ガマンしないでラクに出費を削れる方法って?
円安、原材料価格の上昇など、先行き不透明な世の中。将来の家計への漠然とした不安も考えてしまいますよね。しかし「節約」といっても、ガマンしながら切り詰める生活はなかなか厳しいもの。
そこでテストする女性誌『LDK』が、ムリすることなく「ラクして削れる」アイディアを、お金のプロと一緒に探しました。
暮らしに必要な食費や日用品費などの変動費に加え、意外とかかるサブスクや光熱費などの固定費のムダを見つけて、実際に削ってみましょう。
頻度と目的でサブスク浪費を減らそう
長かったおうち時間に始めまくったサブスク。たま~に使うと思って全部入りっぱなし……という人もいるのでは?
ただ、使いこなせていないムダなサブスクは、頻度が減っても使いたいならプランダウン、年払い&シェアを検討するのもアリです。
プロが勧める簡単2ステップで自分が加入しているムダサブスクが見えてきます!
STEP1:サブスクの加入状況は3種の明細をチェックして
まずは、自分が加入しているサブスクの把握から。普段使っていない口座やカードも「ひょっとして」があるので、要チェックです。
チェック1→アプリストア経由支払い
App Storeなどにカード情報を登録し支払い。スマホの設定画面からストアの設定を開くと支払い状況を確認できます。
チェック2→キャリア決済
携帯電話料金と合わせて請求されるパターン。WEB明細で細かい内訳を見られますが、見落としやすいので注意です!
チェック3→クレカ払い&口座引き落とし
ストアなどを経由せずカードや口座から直接引き落とされるので、支払日後にWEBのマイページなどで確認しましょう。
STEP2:使用頻度や使用目的を振り返る
おうち時間が増えたから流行に乗って色々入り使ってたけど……
今や週1回も使わない、という状況に。だったら解約したほうがお得です! 「推しが観たい!」など、目的や熱量があり、このサブスクじゃないとダメと思うものだけ残すようにするのがポイントです。
ここは注意:自動更新は無自覚浪費の入り口......!
1. 年会費の落とし穴
年会費制度は支払いを明細から見落とすことが多く、解約も更新月のみで、抜け出しづらくダラダラと続けてしまうことになります。
2. 値上げを見落とす
利用開始時から値上げされていたのに、メールなどの通知を見逃し、当初の想定より多く支払っていた、ということもあります。
以上、サブスクの見直しについて紹介しました。ぜひ隠れたサブスク浪費をチェックしてみてくださいね。
今の生活をムリして切り詰めなくても節約できる方法は色々あるんです。家計に影響大の値上げラッシュの波がきていますが、今回の記事をぜひ参考にしてラクに出費を削っていきましょう。
使っていないサブスクを改めて把握して整理するのが大事です。