値上げ時代に助かる「安くて良いモノ」はどれ？
値上げの流れは一向に留まることを知らず、ついには「無印良品」や「マクドナルド」まで値上げすることが決まりました。
そんな今だからこそ、ベストバイやハイエンドモデルじゃなくても「こっちで全然良いじゃん！」と思える理由がある「安くて良いモノ」をピックアップ。
各分野のプロが教えてくれたハイコスパのアイテムや、さまざまな製品をテストし続けてきた編集部員が「ベストバイじゃないけどオススメしたい」という製品に加えて、新たに比較検証で見つけたお手頃製品を紹介します。
まずは、ファイナンシャルプランナーによる最新iPhoneを5万円で使うワザです。10万円を超えるiPhoneをお得に使うためのテクニックをファイナンシャルプランナーの風呂内亜矢さんが伝授！ 今回取り上げるiPhoneはこちらです。
Apple「iPhone13 Pro」
Apple
iPhone 13 Pro(512GB)
ディスプレイ：6.1インチ ProMotion搭載 Super Retina XDRディスプレイ
チップ：Bionicチップ
型落ちになっても買取価格は高額な、Apple「iPhone 13 Pro(512GB)」です。
「私はiPhoneの最新モデルをすぐに購入し、次モデルが登場するとすぐ売却しています。iPhoneは型落ち価格の下落幅が小さく、購入時と売却時の差額は「13Pro」で5万円弱でした。これを1年間の利用料と考えるなら、十分に許容できると思います」（風呂内さん）
最新iPhoneを一年間安く使った一部始終
▼iPhone 13 Pro購入
- 購入額（2021.9.24）：15万8800円（税込）
▼iPhone 13 Pro売却
- 売却額（2022.9.27）：11万0730円（税込）
1年間、最新モデルを4万8070円で使えました。
このワザを使うときの注意点
このワザを利用するときに注意すべきことがあります。
「まず、買い取り先はAppleのTrade Inか、一般業者の2種類あり、製品の状態で買取額が異なります。また、製品はキレイに使うことを心がけること。破損したときを考えて『Apple Care』を契約すると安心。途中解約は返金の有無に注意してください」（風呂内さん）
iPhoneの最新モデルが気になる人は、ぜひお試しください！
さらにお得にする方法
1：商品の状態によって売却先を買えるとさらにお得に
一般買取は端末の状態によって、買取額が大幅に下がってしまいます。そのため状態が良い時は一般買取、状態が悪い時はTrade Inが吉です。
2：使われなかったAppleCare+は返金が受けられる
Apple公式の保証サービス「AppleCare+」は一括契約時、途中で機種変更すると一部返金が受けられる場合があります。
3：Macや旧モデルでもある程度応用可能！
iPhone と同じく、MacBookやiPadなどのApple製品全般についてリセール価格は高めなので、ここで紹介した買い替えのワザを転用できます。
Apple
iPad Pro 11インチ 第4世代
Wi-Fiモデル 128GB
実勢価格：12万4800円
下取り価格：9万5000円
※下取り価格は某一般買取業者の価格を参考。時期や状態などで変動します。
Apple
MacBook Air(M1)
実勢価格：13万4800円
下取り価格：7万2000円
※下取り価格は某一般買取業者の価格を参考。時期や状態などで変動します。
次は、動画や漫画を見るだけならこれで十分な低価格のおすすめタブレットを紹介します。
Amazon「Fire HD 10 Plus(32GB)」
Amazon
Fire HD 10 Plus(32GB)
実勢価格：2万2980円
サイズ・重量：247×166×9.2mm・468g
CPU・RAM：2.0GHz オクタコアプロセッサ・4GB RAM
動画視聴や電子書籍を楽しみたい人は、Amazon「Fire HD 10 Plus(32GB)」を選ぶのが正解。画質や音質が高性能というわけではないものの、2万円以下でエンタメ利用に限るなら十分なクオリティです。姉妹誌の『家電批評』2022年10月号にも掲載されました。
エンタメ好きにオススメ。スペックと価格のバランス
※検証時の価格となります。
動画やマンガなどのエンタメ系メインで使うなら、Galaxy Tab S8+はオーバースペックという見方も。一方、2万円以下のFire HD 10 Plusでも十分な機能で、S8+より約10万円安いのはかなり魅力的です。
以上、最新iPhoneを5万円で使うワザと動画や漫画メインで使いたい人におすすめタブレットの紹介でした。
コストパフォーマンスが高くガジェットを使いたい人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
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多くのApple製品はリセールが高額なので、購入時と売却時の差額が少ないです。