インナーマスクを使うメリットは？
マスクを付けていると、マスク跡が肌にくっきり付いてしまったり、摩擦でファンデがよれてメイクが崩れたり……。汗をかきやすい季節は、蒸れも加わって肌荒れや毛穴が悪化することもあって、悩ましいですよね。
そんなときに便利なのが、不織布マスクの中に入れて使う「インナーマスク」なんです。
インナーマスクとは、いつも使っているマスクに重ねて使うコンパクトなマスクのこと。天然素材のものやシルクを使ったものが多く、感染対策をしつつ肌荒れを防いだり息苦しさを軽減してくれます。
マスクによる肌荒れ防止になる
マスク生活が続くと、摩擦から肌を守るため厚くなった皮膚のせいで皮脂がスムーズに排出されず、角栓ができやすくなることがあります。
また、高温多湿で皮脂が過剰に分泌され、毛穴が広がりがち。毛穴が悪化する要因にもなります。
マスクこすれとジメジメが毛穴を目立たせてしまうことも......。
インナーマスクを使うことで、マスクによる蒸れや肌の乾燥、こすれを防ぐことができ、肌荒れ防止や毛穴悪化防止につながります。
化粧品付着の防止&マスク跡を防ぐ
インナーマスクをマスクの内側に入れると、マスクに化粧品汚れの付着が少なくなり、お気に入りのマスクを長く使うこともできます。
擦れやすい部分だけカバーできる作りになっているものなら、マスク跡も付きにくくなります。
インナーマスクの選び方は？
インナーマスクは素材や機能、サイズなどいろいろな種類のものがあります。ポイントを押さえて、自分にぴったりのものを選ぶようにしましょう。
素材で選ぶ
インナーマスクはシルクやコットン、機能素材を使ったものがあります。
シルクや綿の天然素材
天然素材のインナーマスクは、肌触りのよさが特徴で、シルクはなめらかで軽い肌触り、コットンはふんわり柔らかな肌触りです。不織布マスクのゴワつきが気になる方におすすめです。
シルクは保湿性に優れているため、肌の乾燥を防いでうるおいをキープしたり、ノドを守ってくれます。摩擦による静電気も発生しにくく、肌荒れを軽減できるメリットがあります。
マスク内の蒸れが不快な場合は、吸湿性のよいコットン素材を選ぶとよいでしょう。
シルクとコットンとの両面仕様のものもあります。シルクで保湿しながらコットンが余分な湿気を吸い取るため、ジメジメとした暑さの夏も、乾燥しやすい冬もオールシーズン快適に使用できます。
機能素材
機能素材には、防臭・防汚加工が施されていたり、冷感機能が付いているものなど特殊な加工がされているものがあります。
マスクを長時間しているとニオイや皮脂やメイク汚れが気になりますが、防臭・防汚加工のものなら快適に使用できます。また冷感機能があるタイプは、マスク内を涼しく感じさせてくれるため、夏や湿気の多い季節におすすめです。
機能性で選ぶ
インナーマスクを選ぶ際は、使い心地を左右する機能性もチェックしましょう。「貼るタイプ」や「立体タイプ」、「ワイヤー入り」といった工夫がされているものであれば、より快適に使用できます。
「貼るタイプ」はマジックテープなどで固定することができるので、会話をしているときもずれにくいのが魅力です。また、食事のときなどに外側のマスクとインナーマスクを別々に外す手間がなく、耳にかかる負担もありません。
その他、穴付きでマスクのゴムひもを通すことで固定するタイプのものもあります。
「立体タイプ」や「ワイヤー入り」は、鼻や口元の空間を確保して呼吸をしてもマスクが肌に貼り付かないので、軽いスポーツ時も快適。メイク崩れ防止にも役立ちます。
サイズで選ぶ
インナーマスクはマスクの内側に重ねるものなので、マスクよりも小さめのものを選ぶと、目立ちません。とはいえ小さすぎると、十分な範囲をカバーできないので注意が必要です。
最近はカラーバリエーションが豊富になっているので、あえて大きめを選んでレイヤードを楽しんでもいいですね。
肌荒れを防ぐインナーマスク5製品を比較
今回は、保湿性のあるシルク素材のものを含め、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどネット通販で人気の肌荒れを防ぐ女性向けインナーマスク5製品をピックアップ。
「つけ心地」「蒸れにくさ」で比較し、もっともおすすめのインナーマスクはどれか決定しました。
それでは、ベストバイに選ばれたインナーマスクから紹介します。
インナーマスクのおすすめは？
粧美堂「もちふわ マスク用インナー」
粧美堂
もちふわ
マスク用インナー
実勢価格：550円／2枚
素材：ポリウレタン
▼評価
- 付け心地 ：◎
- 蒸れにくさ：◎＋
粧美堂「もちふわ マスク用インナー」は、呼吸のしやすさを確保しつつ、マスク跡を防いでくれます。快適さと肌へのやさしさを両立しているインナーマスクでベストバイに選ばれました。
真ん中が空洞になっているからずっとつけてても苦しくない！
マスクがくい込みやすい部分はカバーしつつ、鼻と口の部分は空洞になっていて快適です。
こちらは他製品。分厚い素材ですぐに息苦しくなる上、唇に製品が当たって話しにくいです。紐を通せないので、マスクを外すたびにズレてストレスも感じます。
コジット「シルクインナー マスクパッド」
コジット
シルクインナー
マスクパッド
実勢価格：968円／1枚
素材：シルク
▼評価
- 付け心地 ：◎
- 蒸れにくさ：◎＋
コジット「シルクインナー マスクパッド」も口元が空洞で蒸れにくく、夏の屋外でも快適に過ごせます。シルク素材で肌にやさしいのも魅力でA＋評価になりました。
ノーブル「肌をいたわるマスク インナーシート」
ノーブル
肌をいたわるマスク
インナーシート
実勢価格：1078円／30枚
素材：ポリオレフィン
▼評価
- つけ心地 ：△
- 蒸れにくさ：◎＋
ノーブル「肌をいたわるマスク インナーシート」は、素材にポリオレフィンが使われており、蒸れにくさは高評価でした。抗菌・防臭加工も施されています。ただつけ心地は△で、汗をかかないときなら使いやすいでしょう。
横正機業場「絽紗 スマートシルク インナーマスク」
横正機業場
絽紗 スマートシルク
インナーマスク
実勢価格：1430円／1枚
素材：シルク
▼評価
- つけ心地 ：△
- 蒸れにくさ：◎
横正機業場「絽紗 スマートシルク インナーマスク」は、ツルツルした薄いシルク素材でつくられており、蒸れにくさは高評価でした。ですが、つけ心地で評価を下げB評価に。
アルファックス「潤いシルクの抗菌インナーマスク」
アルファックス
潤いシルクの
抗菌インナーマスク
実勢価格：880円／1枚
素材：シルク
▼評価
- つけ心地 ：×
- 蒸れにくさ：◎＋
アルファックス「潤いシルクの抗菌インナーマスク」は、シルク100％で蒸れにくさは高評価。ただ一方でズレやすいつくりで、つけ心地が×でC評価という結果になりました。
まとめ
いかがでしたか？ 肌にやさしいインナーマスクを使えば、気になるマスク跡や摩擦による肌荒れ、メイク崩れもガードしてくれます。
中でも、粧美堂「もちふわ マスク用インナー」は、メイクが付きにくく、ずっと付けていても苦しくないのが高評価でした！
粧美堂「もちふわ マスク用インナー」
粧美堂
もちふわ
マスク用インナー
実勢価格：550円／2枚
素材：ポリウレタン
自分に合ったインナーマスクで、感染対策もしっかりしつつマスク荒れを予防してくださいね。
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