キッチンコーヒーは道具次第で味わいも変わる

コーヒーは道具次第で味わいも変わる プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ

自宅でドリップコーヒーを楽しむために用意したい三種の神器は、ドリッパーとドリップポット、コーヒーミルです。これらがあれば、自宅のコーヒーがカフェ並みになります。

どのアイテムも初心者向けを選ぶのが間違いないですが、上級者になるとプロが愛用している道具も気になりますよね。

気になる人気バリスタの愛用コーヒー道具って?

気になる人気バリスタの愛用コーヒー道具って? プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ

そこで今回は、3度の日本チャンピオンを獲得するなど実績を収めるバリスタ・石谷貴之さんが愛用するコーヒー道具のおすすめ4選と、ドリップの基本テクを紹介します!

キッチンバリスタが愛用するコーヒー道具のおすすめは?

1:ボナヴィータ「グースネック 電気湯沸ケトル

  • ボナヴィータグースネック 電気湯沸ケトル
  • 実勢価格: ¥17,552

適温をしっかり計れて注ぎやすい

ボナヴィータ(bonaVITA)「グースネック 電気湯沸しケトルは、指定した温度で湯沸かしができ、その温度をキープしてくれます。

石谷さんいわく、「昔はそんな機能がなかったので大変でした。これは長年使っているため、注ぎやすく、沸くのも結構早いですよ」とのことです。

14.3cm
奥行
28.5cm
高さ
19cm
容量
1.0L
電源
100V 50/60Hz
コード長さ
0.7m
型番
29602

美味しいコーヒーを淹れるために重要なのは「はかる」こと

美味しいコーヒーを淹れるために重要なのは「はかる」こと プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ

コーヒーを淹れるときのお湯の温度は90℃。湯温をしっかり計って、いつでお同じ温度で抽出するのが重要です。

美味しいコーヒーを淹れるために重要なのは「はかる」こと プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ2

最初の蒸らし前を1投目とすると、その後に2~4投目まで、合計4回に分けてお湯を注ぎます。

2:ハリオ「V60透過ドリッパー 01 セラミック」

  • ハリオV60 透過ドリッパー 01 セラミック
  • 実勢価格: ¥1,550

ドリッパーはシンプルなセラミック製

ドリッパーは、一杯分のサイズでシンプルなハリオ「V60透過ドリッパー 01 セラミック」を使うことが多いそう。

「ドリッパーによって味わいも変わってきますが、検証するときはこれでやっちゃうことが多いですね」とのことでした。

3:1Zpresso「LG-1ZPRESSO-JPPRO」

  • 1ZPRESSOLG-1ZPRESSO-JPPRO
  • 実勢価格: ¥40,166

持ち運びしやすい手挽きミル

家で豆を挽くときは業務用を使う石谷さんですが、持ち歩く際には、1Zpresso「LG-1ZPRESSO-JPPRO」を選ぶそうです。

手挽きミルの中でもグレードが高いもので、コニカル刃を搭載。

「粒度も均一になるので、しっかりとした味わいが楽しめます」とのこと。

60mm
高さ
200mm
重量
685g(約)
型番
LG-1ZPRESSO-JPPRO-PARENT

4:Acaia「PEARL MODEL S」

  • AcaiaPEARL MODEL S
  • 実勢価格: ¥32,670

コーヒー愛好家のために設計されたスケール

Acaia「PEARL MODEL S」は、抽出中お湯の量と何分くらいで抽出するかをはかれるのが便利。

ケトルとこのスケールで計測はすべてこなせます。

「こういうのがなかった頃は、サーバーの線まで来たらやめようとか、そんなやり方でした」と、石谷さん。

160mm
奥行
32mm
高さ
160mm
最小秤量
0.1g
最大秤量
3000g
型番
PS002

ドリップの基本は? 美味しいコーヒーの淹れ方のコツ

バリスタ・石谷 貴之さんに教わった、ドリップの基本や美味しく淹れるコツをご紹介します。

準備編

1:豆を用意して14gの豆を挽く

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まずはコーヒー豆の準備から。豆はスケールで重さを量って用意します。一杯分14gが基準です。

石谷貴之 氏
バリスタ
石谷貴之 氏 のコメント

僕の定番レシピでのコーヒー豆の分量は14gを基本にしています。

1:豆を用意して14gの豆を挽く プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ2

普段は業務用のミルを使っていると言う石谷さん。出先でコーヒーを淹れる際には、手挽きのミルを使います。

均一の粒度で挽くことが大事。ここでは中挽きの粉にします。

2:90℃の湯を沸かし器具に湯通しする

2:90℃の湯を沸かし器具に湯通しする プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ

続いてお湯を沸かしますが、その温度は90℃。湯温をしっかり計って、いつでお同じ温度で抽出するのが重要です。

2:90℃の湯を沸かし器具に湯通しする プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ2

抽出の前にペーパーフィルターを含め、器具に湯通しします。そうすることで、器具全体を温めることができ、抽出時の温度低下を防ぐことができます。

石谷貴之 氏
バリスタ
石谷貴之 氏 のコメント

ドリッパーからサーバーまで、一度湯通しして温めておきます。

3:挽いた粉を入れ平らに慣らす

3:挽いた粉を入れ平らに慣らす プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ

挽いたコーヒー粉をドリッパーに入れます。

石谷貴之 氏
バリスタ
石谷貴之 氏 のコメント

ここまでの準備では豆の分量とお湯の温度を計ることが重要です。

3:挽いた粉を入れ平らに慣らす プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ2

ドリッパーを手でトントンと叩くようにして、粉を平らに慣らします。これでハンドドリップ前の準備は完了です。

ドリップ編
 

1:1投目を注ぎ30秒間蒸らす

1:1投目を注ぎ30秒間蒸らす プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ

最初に粉の中心から円を描くように、お湯を注ぎます。1投目のお湯は30gを目安に注ぎます。

1:1投目を注ぎ30秒間蒸らす プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ2

1投目を注ぎ終えたら、蒸らしの時間。この蒸らし時間は30秒が目安です。

石谷貴之 氏
バリスタ
石谷貴之 氏 のコメント

お湯の量と蒸らし時間をチェックしながら淹れていきます。

2:その後3回に分けてお湯を注ぐ

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最初の蒸らし前を1投目とすると、その後に2~4投目まで、合計4回に分けてお湯を注ぎます。2投目は100g、3、4投目はそれぞれ40gのお湯を注ぎます。

石谷貴之 氏
バリスタ
石谷貴之 氏 のコメント

2~4投目の間隔は10秒ほどです。合計2分程度で抽出が終わります。

2:その後3回に分けてお湯を注ぐ プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ2

最後の4投目を注ぎ終えた時点で、合計210gのお湯を注いだことになります。お湯が落ち切るのを待って抽出が完成で。

以上、バリスタおすすめのコーヒー道具4選とドリップコーヒーの淹れ方のポイントでした。

2:その後3回に分けてお湯を注ぐ プロが使うコーヒー道具おすすめ イメージ3

プロが長年愛用しているアイテムは、どれも使いやすさと機能性の折り紙付き。

気になったらぜひチェックしてみてくださいね。

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