2022年上半期のヒット商品は本当にいいモノ?
はやくも半分が過ぎた2022年ですが、数々のヒット商品が登場しました。ヒットに結びついたと思われるのが、コロナ禍による生活スタイルの変化です。
例えば、癒しアイテムや家事を楽にする掃除道具のほか、テレワークのお供に便利な「ながら聴き」ができるイヤホンが売れたり、ノンアルや微アルなど「控えめ」なお酒が人気になったり。でも、そんなヒット商品って、本当にいいものなのでしょうか。
そこで、テストするモノ批評誌『MONOQLO』8月号では、アメリカで大ブームとなって日本でも注目のお酒、ハードセルツァー13製品をプロと飲み比べました。今回はその結果、ベストバイになったおすすめの2製品を紹介します。
ハードセルツァーとは?
ハードセルツァーとは、アメリカで大ブームを巻き起こして来日した、低カロリー・低糖質のお酒。全体的にあっさりとした味わいで、12オンス(355ml)で平均100kcalと低カロリーです。
チューハイとハードセルツァーの比較
ハードセルツァーは、「ハード=お酒」「セルツァー=炭酸水」の意味。低カロリー、低糖質が特徴で、健康志向の強い人からも注目されている飲み物です。チューハイに比べると、アルコール度数も控えめな傾向にあります。
アメリカで大ブームを起こしている「ハードセルツァー」は、2019年の蒸留酒類の販売数でウォッカを超えたといいます。日本ではまだまだ知名度が低いものの、国内の大手お酒メーカーが続々と参戦し始めたことから、注目度の高さがうかがえます。
『MONOQLO』2022年8月号では、そんなハードセルツァーのおいしさを調べるために、有名な銘柄を中心に13製品をお酒のプロと飲み比べました。今回はその結果、ベストバイに輝いた2製品をご紹介します。
Boston Beer Company 「トゥルーリー・ワイルドベリー」
Boston Beer Company
トゥルーリー・ワイルドベリー
実勢価格:398円
内容量:355ml
アルコール度数:5.0%
▼総合評価
- 絶対買い
甘いお酒が好きならこちらがおすすめ。全米のハードセルツァー売り上げNo.1を誇る「トゥルーリー」の「ワイルドベリー」は、フタを開けた瞬間から、あたり一帯にワイルドベリーの香りが広がります。味気のない製品もある中、ほどよい甘さで満足感が得られます。
すっきりとした甘さながら味わい深く、さすが全米No.1。また飲みたいと思える1本でした。
しっかり甘めなのに低カロリー・低糖質
炭水化物2g、糖質1g以外は塩分がほんのり入っているだけで、脂質もグルテンも0g。糖質や塩分の1日の摂取量を計算している人にもオススメです。
果実感も味わえる
果汁は入っていないものの、すっきりとした甘さがあります。アルコール感も強くないので、お酒が苦手という人も飲みやすいです。
アンハイザー・ブッシュ・インベブ「 ニュートラ ライム」
アンハイザー・ブッシュ・インベブ
ニュートラ ライム
実勢価格:207円
内容量:355ml
アルコール度数:5.0%
※Amazon・楽天は24本の商品ページです。
▼総合評価
- 絶対買い
すっきりしたお酒が好みなら、こちらがおすすめ。アンハイザー・ブッシュ・インベブ「ニュートラ ライム」は、フレーバー付きの炭酸水に似た淡麗辛口のハードセルツァー。バドワイザーやコロナビールを販売するメーカーの新ラインナップです。
甘さはほとんどなく、ほのかなライムの香りが飲みごたえを感じさせます。アルコール5%ですが、お酒感は弱く爽やか。キリッとした辛さがお酒好きにも響き、プロたちも絶賛していました。
生粋のお酒好きな方にもオススメしたいカテゴリーです。
氷を入れて飲んでもおいしい
他製品は氷を入れるとかなり薄く感じるものもありますが、キリッとした味わいの「ニュートラ ライム」は氷をたっぷり入れて飲んでもおいしさは変わりません。
食中酒にもぴったり
強い甘さがないので、どんな食事にも合うお酒です。食事中、水やお茶ではなくお酒を飲みたいというときにうってつけ!
以上、2022年上半期に話題になったハードセルツァーのおすすめ2選でした。
テストした13製品はいずれも全体的に薄味だったものの、どれもフルーツのいい香りがして、飲みたい欲をそそりました。低カロリー・低糖質で罪悪感なく飲めるので、晩酌のラインナップに加えてみてはいかがでしょうか。
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