ホームFlexiSpotって?

設立は2016年。「Work like new, Live like new」をコンセプトに掲げ、アメリカ、アジア、ヨーロッパ、オーストラリアでショッピングサイトを展開しています。

取り扱う製品は、オフィス家具やリクライニング家具、インテリア雑貨など。FlexiSpotのメイン製品のひとつである「昇降式デスク」は、グローバル累計販売台数が160万台を突破しており、日本市場での売り上げも年々増加しています。

ホーム電動リクライニングソファ2製品を調査!

電動リクライニングソファ2製品を調査! イメージ

そんなFlexiSpotから電動リクライニングソファ2製品が登場!合成皮革を使用した高級感を漂わせるビジュアルで、部屋に設置するだけでも気分が高揚しそうです。今回は、座り心地や機能性、使い勝手に注目して徹底検証しました。

ホームテスト方法って?

テスト方法って? イメージ

今回検証に立ち会っていただいたのは、トレーナーとして活動される木幡洋一さん。実際に座っていただき、座り心地や機能性、使い勝手を評価しました。

検証項目は以下の通りです。

座り心地(5点)

首や腰への負担を避けるためにきちんと安定されるかを確認

気持ちよさ(5点)

座った際の気持ちよさを木幡さんが座った際の話をベースに編集部・ライターと確認。クッションの柔らかい方が気持ちよさの観点では評価が上がりました

リクライニングの滑らかさ(5点)

ボタンを押してどれくらいのスピードで稼働するかどうか。スピードが遅すぎるものは減点しました。また、ボタンを押してからの初動の動きにも差がありました。

リクライニングの可動域(5点)

寝やすい体勢にまでリクライニングできるか。基本的に角度がある方が腰への負担は軽減されるので、スペックの可動域も確認し、角度が広い方を高評価にしました。

フットレストのぐらつき(5点)

フットレストが上がった際にぐらつかないかどうかを確認。

立ち上がりやすさ(5点)

座って立ち上がる際の立ち上がりやすさを確認。

機能性(5点)

リクライニング以外の機能があるかどうかをメーカーの仕様で評価。収納ポケットの有無やソファが回転したり、ふりこのような仕様になっているところで差が出ました。

では、テスト結果を見ていきましょう。

ホームFlexiSpot2製品の実力は?

A+評価リクライニングの心地よさで選ぶなら「X5」

  • FlexiSpotX5
  • 実勢価格: ¥64,800

総合評価: 4.64

 
座り心地
 4.00
気持ちよさ
 5.00
リクライニングの滑らかさ
 5.00
可動域
 5.00
フットレストのぐらつき
 5.00
立ち上がりやすさ
 5.00
機能性
 3.50
おすすめポイント
  1. 最大142度のリクライニング機能
  2. リクライニングの操作がしやすい
がっかりポイント
  1. 反り腰にはやや不向き
  2. 機能が少ない
86cm
奥行
99~180cm
高さ
60~109cm
座面幅
43cm
座面奥行
54cm
座面高さ
48cm
リクライニング角度(最大)
142°
重量
38.5kg
耐荷重
136kg
張地
合成皮革
構造部材
合板、スチール
クッション材
ウレタンフォーム、S型スプリング、コットン
カラー
ホワイト、ライトトープ
保証期間
2年
型番
X5
座り心地

ウレタンフォーム、S型スプリング、コットンを使用したクッション材で、フカフカとした柔らかい質感。

首や腰が心地よくフィットします。座面の奥行きが54cmなので深く座ることができ、安定感は十分。

クッションが盛り上がっているため、反り腰の方は少し座りづらいかもしれません。

木幡洋一 氏
for.R 整体院 代表
木幡洋一 氏 のコメント

柔らかいクッションで心地よく座れます。硬いクッションが好みの方は、物足りないかもしれません。

気持ちよさ

クッション性のあるアームレストとヘッドレストを採用しており、腰掛けるとゆっくりと沈み込むような感覚。座面幅は43cmあるので、軽い寝返りなら問題なく打てます。

リクライニングの滑らかさ

リクライニングの滑らかさは良好。ボタンを押した瞬間にリクライニングが作動し、レスポンスよく動きます。

木幡洋一 氏
for.R 整体院 代表
木幡洋一 氏 のコメント

レスポンスよく操作できて快適です!

リクライニングの可動域
リクライニングの可動域 イメージ

可動域は最大で142°。先にフットレストから上昇し、その後背もたれが倒れ始めます。

最大まで倒すと上向きの状態になり、ベッドで寝転ぶときとそん色のない心地よさが得られます。

フットレストのぐらつき

フットレストは、支柱でしっかりと支えられているため、多少足を動かしてもぐらつきません。

最大までリクライニングすると、足が腰よりも高い位置まで上がります。

立ち上がりやすさ

内部のバネが作用し、立ち上がりや着座の際に腰への負担を軽減してくれます。

機能性

リクライニング機能だけでなく、スマートフォンやタブレット端末の充電に使えるUSB2.0 Type-Aポートを備えるなど、機能性は申し分ありません。

操作部や充電ポートが1か所に集約されているので、取扱説明書とにらめっこする必要もなし。

A+評価機能性の充実度なら「XR5」

  • FlexiSpotXR5
  • 実勢価格: ¥69,800

総合評価: 4.57

 
座り心地
 5.00
気持ちよさ
 4.00
リクライニングの滑らかさ
 4.00
可動域
 4.00
フットレストのぐらつき
 5.00
立ち上がりやすさ
 5.00
機能性
 5.00
おすすめポイント
  1. 3段階調整できるヘッドレスト
  2. クッションが付属
  3. ロッキング機能
  4. サイドポケット
がっかりポイント
  1. クッションがやや硬め
  2. リクライニング操作のレスポンスが遅め
80cm
奥行
100~164cm
高さ
65~105cm
座面幅
53cm
座面奥行
56cm
座面高さ
48cm
リクライニング角度(最大)
127°
重量
45.5kg
耐荷重
136kg
張地
合成皮革
構造部材
合板、スチール
クッション材
ウレタンフォーム、S型スプリング、コットン
カラー
ライトブラウン、グレー
保証期間
2年
座り心地

「X5」と同様のクッション材を使用しており、腰がほどよく沈み込む気持ちの良い座り心地。

クッションが付属しており、首や腰に当てて使うことで安定感が増します。

フカフカとした柔らかさはありませんが、適度に硬さがあり、体を支えてくれるような感覚です。

木幡洋一 氏
for.R 整体院 代表
木幡洋一 氏 のコメント

クッションは硬めですが、硬いのが好きな方は物足りなさを感じるかもしれません。

気持ちよさ

「X5」よりも硬めのクッションですが、ほどよい柔らかさもあり、気持ちよさは申し分ありません。

ヘッドレストが少し高めなので、腰や肩、首などの負担を大きく軽減します。

リクライニングの滑らかさ

「X5」同様、先にフットレストが上昇し、背もたれが下降する仕組み。

リクライニングボタンを押すと、ゆっくりと動き始め、若干遅さを感じます。レスポンスよく動かしたい方は、もどかしく感じるかもしれません。

リクライニングの可動域
リクライニングの可動域 イメージ

最大127°まで倒れるので十分にくつろげますが、「X5」と比べると、腰への負担がわずかにかかってしまうのが難点。ある程度の角度まで倒すと、ロッキング機能にロックがかかります。

フットレストのぐらつき

リクライニングしてフットレストが上がった状態で動いてみましたが、ぐらつかず、安定感のある座り心地です。

立ち上がりやすさ
立ち上がりやすさ イメージ

適度に硬いクッションを使用しているので、立ち上がる際に勢いが要りません。アームレストに手をかけて、体を起こせばスッと立ち上がれます。

木幡洋一 氏
for.R 整体院 代表
木幡洋一 氏 のコメント

ロッキング機能で立ち上がりにくいかと思いましたが、前にもしっかりと倒れるので、意外と立ち上がりやすいです!

機能性

USB2.0 Type-Aポート付きでスマートフォンやタブレット端末を充電できるうえ、サイドポケットも備えるため、雑誌やリモコンなどをサッと手に取れる位置に置いておけます。

最大207度まで左右に回転したり、ロッキング機能で心地よく揺れたり、3段階で調整できるヘッドレストを備えていたりと、さまざまな機能を備え、文句なしの満点評価。

ホーム「X5」に軍配。基本機能が素晴らしい高コスパ製品

高級感があり、フカフカとしたクッションで快適な座り心地の両製品。価格が高い分、「XR5」のほうが機能性はすぐれていますが、リクライニング機能の挙動の滑らかさや可動域の広さを鑑みると、軍配が上がるのは「X5」。

電動リクライニングチェアで最も使われる機能は、言うまでもなくリクライニング機能。操作時のレスポンスのよさや動作の速さを比べると、「X5」のほうが明らかにすぐれており、ストレスを感じませんでした。リクライニングの最大角度が142°と大きく、腰への負担がかかりにくいのも高く評価したポイントです。

1点気をつけたいのは、両製品ともに仕事には向かないということ。

背もたれを最大まで起こしても、ある程度の傾斜がついてしまい、デスクに向かいながら寄りかかることはできません。

長時間、背もたれに寄りかからずに作業するのは腰や肩に負担がかかるため、ワークチェアとしては使えないでしょう。

自宅でテレビを観たり、雑誌を読んだり、くつろぐときに使用するのが適しています。

自宅で過ごすリラックスタイムをより一層充実させたいのなら、チェックしない手はありません!