ガマンしないでラクに出費を削れる方法って?
円安、原材料価格の上昇など、先行き不透明な世の中。将来の家計への漠然とした不安も考えてしまいますよね。しかし「節約」といっても、ガマンしながら切り詰める生活はなかなか厳しいもの。
そこでテストする女性誌『LDK』が、ムリすることなく「ラクして削れる」アイディアを、お金のプロと一緒に探しました。
暮らしに必要な食費や日用品費などの変動費に加え、意外とかかるサブスクや光熱費などの固定費のムダを見つけて、実際に削ってみましょう。
▼前編はこちら
3つのポイントでサブスクを削る
ここ数年で色々なサブスクに加入したけど、全部は使いこなせていないのが現実のはず。思い切った解約が、一番お得です。迷うときは次の3タイプ別の見極めポイントで判断しましょう。
1. コンテンツ
▼1ジャンル1つに絞る
配信コンテンツが各サービスで重複していることも多いので、映画はコレ、音楽ならコレと決めましょう。
▼オリジナル作品で選ぶ
特に観たいオリジナル作品数が一番多いもので見極めて! どうしてもの場合はひと月のみの契約もあります。
▼Netflix
『ストレンジャー・シングス』など豊富なドラマ&映画が特長
▼Amazon Prime Video
『ドキュメンタル』などバラエティ作品が豊富な印象
▼Disney +
スターウォーズのオリジナルドラマなどが配信されている
2. 定期配送
▼消費に追われないか
届くペースに食べるのが追いつかないなど、自分のペースで使えなくなっている場合は問題ありです。
▼定期配送の必要があるか
外出自粛中に契約したけれど、今は普通に外で買える機会が増えて、定期配送の必要がないこともあります。
3. レンタル
▼払い続ける価値はあるか
購入した場合との金額差を確認。払い続けることを考えると、実は買った方が安くなる場合もあります。
▼付加価値はあるか
貸す以外のサービス(例えばコーディネートなど)があるか、それに魅力を感じるかもポイントです。
あてはまらない「ムダなサブスク」は解約してよし
次に紹介する3シーンにあてはまらないムダなサブスクは解約しましょう。
1. ヘビーユースな場合
例えば「コーヒー好きで頻度を気にせず毎日飲みたい」「毎日1作品は映画を観る」など、日常的にサービスを消費や利用しているという場合は、サブスクを続けていた方がコスパがいいです。
2. バリエーションを要する場合
「仕事の都合で毎日違った服が必要」など、服やバッグなど流行りのものを、シーズンごとに色々使いたいといった場合は、その都度買うよりもサブスクを利用したほうがお得な場合もあります!
3. 期間限定で必要な場合
結婚式への出席が集中し衣装が必要な場合や、短期の転勤で家具が必要な場合などは、短期間で借りられるサブスクが安くておすすめです。
以上、サブスクの削り方について紹介しました。3タイプ別の見極めポイントで化石サブスクを削りましょう!
今の生活をムリして切り詰めなくても節約できる方法は色々あるんです。家計に影響大の値上げラッシュの波がきていますが、今回の記事をぜひ参考にしてラクに出費を削っていきましょう。
生活パターンが変わるのに合わせて見直しましょう。