仕事も遊びも趣味も!iPadを強くする方法は?
タブレットといえばやっぱり「iPad」。クリエイティブなイメージが強いものの、実際は動画を観たりネット検索したりするだけ……で、機能を持て余していませんか?
そこで、雑誌『家電批評』では、iPadを今よりもっと使いたくなるアイテムや裏ワザ、活用術などを紹介します。
今回は、リリースが開始されたiOS 18とiPadOS 18の注目機能10選を紹介します!
iOS 18&iPadOS 18対応機種
iOS 18
iPhone 16/16 Plus/16 Pro/16 Pro Max/iPhone 15/15 Plus/15 Pro/15 Pro Max/iPhone 14/14 Plus/14 Pro/14 Pro Max/iPhone 13/13 mini/13 Pro/13 Pro Max/iPhone 12/12 mini/12 Pro/12 Pro Max/iPhone 11/11 Pro/11 Pro Max/iPhone XS/XS Max/XR/iPhone SE(第2世代以降)
iPadOS 18
iPad Pro(M4)/12.9インチiPad Pro(第3世代以降)/11インチiPad Pro(第1世代以降)/iPad Air(M2)/iPad Air(第3世代以降)/iPad(第7世代以降)/iPad mini(第5世代以降)
iOS 18&iPadOS 18の注目機能10選
リリースが開始されたiOS 18とiPadOS 18。ホームやロック画面、コントロールセンターのカスタマイズがより自由自在になり、日本語入力もパワーアップ。使用頻度が高いSafariや写真、メモなどもパワーアップしています。
最大の注目はAIを利用した「Apple Intelligence」ですが、残念ながら現状ではまだ未実装。英語版が年内に登場予定となっています。
それでは注目機能を発表します!
注目機能1:配置だけでなくアイコンの色も変更可能なホーム画面
ホーム画面に並ぶアイコンは、左上から自動整列されることなく自由に配置が可能。
さらに編集機能のカスタマイズから「色合い調整」を選べば、アイコンの色も統一できます。
注目機能2:指を離さずにキーをなぞって日本語を連続入力できる
ローマ字入力の日本語キーボードには、新たに「なぞり入力」機能が追加。なぞった軌跡も表示されます。
「め」と入力するには「m」から「e」まで指を滑らせればOK。慣れは必要ですが、指を離さずにキーを次々となぞれば、日本語を連続入力できます。
注目機能3:表示枚数が増えて目的の写真を素早く探せるようになった
写真はサムネイルがより小さくなり、1画面に表示できる枚数がアップ。
「旅行」など自動で分類される項目も増え、スクロールで利用可能に。 画面下で表示の切り替えはもう不要です。
1画面ですべて利用でき、HEIF形式の写真も編集可能になりました。
注目機能4:Webページ閲覧に不要な要素を選んで消すことが可能
Safariの注目は新たな非表示機能。URL 欄左のアイコンから「気をそらす項目を非表示」を選ぶと、画面内の要素を選択可能に。
広告をはじめ不要な要素をタップすると黄色枠が付き、中央に「非表示」ボタンが。これをタップすると、シュワッと項目が消えます。
注目機能5:設定内のパスワード管理がアプリになって独立!
これまで設定内にあってほぼ使わなかったパスワード機能が、新アプリとして独立。
忘れてしまったパスワードの確認だけでなく、セキュリティ上の問題も指摘してくれます。
保存パスワードの確認や作業が手軽になりました。
注目機能6:アプリ単位でロックしたり非表示が可能
ホーム画面のアイコンを長押しすると、「Face IDを必要にする」という項目が。この機能により、アプリ単位でのロックが可能になりました。
ロックするだけでなく、非表示にしてロックも可能。非表示アプリはホームの一番右にあるライブラリでのみ表示可能に。
注目機能7:メモに録音機能が追加!テキスト化機能も対応予定
メモアプリには録音機能が搭載され、画面下のクリップアイコンから利用可能。ゆくゆくは録音後にテキスト化も対応予定です。
注目機能8:視線だけでiPhoneを操作することができる!
設定のアクセシビリティ内に追加された「視線トラッキング」では、なんと視線で操作が可能に。触る必要さえなくなります。
注目機能9:ゲームを起動すると自動でゲームモードがオンに!
新たに搭載された「ゲームモード」はゲーム以外の動作や消費電力を抑えて、プレイの快適さを維持するモード。
設定は不要。ゲーム起動時には「ゲームモード」の表示があらわれ、自動でオンになります。
写真はスイッチ用のプロコンをApple「iPhone 16 Pro Max」につないだもの。やはり大画面のApple「iPhone 16 Pro Max」はゲームが楽しいです!
注目機能10:手書き計算ができる計算機や快適移動のタブバーが新登場
これまで紹介してきた機能はほぼiPadOSにも搭載されていますが、ほかにも特にiPadOS で活用したい新機能がいくつかあります。
まずはついに登場したiPadの「計算機」アプリ。
計算メモ機能が使用でき、手書きで数式を書けば、手書きで答えを記入してくれます。さらに、グラフも作ってくれます。
ほかにもFaceTime通話中に解説を書き込んだ画面を共有したり、ペンで書いた文字を自動で整えたりと、主に手書き機能での進化が目立ちます。
新機能の「タブバー」も超快適です。
アプリ内のメニューの代わりに、よく使う項目だけをタブバーとして配置が可能(写真の 「ブラウズ」など)。ファイルアプリなどがすでに対応しています。
目玉のAI機能「Apple Intelligence」は未実装
さらに日本語対応は来年以降の予定
目玉機能である「Apple Intelligence」は、Appleが独自開発したAI機能。
ChatGPTとも連携できるため、実装されればメールの文章を自動生成したり、自分の文章をチェックしてもらうことが可能。
さらにテキストから絵文字を生成したり、音声のテキスト化もできます。ChatGPTとSiriの連携で、より高度な検索や情報管理が実現します。
日本語対応は2025年以降の予定です。
文章の自動生成や事前チェックが可能に
生成AIを利用したテキスト生成や画像生成だけでなく、画面内の情報を自動検出してくれます。これにより、音声だけで連絡先や予定の管理も可能に。
ChatGPTとSiriの連携で情報の管理が楽ちんになります。
Apple Intelligence対応デバイス
iPhone 16/iPhone 16 Plus/iPhone 16 Pro /iPhone 16 Pro Max/iPhone 15 Pro/iPhone 15 Pro Max/iPad Pr(o M1以降)/iPad A(ir M1以降)/ MacBook A(ir M1以降)/MacBook Pr(o M1以降)/iMa(c M1以降)/Mac min(i M1以降)/Mac Studi(o M1 Max以降)/Mac Pr(o M2 Ultra)
以上、iOS 18とiPadOS 18の注目機能の検証レビューでした。
iPadの新モデルやApple「iPhone 16シリーズ」が気になっている人は、ぜひ今回の記事を参考にしてみてください。
キーボードやSafari、パスワードなど日常的に使うツールに手が入っています。