パソコン話題の「Copilotキー」を装備した最新のWindowsノート

話題の「Copilotキー」を装備した最新のWindowsノート モバイルプロジェクターおすすめ イメージ

第14世代Coreシリーズの特徴として、AIの処理を高速化できる「NPU」を搭載していることが挙げられますが、Dynabook「dynabook R9」はさらに話題の「Copilot」キーも装備。キーひとつでWindows標準のAI機能を呼び出すことができます。

インターフェースの種類や数も十分で、2つのUSB-CポートはThunderbolt 4とUSB4の高速規格を採用しています。Wi-Fi 6Eにも対応しており、1.05kgと薄い筐体の中に最新の仕様が満載です。

それでは、この定番メーカーの最新モデル、その実力を深掘りしていきましょう。

検証は8項目でテストしました

1.接続性:インターフェースの種類や数を使いやすさと合わせて評価

2.基本性能:ハードウェアのスペック構成と各種ベンチマークで性能を評価(※)

※使用ソフト:PassMark PerformanceTest、Geekbench 6、3DMark(Wild Life Extreme)、CrystalDiskMark

3.バッテリー:駆動時間の公称値と実測値、充電時間などの電源まわりを評価

4.ディスプレイ:ディスプレイの仕様と性能テスト、識者の評価を含めて採点

5.携帯性:サイズ感や重量、耐久性などを電源アダプターも含めて採点

6.スピーカー:スピーカー構成と音響関連機能、識者の評価を含めて採点

7.Webカメラ:Webカメラの画質・音質をネット経由のオンライン会議で評価

8.操作性:キーボードの配列やタッチパッドのなめらかさなどを評価

パソコン最新CPUと大容量メモリで快適に作業できる

A評価Dynabook「dynabook R9/X」

  • Dynabookdynabook R9/X P1R9XPBL
  • 実勢価格: ¥228,240

総合評価: 3.85

 
基本性能
 3.88
ディスプレイ
 3.67
スピーカー
 3.80
操作性
 4.33
接続性
 3.30
バッテリー
 4.50
携帯性
 4.00
Webカメラ
 3.00

30万円以下の過去ベストを上回る総合評価をゲット!

Dynabook「dynabook R9」は過去に検証した30万円台のモバイルPCと比較しても、最も総合評価の高い製品となりました。高品質なビジネスPCとしておすすめなモデルです。

312.4mm(約)
奥行
224mm(約)
高さ
15.9mm(約)
重量
1.05kg(約)
CPU
Intel Core Ultra 7 155H
メモリ
32GB
ストレージ
SSD512GB
ディスプレイ
14インチ
インターフェース
Thunderbolt 4(USB4)×2、USB 3.2 Gen1 Type-A×2、HDMI、LAN、マイク入力/ヘッドホン出力端子、microSD
駆動時間
11時間(約)
型番
P1R9XPBL

最新dynabookのスペックを確認しましょう

最新dynabookのスペックを確認しましょう モバイルプロジェクターおすすめ イメージ
最新dynabookのスペックを確認しましょう モバイルプロジェクターおすすめ イメージ2

十分な数の種類のインターフェースを搭載しています

最新dynabookのスペックを確認しましょう モバイルプロジェクターおすすめ イメージ3

Windows 11標準のAI機能「Copilot in Windows」を呼び出せる話題のキーを装備。CPUと併せてAIを推しているPCになっています。

加藤直樹
家電批評 編集部員
加藤直樹 のコメント

最新CPUと32GBメモリを搭載した2024年春モデルのノートPCです。

パソコン 気になる性能を実機で検証テストしました!

検証1:性能編 高速CPUとストレージで仕事がバリバリこなせる

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CPU性能:Geekbench6

最新の第14世代だけあって、CPU性能は過去検証した10製品を含めてもトップクラス。バリバリ仕事がこなせる処理能力といえます。

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ストレージ速度:CrystalDiskMark

ストレージ容量は512GBと大容量ではないものの、読み書きともに高速です。この速度ならば、あらゆる作業を効率的に行えます。

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ベンチマークの値

仕事をこなすには十分すぎる性能ですが、内蔵GPUなのでグラフィックはそれなり。重いゲームはやや厳しいかもしれません。

検証2:画質編 液晶パネルですがエンタメも楽しめます

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全体的に明るめでテレビ的な発色です。とくにエンタメ向けをうたった製品ではありませんが、液晶パネルの割には動画も十分楽しめるチューニングです。仕事も動画もマルチにこなせる絵作りです。

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色域は実測でsRGBを100%カバー。輝度も高く発色もいいです。

検証3:操作性編 やわらかいタッチのキーボードで快適

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キータッチは若干やわらかすぎる感はありますが打ちやすく、長時間でも疲れにくいでしょう。

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電源が独立しており、「Del」と「BS」が右上にあるのも使いやすい仕様となっています。

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クリックキー非分割のタッチパッドもスムーズで快適です。

USB-Cの間隔とボリュームキーが残念……

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USB-Cの間隔が狭く、ケーブルによっては干渉します。

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ボリュームがファンクションではなく、数字キーに割り当てられているのも違和感があります。

検証4:携帯性編 非常に軽く感じるのにしっかりしていて安心

検証4:携帯性編 非常に軽く感じるのにしっかりしていて安心 モバイルプロジェクターおすすめ イメージ

約1kgの筐体は数値以上に軽く感じます。

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電源ケーブルもコンパクトでモバイルワークもはかどりそうです。

パソコン 【まとめ】30万円クラスでベストなモバイルノートPC

Dynabook「dynabook R9」を実際に検証テストしてみた結果、動作速度も使い勝手もストレスをまるで感じない快適な性能を持っているということがわかりました。仕事はもちろん、息抜きにエンタメを楽しむためにもまったく問題ないレベルです。モバイル製品ながらマルチなメインマシンとしても最適な一台です。

以上、Dynabook「dynabook R9」の検証テストレビューでした。気になった方はぜひ注目してください。

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