薄さでWi-Fiルーターの置き場所とダサさ問題を解決
Wi-Fiルーターは、箱型やゴリゴリにアンテナが立ったまるでカニのような見た目の製品などが目立ちます。
そんなこれまでのルーターとは一線を画す、革命的な壁掛けルーターがTP-Link「Archer Air R5」です。薄さ8mmで、壁掛けできるなんてスタイリッシュで魅力的ですよね。でもそんな薄さできちんとした性能をしているのか気になりませんか? そこで「家電批評」編集部がは実際に設置して、実力をチェックしました!
TP-Link の最新Wi-Fiルーターの実力は?
TP-Link「Archer Air R5」
- TP-LinkArcher Air R5
- 実勢価格: ¥11,426〜
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- 総合評価
たった8㎜!ルーターの置き場所問題のひとつの解
TP-Link(ティーピーリンク)「Archer Air R5」は、パッと見、完全にタブレット。とにかく薄い本体です。しかも全面ほぼフラットなので、壁に掛けたときの存在感が皆無。「インテリアになじまない」とか、もう気にしなくていいルーターなんです。
しかも、重量が290gと軽いので、粘着テープ(本体背面に付属)で簡単に壁にくっつきます。壁紙に直付けするのはキケンですが、賃貸でネジ留めできないからと、壁掛けを諦める必要もありません。
この点だけでもおすすめなのですが、基本性能がしっかりしているのも「Archer Air R5」の魅力。ティーピーリンクのルーター専用アプリで各種設定が簡単にできます(詳細な設定はウェブブラウザで行う必要あり)。さらに、決して爆速ではありませんが、家庭で使うには十分な速度が出ます。また、ほぼ同じ形状の中継機「E5」と組み合わせて存在感皆無のメッシュ環境を構築できるのもポイントです。
一方で、壁掛けゆえにLANケーブルや電源コードがだらんとしてしまうとマイナスポイント。美しく見せるのであれば、ケーブルモールなどを使って隠すのがベストです。
現在進行形でルーターの置き場所に悩まされている人は、買って損なしの逸品です!
- おすすめポイント
-
- 設置面積をとらない
- 見た目がスマート
- スピードも十分
- がっかりポイント
-
- 付属品のケーブルが短い
- 幅
- 140mm
- 奥行
- 10.8mm
- 高さ
- 210mm
- 重量
- 290g
- Wi-Fi 7
- ✕
- Wi-Fi 6E
- ✕
- Wi-Fi 6
- ◯
- Wi-Fi 5
- ◯
- 無線LAN規格
- IEEE802.11a/b/g/n/ac/ax
- Wi-Fi最大転送速度(理論値)
- 5GHz:2402Mbps、2.4GHz:574Mbps
- ストリーム数
- 4
- トライバンド
- ✕
- メッシュWi-Fi
- ◯
- IPv6(IPoE)
- ◯
- WAN(インターネット)ポート
- ギガビットポート✕1
- LANポート
- ギガビットポート✕1
- 型番
- ARCHER AIR R5
【ココがスゴい!】驚きの薄さに加えてスペックも高いんです
製品の一番のポイントは、何といってもその薄さですが、Wi-Fi 6対応、メッシュ標準規格「EasyMesh」にも対応、VPNサーバー機能を備えるなど、基本性能が高い点も見逃せません。
専用フックを壁にネジ留めしてそこに本体を引っ掛けられるだけでなく、本体背面のシールで壁にペタッと貼り付けることもできます。
A5版の本とほぼ同サイズのミニマルな筐体。厚さもたったの8mm(最厚部10.8m)で、タブレットのような見た目です。
TP-Linkのルーター設定用アプリ「Tether」を使って、初期設定がすぐできるのもポイント。サテライトルーターや中継機でメッシュ環境を構築するのも簡単。
でも、こんなにペラペラでちゃんと機能するの?
家で使いましたが問題ナシ!
筆者宅ではいつのまにか増えた30台以上の無線LAN機器を使用していますが、「Archer Air R5」で遅さを感じるシーンは皆無。中継器も併用したので、電波が届きにくかった場所も補強できました。
発熱もそれほど心配ありません
極薄なので本体の発熱を心配していましたが、筆者宅にあるほぼ同スペックの平置きルーター「Archer AX50」と比べても、R5が熱いとは感じませんでした。
電源の延長コードは用意したほうがいいかも
付属電源ケーブルとLANケーブルが短め(それぞれ実測で1m、1.2m弱)。武器である設置場所の自由度を生かしづらいため、ケーブル類は別途自分で買い足しましょう。
この形状だからこそのメリットがたくさん!
平置きよりアクシデントが少なそう
平置きのルーターだと子どもやペットが倒したり落としたりするのが心配です。「Archer Air R5」なら壁掛けできてケーブルも自然と壁沿いをはうカタチになるから安心です。
理想的な場所に設置しやすい
理想の設置位置とされる「床から1〜2mの高さ」に平置きだと場所が限られますが、「Archer Air R5」は壁さえあればどこでも設置可能。開けた場所に設置しやすいので優秀です。
目立たないから隠さなくていい
いかついアンテナが付いていないただの箱型でも、インテリアと調和しないことが多いルーター。ですが「Archer Air R5」は見えていても気にならない優れたデザインです。
本体もアプリも迷わず使える!
本体で使うのは基本3カ所だけ
本体には、TP-Linkのロゴが入ったWPSボタン(LEDインジケーター兼用)と、LANポート、電源ポート(USB-C)、WANポートがあるだけ。有線LANを使わないなら使うのは3カ所のみです。
中継機をつなげばすぐメッシュ
中継機は自動検出。パスワードを入れて「OneMesh」を選択するだけで設定完了。
サクッと終わる初期設定
QRコードをスキャンしたら、パスワード(2種類)を入れるだけでほぼ終わり。
爆速とまではいきませんが十分な速さがありました
中継機も同形状でスマート!何台増えても存在感なし
TP-Link「
Archer Air E5」
TP-Link
Archer Air E5
ほぼR5と同形状ですが、R5と違いWAN/LANポート非搭載で単体での通信は不可。一方、背面はフラットで最厚部でも8mmの薄さです。
以上、TP-Link「Archer Air R5」の紹介でした。
Wi-Fiルーターの置き場所に困っている人にはおすすめです。気になる人はぜひチェックしてみてください。
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