ダイソン「Dyson Zone」
ダイソン「Dyson Zone(WP01 BB)」はダイソン初のヘッドホンで、空気清浄機能が搭載された非常に画期的な製品。
春先は風の強い日が多く、ホコリや花粉の飛散が気になります。そこで、ダイソン「Dyson Zone(WP01 BB)」は日常的に快適に使えるのか? 実際に数日間使ってみた感想をレポします。
- ダイソンDyson Zone WP01 BB
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ダイソン「Dyson Zone」はどんなもの?
空気清浄機能が搭載したヘッドホンです
「Dyson Zone」はノイズキャンセリングヘッドホンですが、取り外し可能なアタッチメントをつけると、空気清浄機能が使えます。
イヤーカップの中にフィルターがあり、このフィルターが空気中の小さな汚れなどの粒子を捕まえます。
ろ過されてキレイになった空気は、顔を覆っている“シールド”を経由して、口元にある小さな穴から排出されるという仕組み。
もちろん、ヘッドホン単独でも使用可能です。
音質テスト:音周りは大健闘!
音質合計点 | ノイズ キャンセリング |
外音取り込み | マイク | 操作性 |
41/60点 | ◯ | ◎+ | ◎+ | ◎+ |
兄弟誌の『家電批評』でテストしたところ、低音・中音・高音ともにフラットなバランスで、原音に忠実な印象。ダイソン初のオーディオ機器ですが、初モノとしては音質は立派です。
操作性では、突起(ジョイスティック)を前後に傾けることで音量を調整できるなど、直感的な操作が高評価に。
一方、ノイズキャンセリングでは、空気清浄機のファンの音は消しきれません。マイクや外音取り込み機能は優秀でした。
空気清浄機能のテスト1:煙はしっかりろ過!
空気の洗浄機能を確かめるべく、スモークマシンを使って密閉空間に煙を充満させ、モードを「強」に設定してテスト。煙を吸い込んで、ろ過するのにかかる時間をチェックしました。
スモークマシンの煙でいったん真っ白に。
その後、2分40秒で煙がほぼ消失。ほぼ浄化できました。
空気清浄機能のテスト2:フィルターが疑似花粉を見事にキャッチ
密閉空間にヘッドホンを装着させたマネキンを設置し、赤色の疑似花粉を複数回にわたって噴射したところ、イヤーカップのフィルターが疑似花粉をキャッチ。
口元は赤くなっていません。
実空間での検証ではないため断定はできませんが、花粉に対しての効果もある程度であれば期待できそうです。
街中やスギ林で実際に使ってみた!
晋遊舎のテスト機関「LAB.360(ラボ サンロクマル)」などで機能を検証したあと、実際に街中や杉林に行ってみました。
まず街中や電車で装着したところ、やはり見た目のインパクトが強いせいか、周囲からチラチラ見らました。ただ、話しかけられることなどはなく、見られることに慣れてしまえば問題なく使えました。
空気清浄機能を搭載しているだけあって、一般的なヘッドホンよりかなり重いです。しかし、クッションの耳あたりがよく、つけ心地は快適。ただし、シールドを装着すると足元が見えにくくなるため、階段を下りる際などは外したほうが良さそうです。
続いて、装着状態でスギ林を散策。
自動モードにして歩いていると、送風モードが変わることがあり、センサーが作動しているのを体感しました。帰宅後、フィルターに花粉が付着しているかなどを調べましたが、時季が早すぎたのか花粉は確認できず。
結果として、今回のスギ林での検証においては花粉に対しての効果を断言するにはいたりませんでした。明確な結論をお伝えできず、申し訳ない限りです……!
歩いた土地の空気のキレイさがわかるのは面白い
本製品には加速度センサーが搭載されており、自動モードにすると着用者の呼吸や運動量に合わせて風量を調整し、常にキレイな空気が吸える仕組み。さらに、その土地の空気質が一目でわかるのは画期的でした!
ちなみに、装着した状態で焼肉店にも入ってみました。
以上、ダイソン「Dyson Zone(WP01 BB)」の紹介でした。
スギ林での効果は確認できずでしたが、街中でも思ったより使える一台です。以上、ダイソン「Dyson Zone(WP01 BB)」のリアルレポートでした!
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