う

4:中性洗剤で表面を洗う レコードメンテナンスおすすめ イメージ

中性洗剤をレコードの盤面に垂らし、ブラシを使ってしっかりと泡立てながら表面に付いた油汚れを落とします。

5:洗剤を洗い落とす

5:洗剤を洗い落とす レコードメンテナンスおすすめ イメージ

ブラシに残った洗剤をしっかりと落とし、レコードの盤面の洗剤をブラシを使って洗い流します。

6:クロスで水分を拭き取る

6:クロスで水分を拭き取る レコードメンテナンスおすすめ イメージ

洗剤を流し終わったら、クリーニングクロスを使ってレコードに残った水分をしっかりと拭き取ります。

7:クリーニング液で盤面を拭く

7:クリーニング液で盤面を拭く レコードメンテナンスおすすめ イメージ

ラベルプロテクターを外してラベル周りの水分を取り、再度プロテクターを装着。盤面にクリーニング液を垂らしブラシで表面を磨きます。

8:盤面の水分を拭き取る

8:盤面の水分を拭き取る レコードメンテナンスおすすめ イメージ

クロスを使ってレコードの表面に残った水分を拭き取ります。クロスが湿ったら乾燥した部分で拭き直します。

9:音溝の汚れを取る

9:音溝の汚れを取る レコードメンテナンスおすすめ イメージ

レコードをプレイヤーにセットし45回転で空再生し、針を使って音溝の汚れを取ります。その後、針をクリーニングして終了です。

メンテナンス方法

詳しくはこちらをチェック

詳しくはこちらをチェック レコードメンテナンスおすすめ イメージ

株式会社ナガオカトレーディングの公式YouTubeチャンネルにて、レコードのメンテナンス方法や製品の使い方などを公開中です。

AV機器ポイント5:レコードは湿気の少ない場所に保管しよう

レコードはデリケートなので扱いは慎重に行う

レコードの材質は塩化ビニールが主で、盤面の音溝は細かく傷つきやすい。

熱で変形し、水分も吸収しやすいのでカビが生えることも多く、静電気を帯びやすいため保管には注意が必要です。

盤面には指紋を付けないようにし、湿気の少ない高い場所に、まっすぐ縦置きにしましょう。

高い場所に置き湿気を避ける

高い場所に置き湿気を避ける レコードメンテナンスおすすめ イメージ
ゴン川野 氏
オーディオライター
ゴン川野 氏 のコメント

レコードは反りやすいため、高温から低温と温度差のあるところは避けて保管しましょう。しっかりとした保管方法でレコードの劣化を未然に防げます。

こんな保管・扱いは避けて!

重ね置き

重ね置き レコードメンテナンスおすすめ イメージ

重ねるならせいぜい10枚が限度。下のレコードが重さで反ってしまうことがあります。立てるときでも斜めにならないようにしましょう。

段ボールに入れる

段ボールに入れる レコードメンテナンスおすすめ イメージ

段ボール箱は湿気を吸収してしまうので、入れっぱなしになったレコードにはカビが生えてしまうことも多くあります。

床に直置き

床に直置き レコードメンテナンスおすすめ イメージ

床近くは湿気も多くホコリが充満しています。また踏んでしまう危険もあるので、床に直置きはやめましょう。

以上、『家電批評』特別編集のムック『アナログオーディオがまるごとわかる本』から、「レコードメンテナンスの5つのポイント」の紹介でした。

興味のある方は、本記事を参考にぜひお試しください。

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