家電おすすめ『家電批評』2023年ベストバイを発表!

2023年も『家電批評』はさまざまな家電製品をテストしてきました。そこでテストしてきた製品を振り返り、絶対におすすめしたいものをピックアップ。「家電批評2023年ベストバイ」として発表します。

自分へのご褒美にも、大切な人へのギフトにもおすすめなベスト家電カタログです!

【家電批評2023年ベストバイ】の記事一覧はこちら

【家電批評2023年ベストバイ】の記事一覧はこちら 空気清浄機おすすめ イメージ

今回は、「家電批評2023年ベストバイ」で「年間ベスト・オブ・5つ星家電」に選ばれた、ダイニチ「CL-HB922」です。吸引&脱臭力、そして操作性も優秀な、おすすめ空気清浄機です。

家電おすすめダイニチ「CL-HB922」

  • ダイニチCL-HB921
  • 実勢価格: ¥48,779

高性能かつ機能もシンプルで吸引&脱臭も妥協なし!

花粉の時期のみならず、今や一年中稼働させる人も増えている空気清浄機。インフルエンザほか、ウイルスの感染症予防対策として、すでに購入した人も多いでしょう。また、ひどい花粉に悩まされて毎年ピークである2〜3月を迎える前に戦々恐々としている人も多いはずです。

そこで『家電批評』では、各メーカーがイチ推しする空気清浄機を集めて同条件で比較検証を行いました。

花粉やホコリを想定した吸引力テスト、センサー感度テスト、タバコやペットのニオイなどの対策として考えた際の脱臭力テスト。

また、毎日稼働させる人が増えているので静音性もテストしました。もちろん、値上げ時代まっただなかですので、消費電力も比較しています。

その結果、吸引力と脱臭力、センサー感度で他社の高額製品に負けず劣らず、なんなら項目によっては勝利をおさめたうえで見事ベストバイとなったのが、ダイニチ「CL-HB922」です。

他社製品と比べて運転モード数が少なめで、加湿やイオン発生などといった付加価値は多くありませんが、基本の吸引や脱臭性能の高さが光りました。

正直、基本性能だけなら比較したシャープの「KI-RX100」にわずかにおよびませんでしたが、本体価格の安さはそれを補ってあまりある魅力です。

安い、といえば電気消費量の少なさも特筆すべき点です。運転時の消費電力が全体的に低く、年間の電気代は1000円台。財布に優しい空気清浄機と言えます。

さらには加湿機能を持たないために、本体のお手入れもしやすいです。汚れを捕集するフィルターのうち、「活性炭脱臭」と「静電NEOH」のフィルターは背面パネルを外して引き出すだけ。もっともホコリが付くプレフィルターは汚れたら付け替えるだけの交換式で、やはり手間が少なめです。

2023年ベストのダイニチ「CL-HB922」は、あのルンバ擁するアイロボットから発売されたばかりの空気清浄機とどう戦うのか。はたまたダイソン最新製品とは差があるのか。これから行うテストで、その結果を見極めたいと思います。

おすすめポイント
  1. センサー感度の調整が可能
  2. 操作がシンプルで明快!
  3. 強運転でも他社と比べて電力消費量が少ない
がっかりポイント
  1. 占有体積が大きく設置場所を選ぶ
310mm
奥行
310mm
高さ
540mm
重量
8.4kg
適用畳数
38畳
フィルター交換目安
2年(プレフィルターのみ4カ月)
付加機能
ウイルス活動抑制
型番
CL-HB921
高性能かつ機能もシンプルで吸引&脱臭も妥協なし! 空気清浄機おすすめ イメージ

各メーカーのイチ推し製品をすべてテストしました!

家電おすすめ「家電批評2023年ベストバイ」に選ばれた理由とは?

床面に近い4方向から汚れた空気を吸う!

床面に近い4方向から汚れた空気を吸う! 空気清浄機おすすめ イメージ

底面には4カ所のスリットが、それぞれ床から前後が2.5cm、左右が3.5cmの高さにあります。

ここに汚れた空気を吸い込む機構(吸気口)を配置したのがあっぱれ。床に落ちたホコリや歩いたときに舞い上がった花粉などもすかさず吸い取れるため、非常に効果的と考えられます。

4辺に吸気口があるので、部屋の中央に置くのもアリです。

床面に近い4方向から汚れた空気を吸う! 空気清浄機おすすめ イメージ2
床面に近い4方向から汚れた空気を吸う! 空気清浄機おすすめ イメージ3

擬似花粉の落下テストでは、底面にある吸気口1辺だけで約80パーセントを除去。これが4辺となればその吸引力の高さが想像できます。

ホコリや花粉は空気中に漂って約15分で床に落ちると言われるため、底に吸気口を配置するのは非常に合理的です。

松下和矢
LAB.360(ラボドットサンロクマル)室長
松下和矢 のコメント

ホコリや花粉は徐々に沈降してで床に溜まるため、吸気口が床近くにあるのは◎。

床面に近い4方向から汚れた空気を吸う! 空気清浄機おすすめ イメージ4

センサー性能も好成績。センサーの感度をシーンにあわせて「ホコリ」「PM2.5」など調整可能。乾燥した時期はホコリの感度を上げるといった使い方ができます。

吸引力、脱臭力、センサー感度のテスト結果は性能1位の他社製品と遜色ありませんでした。

フィルターは背面・前面から
引き出すだけで簡単!

フィルターは背面・前面から引き出すだけで簡単! 空気清浄機おすすめ イメージ

もっともホコリが付着する「プレフィルター」は交換式。本体前面から引き出すだけと、手間がかかりません。

フィルターは背面・前面から引き出すだけで簡単! 空気清浄機おすすめ イメージ2

「活性炭脱臭」と「静電NEOH」のフィルターは背面から。各フィルターには「タブ」が付きで、これを引き出すことで取り外せます。

下田
家電批評編集部
下田 のコメント

主に掃除するのはフィルター、本体、センサーの3カ所なのでお手入れが楽ちんです。

3種のガス成分を
15分で取り除いた脱臭力

3種のガス成分を15分で取り除いた脱臭力 空気清浄機おすすめ イメージ

「アンモニア」「アセトアルデヒド」「酢酸」の濃度で判定する脱臭テストでは、15分間の運転で各種数値がゼロになり、パーフェクト! タバコの臭いにも効果的です。

以上、「家電批評2023年ベストバイ」で「年間ベスト・オブ・5つ星家電」に選ばれた、性能も操作性も優秀な空気清浄機、ダイニチ「CL-HB922」​の紹介でした。

底面4方向に吸気口があるためか、置き場所にはちょっとスペースが必要ですが、非常にコスパの高いおすすめ空気清浄機です。

引き続き、「家電批評2023年ベストバイ」をご紹介していきますので、お楽しみに!

家電おすすめ空気清浄機の売れ筋ランキングもチェック!

空気清浄機のAmazon・楽天の売れ筋ランキングは、以下のリンクからご確認ください。